東名高速追突事故をアンガーマネジメント的に考えてみた | づかちょのメンタルヘルスケアを考えてる日誌

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター 飯塚桂輔です。アンガーマネジメントをはじめ、人生を楽しく張り切って過ごしていくためのメンタルヘルスケアをさまざまな角度からお勧めしていきます!

どうも

社団法人日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントファシリテーター
づかちょ(飯塚桂輔)です。


今日は10月10日に報じられた
東名高速追突事故をアンガーマネジメント的に考えてみた
ことを綴ります。

この事故はまずパーキングエリアで被害者が容疑者に駐車方法について注意したことから始まりました。
注意されたことに怒った容疑者はこのあと車で被害者の車を追いかけて追い越し、進路を妨害したのち胸ぐら掴むなどの暴行をはたらいた直後に大型トラックが追突した。という、いたたまれないものでした。

ここで、被害者と容疑者は一体どんな感情を抱いていたのか? 少し考えてみました。

被害者はパーキングエリアで容疑者に
どんな気持ちでどんな言葉でどんな言い方でどんな内容を注意したのか?
言ったあと、容疑者の様子は納得した様子だった? それとも腑に落ちなかった?
知人の話では「ケンカ口調で注意する人ではなかった」ということでした。

容疑者は
被害者に注意された直後どんな気持ちだったか?
反射の怒りだったのか? 
後からこみ上げてくる思い出し怒りだったのか?
他に何か悩みやイライラすることがあったのか?

その結果推測ではありますが、今回事故を起こした容疑者の怒りの感情に対する価値観と扱い方にに驚きと戦慄を覚えました。

容疑者にとって怒りの感情に任せて行動することや怒りを用いたコミュケーションで相手をコントロールすることは「習慣」になっていて、それが「当たり前」だという価値観だったかもしれません。
理由としては、容疑者は進路妨害して追突事故を誘発したことから、この大事故が起こる行為を自暴自棄ではなく強大な怒りをモチベーションにして確実に被害者に怒りをぶつけていくために行っていたのではないか? と推測しました。

なぜ、容疑者はこのような価値観を持っていたのでしょうか?
その背景には、怒りが発生したときに落ち着く為の改善方法がわからなかった。怒りの感情の対処方法を教えてくれるひとがいなかった。周りも容疑者と同じ価値観だった。かもしれません。

このような怒りの感情が引き起こした事件や事故を考察すると、つくづく他人事ではないと思います。

加害者にも被害者にもならないために怒りを客観視することは感情のコントロールの役に立ちます。

怒りをコントロールして
人生主体的に楽しくしていきませんか?

づかちょでした!