できる人のスタミナ配分

いつも本当にありがとうございます。真理カウンセラー慈恩保です。

仕事上、色々な職種の方々とお話をしますが、中でも一流アスリートを育てている方の話などはとても参考になります。

スポーツはスポーツの特性上、自分の身体能力の限界を越えるような局面において、潜在能力が秀でた時、試合を大きく左右する傾向があるというのです。

なので、いつ何時、そうした局面が訪れても良いように、スタミナ配分に気を付けるよう選手たちにはアドバイスをするというのです。

なるほどと思いました。

たとえばボクシングであれば、できるだけ早く相手をノックアウトすることが理想ですが、その際であれ、１５ラウンド戦えるだけの余力は残しておくというわけです。

さて、その際も大事なのはスタミナなのですが、じゃあどうしたら個々の選手のスタミナを増やしていけるか。スタミナという能力を高めていけるか。

これは慣れだと私は思うのです。

何事も慣れ。そう、スポーツで言えば鍛錬です。積み重ねです。

赤ちゃんも、最初は転がるのが精一杯です。でも、一生懸命身体を動かし、やがてハイハイができるようになり、物につかまり立てるようになります。そしてやがて自ら歩き始めるのですが、その際も何度も何度も転んでは立ち、転んでは立ちを繰り返します。

すっかり上手に歩けるようになるには、それなりの特訓が必要なのです。

それは何事も同じです。

みんな最初は初心者です。

スポーツに限らず、仕事をする上でも、勉強する上でも、身体を動かす上でも、もうひと踏ん張りが欲しい時はあります。

その、もうひと踏ん張りがきくスタミナのつけ方、育て方は、やはり同じ事の繰り返しなのです。

あの人は才能があって羨ましい。

あの人は能力があって羨ましい。

あの人は天才だから羨ましい。

その人だって、努力を努力と思わないくらい、かげながら繰り返し同じことを続けているのかもしれません。

というわけで、できる人のスタミナ配分。

それは、やり切るまで余力を残しておくと。

そして、その余力にしろ、温存できるパワーというのは、日頃の積み重ねがあるからこそであると。

そういう話です。

誰だって積み重ねてきたものはあります。

その面において、その人はそれで一流です。

誰だって苦手なものはあります。

でもそれは、その面において、初心者というだけのこと。

人は誰でも最初は初心者です。

そんなわけで、できないなどと決め付けず、新しいことにチャレンジすることもまた、自分の可能性を広げる意味では大切です。

ちなみに私は子どもの頃から納豆があまり好きではなかったのですが、最近は毎日、昼食で、できるだけ納豆を食べるようチャレンジしてます。

意外とイケるモンですね。

昼食に納豆。この習慣を続けていれば、いずれ私の腸内も一流になりますかね。