【宮城】

宮城県白石市斎川上向山にある

 田村神社

 

 松尾芭蕉「奥の細道」の
    名所の一つで
 
 坂上田村麻呂をお祀りする
  田村神社境内に
 
  御影堂とも呼ばれる

芭蕉の紀行文にも紹介されている
 甲冑堂
    がありますラブラブ
 
【甲冑堂】
【御祭神】
佐藤繼信・忠信兄弟の妻
  楓・初音
(楠の木造2体)
 
  今回は 
突然の訪問にも関わらず
 
 宮司様の奥様が
  わざわざ
  甲冑堂を開けて
 
一時間ぐらいかけて
 説明してくださり
 
 写真撮影の許可まで
 いただきましたハート
 
    貸切状態で
 間近でゆっくり拝観

誠にありがたい事でした好
 
【田村神社・甲冑堂 御朱印】
 
 
【甲冑堂】
  かつて同敷地に
別当寺 真言宗 高福寺
   が建てられ

   芭蕉と曽良が
1689年に拝観した甲冑堂は
 
 明治8年(1875年)

   放火により

 神社と共に焼失。

 
  現在の甲冑堂は
昭和14年に再建されたもの。
 
 継信・忠信の妻の話が
   国定教科書
 高等小学校読本で

取り上げられたのが
  きっかけで
 
再建されたそうです。

 

 
  法隆寺夢殿によく似た
    六角堂音譜
 

 

伊達政宗公騎馬像を制作した
  宮城県出身の彫刻家
   小室達氏 作
 
 この像は兄弟の父
 元治が臨終の間際、
 
戦死した息子への追憶で
 心を痛めている時
 
   その妻が
 凛々しい甲冑姿で

 兄弟の凱旋を装って現れ
 
 老父の心をいやした
 
 といわれる故事により
  制作されたもの。
 

 

 コチラの2体の像は

 
  1本の楠から
彫られているそうです。



  そしてちょっと

台座に注目してみて下さいニコニコ


 
座っている右側の楓の像は
 
 楠の木の下部を使い
 彫られたので四角く
 
 左側の初音の像は

 楠の上の部分で
彫られているので
 
幹が細くなるので
 
 四角くならず
 
台座が少し丸みを
帯びているそうです。
 
【田村神社 拝殿】
 坂上田村麻呂が東征の際
 
  この地で斎川沐浴し

  鈴鹿明神の力を借り
 
 村人を苦しめていた鬼を退治。
 
  その徳を慕った村人が
   建立したのが始まり
 
  と言われています。
 
 
【本殿】
 
 
【孫太郎虫資料館】

 斉川に住む桜戸という

父の仇を討とうとしていた

  美しい女房


その子供、孫太郎は


生来虚弱で疳が高く

 

 7歳の頃に

大病で重態になり


 母・桜戸が


 鎮守社である

田村神社に祈願すると

 

「斉川の小石の間の

 虫を食せしめよ」

 

 とのお告げがあり

 

 

 そのお告げ通り

その虫を食べさせると

 

 たちまち回復。

 

  その後

 

 健康に成人し

首尾よく仇討ちを遂げた

 

  という

伝説があります。

 

この虫を「孫太郎虫」

 と名付け

 

  民間薬として

全国で販売されるように

  なったそうです。

 

【桃隣 句碑】
昭和14年、再建を記念して建立。
 
 1696年に詠まれた句
 
「戦めく二人の嫁や
   花あやめ」
 
  が刻まれています。

 

 
【甲冑堂 唱歌】
 
【奥の細道より】
 芭蕉も二人の妻の
「孝心」に胸を打たれ
 
 奥の細道の一説に
  書かれています音譜
 
  見どころ満載の
 素晴らしい古社でした
 
 

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