【それゆけ!徹之進】てつのしん 犬魔法をうけつぐ 2着
「あ・・・、『無理』と言いつつもやってしまいおる・・・」
「フ・・・そんなの決まっておる。モテたいからじゃよ!」
「うわぁ、なんだそのバケモノは?!」
「何って、クリスマスの主役『残酷ロース』よ」
「サンタクロースだ!お前、そんな事も知らないのか!」
【ふしぎ星のふたご姫GYU!】ハッピークリスマス☆ビビンとなかよし計画 2着
「大丈夫でぶもよ。努力すればいつかは上手に作れるようになるでぶも」
「なによ、その哀れむような目つきは!」
「みんなに鼻メガネをかけさせるなんて、ロマンチックなクリスマスが台無しだわ!」
「質素・・・良いかも知れぬ」
瑞穂くんが心配で来てみたんですけど、ラストダンスも当分終わりそうにないですね
【乙女はお姉さまに恋してる】ラストダンスは永遠に 2着
「それによく考えてみれば、私はめでたく学園を卒業する前に
はかなくも人生を卒業してしまったわけでして、
そういう意味ではまだまだ在校生である私はパーティー参加資格ありありなのですよ!」
「実は最近いろいろあって、一つ重大なことに気付いちゃったんだ。
アンタと私は多分似てるんだ。つまり、似すぎて正反対なんだ、私達は
あんたは何でもかんでも敵にしようとして、私は何でもかんでも味方にしようとする。
共通してるのはどっちもおそろしく意地っ張りで素直じゃない。
・・・こと、好きな人に対してはね」
最終回です。
男子が女装して女子高に入るという設定自体は今さらなシチュエーションなんですが、
最後まで男というギミックを前には出さない中性的なシナリオ運びがちょっと新鮮でした。
結局、瑞穂自身は全く恋愛感情とか性欲とかには無縁なまま「お姉さま」として終わってましたし。
そういう意味では主人公が男性であるという設定自体が主人公的には関係なかったかも知れません。
ただ、今回のヒロイン役とも言える厳島貴子の心理描写をクローズアップするには効果覿面でした。
最初は、誰がメインなのか掴みづらいキャラ構成でしたが、貴子が出てから雰囲気は一変、
彼女を常に中心に置いたストーリー展開は見ていてすっきりしていたと思います。
まあ、個々のエピソード自体は、この手の作品としてキャラをある程度は満遍なく活躍させる意味で
平凡化してしまったのは仕方ないでしょう。
ギャルゲーものとしては結構頑張った作品だと思います。
【最終評価:C+】