【新番組】青山繁晴が答えて、答えて、答える![桜H22/4/2]
皆さん、こんにちは、青山繁晴です。
このたび日本文化チャンネル桜で、新しい番組を始めることになりました。
もうチャンネル桜から皆さんにお知らせあったと思うんですけれども、普通のテレビと違うところがいくつかあります。
一つは全て皆さまからの直接の質問にお答えしているということです。
したがってタイトルも『青山繁晴が答えて、答えて、答える!』というふうになっております。
もうとことん答えるという番組にしたいと思っています。
理由はいくつかありまして、一つは僭越ながら、はばかりながらこの僕の頭蓋骨の中の脳味噌に引き出しがそれなりに実はいやという程あってですね、それは20年あった記者生活も含めてそうなんですけれども、僕なりに世界を歩いてきまして、たくさんこう引き出しが作られました。
いろんな出来事にぶつかったり、僕なりの判断下さなきゃいけない時に、その引き出しが開くんですけど、何よりも一番開くのは、誰かに質問された時なんですね。
それもやはりこの祖国をあるいは世界をどうにか良いものにしたいと。よい国や、よい世界にしたいという方から質問を受けた時は本当に引き出しが開きます。
これは格好つけて言っているわけじゃなくて、なんか適当に好奇心だけで聞かれると意外に引き出しも開かないんですけれども、そういう志のある質問をお受けすると本当に自分でももう潜在意識の彼方ぐらいに入ってたような記憶まで、パンパンパンパンと開いていく時があるんですね。
それからもちろん難しい質問に対しても引き出しが開く時があるし。
したがって地上波の普通のテレビではなかなかできないこの質問に答えると、全編質問に答えていくという番組にしたいという事をチャンネル桜に出ることになった時にディレクターの方々などとご相談を致して、そのように決めました。
今日第一回なんですけど、もうちょっと格好よく出たかったんですけど、実は今日も全くの徹夜明けでありまして、今はじめて中学・高校生も読者の対象に含めた「ぼくらの祖国」という本を書いてまして、書くこと自体は実は調子悪くないんですけど、今の僕は本当に書く時間を作れなくてですね、もうとにかく夜中の、そうですね、2時ぐらいから明け方にかけての時間だけが書く時間になってるんで。
今日はですね、このチャンネル桜の記念すべき第一回という事で、もうちょっとスカッとした顔で出ようと思って寝ようと思ったんですけど、とうとう寝ないまま、この今僕は独立総合研究所の社長室にいるんですけれども、ここに来ちゃいました。
ついでにいうとちょっと散髪も伸びててですね、散髪屋さんに行く時間も最近ないんで、なんか地上波のテレビの視聴者からも、例えば髪の毛もっとちゃんと切って下さいとか、散髪屋にいけとか、あるいは爪が伸びてるぞとかですね、あるいは爪の白いとこを出すにはもっとどうしたらいいのかなとかいうお手紙とかメールとか頂くんで、それもあわせて今日はちょっとかっこよくしたかったんですが、大変むさ苦しい感じで今日出てます。まずそれお詫びします。
で、第一回なんですけれども、第一回からもうこの既に頂いている、実際もっと来てるそうですけれども、この中から質問にお答えしながらですね、この番組のコンセプトをもう少し掘り下げていくことから始めたいと思います。
まず最初のご質問なんですけれどもね、これはファクシミリでチャンネル桜の方に届いたやつです。
こういうファクシミリなんですけども、この方お名前は書いてないんですけれども、関西テレビの毎週水曜アンカーという番組を地元で見て頂いているようです。
それから大学にお勤めの方なんですね。どこの大学かわかるように書いてあるんですけど、これ言っていいかどうかわからないんでそれは省きますけど、この大学にお勤めの方から、いきなり強烈なパンチの質問が来てまして、3つあるんですけどね。
第一問はこう書いてあります。
「この夏の参院戦で民主党に過半数をとらせないために、我々は何をなすべきか」という質問なんです。
で、この質問を最初に取り上げたのは、「すいません、こういう質問に対しては僕は答えません」という「もうしわけない」とそういうお話からしないといけないと思います。
答えないと言っても、もちろん無視するんじゃありません。
そうじゃなくてですね、地上波のテレビと、このCS放送の日本文化チャンネル桜を、僕は区別するつもり一切ありません。
したがって、例えば地上波のテレビで僕は不偏不党と言うことを申しておりますし、自民党であれ、民主党であれ、共産党だろうが、自民党だろうが、中国共産党だろうが、アメリカ民主党だろうが、全部同じであって、悪いことは悪い、いい事はいい、というようにお話しています。
それをこのチャンネル桜になったら急にですよ、どっちかに偏って、例えばこのご質問にあるように、特定の政党に過半数とらせないためにはどうしたらいいんだという事をペラペラしゃべるような人間だったら皆さん、もうはっきり言って信用しない方がいいです。
で、ついでに申しますとね、他の質問の中に、関東と関西の地上波のテレビは基準が違う。
青山さんどうやって乗り切ってるかってご質問もあるんですけれども、そういうのひょっとしたらあるのかもしれませんが、僕は全く感じた事あません。
あのプレッシャーは、実は「こんなこと言うな」というプレッシャーは関西であれ、関東であれ、もちろんいろいろかかってきます。
そういう区別しません。で、あのもう一回言いますが、地上波だからCS放送だから、あるいはチャンネル桜だから、関東だから、関西だから、そういう事でいちいち言うことを変え、顔を変えるような人、そういう人を、すいません、ちょっとキツい言い方ですけど、なるべくこの国から減らしていく、なんとなれば私たちのこの国には、本当にすごいなぁ~と心から思う伝統がいくつかありますね。
