まさか、今度は嬢ちゃんに憑依したのか?! | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【ゴーストハント】サイレント・クリスマス#1 4着



勝手にそっとすんなよ。そういうのがイラつくんだよ・・・

【RED GARDEN】彼の思惑 3着

「二つの条件を満たしてる。本で読んだの。優しい目をしていて、妹のいる人に危ない人はいないって。
 ・・・これってこじつけかも」



「銃は好きじゃないし、持ち慣れないものは持たない主義だ。
ただ、この引き金を引いた事を忘れたりしませんよ。これはお返しします」

【The Black Lagoon 2nd】The Gunslingers 1着

「な・る・ほ・ど?成程、成程、確かに。この状況下で姫君を正常な世界へと帰還させる唯一の方法だ。
 フフーン?悪党だな、ロック。正しい判断だ。いい悪党になるぞ、お前は」


「クソッ、信じられねー!ハイスクールの女学生にまで拉致られやがった!」


「バラライカのそんな言葉が何の約束になると?
 全ての約束を反故にし、裏切り、信義に唾を吐いたあの狂犬を誰に信用しろと仰るのですか?」


「・・・遅い、遅かったぜ。私らの行き着く果てなんて、泥の棺桶だけだってのによ。
 お前、『生きよう』としたな」
「しくじった・・・」


「君のいびつさは、『こうあれば』と願う自分の嘘で自分を騙しきれないほど頭が良すぎたことだ」


「苦労をおかけいたしました。これにて一切の騒動落着を」
「あいつを見るなロック、傷になる!」


最終回です。

後半は、丸々日本のヤクザとのやりあいでしたが、

「仁義なき争い」と「極道の妻たち」と「セーラ服と機関銃」の美味しいところをブレンドして、

それにロアナプラをぶっこんだ塩コーヒーのような凄まじい内容でした。

そして、今回がその結末ですが、見終わっても雪緒の最期のシーンが目に焼きついて離れません。

何よりロックの「夕闇に立って見届ける」という考えが壮絶すぎます。

そこには日常が生み出す小さな幸せも、棺桶に足を入れた者が手にする刹那的快楽も存在しません。

そんな沈うつな空気を吹き飛ばしたラストのエダにはちょっと救われました(笑)

作品全体に関してはもはや書き足すことはないでしょう。

独特の世界観、その世界を生かすキャラ、迫力があり安心して聞ける声優陣、インパクトのある台詞、

どれをとっても、ここ数年の中でも個人的にはベストアニメの一つだと思います。

強いて難をあげれば、こういう血なまぐさい内容でないと心揺さぶられにくい傾向が強いのが悲しいですが(哀)

【最終評価:S】