ババ抜きに「おしい」はないだろ | 期間限定?「あにぐだ」

期間限定?「あにぐだ」

ここ数年、とんとアニメに縁のなかった私さくろんが最近になって何故かアニメを見まくっているので、せっかくだから感想をぐだぐだと書こう、だもんで「あにぐだ」です。さていつまで続くやら(おい)

【涼宮ハルヒの憂鬱】孤島症候群(前編) 2着

※台詞:フェリー内でのババ抜きをするハルヒが目的のカードを引けずに一言「おしいっ!」。キョンの的確な突っ込みに爆笑です(笑)

☆今回の話は唐突に小泉の知り合いの富豪が無人島に立てた別荘に遊びに行く話です。この辺の唐突なストーリー展開は、そろそろ慣れてきました(笑)そして、今回もありましたが話のシャッフルも~最終的な狙いがどこにあるかはともかく~驚かなくなりました。結局、作品全体のバランスを計算すれば飛ばしたエピソードもどこかで戻ってこないと成立しないでしょうから、「それはそれ」で保留する心のゆとりさえ出来てしまえば、普通に見れます。

 それでも、この作品はやっぱり他のアニメと何かが決定的に違う訳で、それを考えながら毎回見ていたんですが、最初は「キョンの一人口調が特殊だから」と思ったんですが、それはカモフラージュのような気がしてきました。変わっているのは、むしろ主人公であるハルヒの一人称による心理描写が全くないことかも知れません。確信的にハルヒの考えてる事を彼女自身に語らせないことで「なにが起こるかわからない」という世界観を作り出している部分が非常に特徴的なんでしょう。

 そういう意味では、極論するとハルヒは一つのアイテム的な存在なのかも知れません。・・・なんて言ったらハルヒファンに怒られそうです(笑)

 それにしても、「王様ゲーム」でハルヒほど王様引いても意味ないキャラも珍しいです(爆)


人間と植物の意思疎通は不可能だからこそ、人間は植物によって生きてきた

【吉永さん家のガーゴイル】もう君の歌は聞こえない 2着

※台詞:花子と会うことを止めるガーゴイル。その客観的な発言の裏に二葉を気遣い心が確かにこもっていることに温かさを感じます

☆人間と植物との意思疎通の話ですが、「RAY」と違い、こちらは心がある故の苦しさをテーマにしています。人は植物をいつくしむ心を持つと同時に、食料として摂取し、道具として利用し、そして不要な場所では障害物として排除します。それは、ガーゴイルがいうように人間と植物が直接の意思疎通を不可能にしているおかげです。

 ただ、その客観的な事実を理解したうえで、それでも二葉と花子、そして和巳たちがヘルメットを通じてやりとりをする言葉についつい目頭が熱くなってしまいます。

 というか、今回の場合はタイトルが出た時点で、涙腺緩みますが(笑)


何か違うんです。どこが違うのか上手く言えないんですけど、昔に戻ったみたいでとても楽しそうで・・・

【ストロベリー・パニック】温室 5着

※台詞:静馬の表情の変化を生徒会長に告げる静馬の幼馴染。果たして、過去の彼女に何があったのでしょうか?

☆再び、渚砂と静馬のラブラブストーリーに戻ってしまいました(笑)

 まあ、おそらくはここがストーリーのメインでしょうからそれはいいんですが、二人の心理的な進展がなかなかないのでストレスがたまります(汗)

 そして、このまま終わってしまうのかと思った最後の最後で、またまた意味深な伏線。

 うーん、この「話の最後に唐突に伏線はり」はすっかりお家芸になってます。

 とりあえず、静馬がどうして人知れず憂い顔を見せるのか、あるいは渚砂がみんなに何故か好かれている理由はどこにあるのか(おい)、どちらかでも教えて欲しいものです