トマトソースにしてはやるじゃないか・・・ | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【史上最強の弟子ケンイチ】 新たなる敵!辻新之助 3着

(ひょっとしてコイツ・・・お人よしか?お人よしなのか?!)


「相談?金の女の事以外ならなんでも聞いてやるぜ!」
「じゃ、いいです・・・」


「アナタって人は、アナタって人はっ!!

日本一素晴らしい中国人だ!我が家の家宝にさせていただきます!」


「ハイ、お前の子供は預かったヨ」
「ですから、アパチャイさん、何度も言うようにその電話の応対は間違ってます!」


「決まってんじゃん!男の価値は束ねてる人間の数で決まる!」


「自由とは他人を介さぬ全ての中にある。
つまり、あなた達不良が好き勝手やって他人に迷惑をかけている以上、

それは自由じゃない、横暴だ!」



・・・ここには、蛍がいない。蛍がいなかったら意味がない!

【少年陰陽師】鏡の檻をつき破れ 2着



『時乃ちゃんが笑ってくれる、千尋ちゃんが助けてくれる』

【くじびきアンバランス】ゆめをかなえてみよう。9点 3着

「頑張れば何とかなると思ってたけど、でもそれは誰かを巻き添えにしちゃいけないんだ」
「そうじゃない。それは悪いことじゃないと思う」


「私の未来予知もいよいよ神の領域ね」


最終回です。

くじ引きで生徒会長を決める、というムチャクチャさ以上に、ムチャクチャな学園世界を作りつつ、

それを実に当たり前のように前提にしてストーリーを進めるんですが、

見てる方が意外にもそれについていけるあたり、製作側の誘導が手馴れているなぁと感じました。

正直、宇宙人あたりの奇想天外は余計な気もしましたが(笑)

ただ、上手く構成した分、皮肉にも世界観やキャラの爆発力もマイルドになってしまったかも。

結局、なんとなく凄い学校の何となく凄いキャラ達の学園物語で終わってしまった気がします。

千尋と律子のダンスシーンや最終回のやりとりもそれ自体はいいシーンなんですが、

中途半端に世界観に埋もれてしまったのが残念。

見終わって、「面白かった」と思う反面、思い返せるシーンがあまりなかったという最初の実感が、

結局のところ私にとってのこの作品の感想なのかも知れません。

【最終評価:C+】