【涼風】蛍袋 2着
新幹線に乗り遅れた大和と涼風の二人。しかもお金もほとんどない。
結局、大和が親に電話をして迎えに来てもらい、涼風にはホテル代を渡すという行動に出るが、大和の父は迎えに来ると涼風まで強引に家へと連れて帰るのだった。
思いもかけず大和の実家へ来る事になった涼風。いろいろと気をつかって「もう一拍して蛍を見よう」など涼風に声をかける大和だったが、涼風の返事は全てそっけない。最初、ムッと来た大和だったが、後でそれがほのかに対して気をつかっているのだと知り何も言えなくなってしまう。だが、何の心境の変化か夕方になった涼風はもう一拍するから蛍が見たい、と言い出してきた。真意を掴みかねながらも案内する大和。だが、肝心の蛍は一匹もいない。中学の告白の時と同じだと落ち込む大和にその時の再現を要求する涼風。大和はようやく一匹だけ見つけた蛍を蛍袋に入れ、あの時しようと思った告白を涼風にする。
その言葉に「いいよ」と答える涼風。
直後に冗談だと笑った涼風だったが・・・。
後半は、ドキっとするシーンが続きましたよね(笑)
まあ、ほのかと付き合ってる手前、ストレートで行くわけがないと思いましたが、「いいよ」のセリフ、そしていっせいに飛び交う蛍、なかなか言わない「冗談に決まってるじゃない」の一言、になかなか引っ張られてしまいました(笑)やっぱり思わず言ってしまった、という見方でいいんでしょうかねぇ?
でも、何が一番ドキッとしたかと言えば、「いいよ」と言った後の涼風の混じりけのない笑顔ですよね。
言ってすっきりとしたような笑顔を見て「冗談」といわれてもさすがに信じられないですから。
次回からの展開、ますます気になります。