例えば天皇陛下におかれては、陛下は相手がどなたであっても、態度をお変えになりませんね。
それが私たちのモラルの根本にあるわけだし、ましてや、武士道に関していえば、武士道は本来は武器ももっているわけで、その武器を使うときに相手によって基準が変わることになれば、それは単なる恣意的な人殺しにすぎません。
武器を持っていたからこそ武士道は万人に対して公平であろうと、その戦国時代にいろんな無惨な間違いを犯してきたからこそ、それがだんだん苦しみを経て完成されていって、いわば江戸時代に例えば葉隠れという書物が出て、一応の完成をみたというのが武士道です。
天皇陛下におかれてのお気持ち、御心やそれから私たちの大切な文化の一つである武士道、いずれも相手によって態度を変えないという事が基本でありますから、この民主党に過半数をとらせないためにはこういう事をしましょうという事を突然この番組で言ったりはしません。
で、この方のご質問にですね、もう一つあるのは、日本の将来はあと4ヶ月間にかかっている。
だからチャンネル桜は最大限活用して、我々に教示してください。教え示してくださいというふうにお書きになっています。
で、まず日本の将来はあと4ヶ月間にかかっている。これは僕は同意します。
今までの参議院選挙ですと、どっちかというと、なんていいますか、衆議院選挙が本番で参議院選挙はちょっとその間の少し気合いが入らない選挙というイメージがありましたね。
これはむしろ国民よりも、例えば小泉純一郎総理が「参院選は政権を問わない選挙だから」というような発言をされまして、僕当時大変怒っていろんな発言を致しました。
そうじゃなくて、私たちはあくまで二院制を取っている以上は参議院選挙の大きな意味があります。
それだけじゃなくて、今回の参議院選挙、戦後政治が初めて本格的な政権交代をして、その政権ができて、10ヶ月ぐらいで行われる参議院選挙になるわけですから、そこで私たち有権者、国民が示す判断というのは、もちろんこの国を左右します。
その意味でこのあと4ヶ月間というのは参議院選挙までの事をさしておられるんだと思います。
もう実際には3ヶ月ちょっとぐらいしかないんですけれども、その件はもう一度申しますが同意します。
その後、チャンネル桜を最大限活用して、活用してとお書きになっているのは、この民主党に過半数を取らせないためという事に関わってお書きになってるんだと思いますが、活用という言葉は本来いい言葉ですけど、まぁ「活用」という言葉と「利用」という言葉は紙一重のところがあって、僕は基本的に人であれ、組織であれ、こういうメディアであれ、利用するということを私はしませんので、ここはまた少し違うというか、このお書きになった方のお考えが間違っているというのでは全くありませんよ、そうじゃなくて、この番組のコンセプトとしては何か僕がこのチャンネル桜という番組を利用して、ま活用してでもいいですけど、何かをしようというんじゃありません。
僕は常に申してますのは、私と皆さんは全く同じ立場ですと、この国の唯一の主人公であり、それだけなら主権在民という言葉で僕たちは学校で教わったけれども、本当は本当の意味は、この国の最後の責任を取る人間は誰なのか、最終責任者は誰なのか、それは僕であり、皆さんであり、全くその意味では同じだという事ですから、この例えばメディアを利用して皆さまを何か動かすとか、動かしたいというのではなくて、同じこの国の最後の責任者として僕たちが自分自身の頭で考えられる。自分の頭で決断が出きる。
そして例えば参議院選であれ、衆議院選であれ、普段の生活であれ、決然とした生き方をするという事のいわば問題提起、訴えかけをしているだけですから、この番組においてもそのコンセプトは変わりません。
それからもう一つだけ余計な事を申せば、我々に教示して下さい。教え示して下さいと書いてあるんですが、これはあの本当はありがたいお言葉なんですが、今僕がお話した事とも関連して、僕は誰かに教えてやるとか、示してあげるという事は絶対に致しません。
僕がお示しするのはこうやって皆さんの前に、手のひらに乗っけてお見せするのはあくまで問題提起です。
したがって番組の最初にそのことはよく理解して頂きたいと思うんです。
チャンネル桜、元々有料で見る番組でしたね。その時は限られた人がご覧になってたのかもしれませんけれども、チャンネル桜の水島社長のご勇断などもあって、ご決断などもあってですね、今CS放送さえ見られればどなたでも見られる番組になっているわけですから、その意味でもできるだけ幅広い方に私なりの問題提起をしていきたいと思っています。
その上でですね、今みなさんにお見せしているこの方のご質問、真ん中にもう一つありましてね、こう書いてあります。
与党が法案として提出を狙っている外国人地方参政権、それから夫婦別姓などの法案、そういう危険な法案を、この方が書いてある通り読みますとね、「日本の国益、文化を破壊するであろう危険な法案を一般国民にわかりやすく解説し、その対策などを教授して頂きたい。」そして最後に「みな知らない」と、お書きになってます。
で、あのー、日本の国益、文化を破壊するであろう危険な法案と、それがそうなのかどうかという事は僕のこれからの答えの中で皆さんに問題提起していきたいと思います。
で、「みな知らない」とお書きになっててですね、その気持ちはもちろん僕にまっすぐに伝わります。なんと言ってもこの外国人地方参政権であれ、夫婦別姓であれ、関心を持っている方がまだ一部にすぎないというのはおっしゃる通りなんです。
で、ただこの番組をご覧になる方というのは結構意識の高い方が多いと思います。
同時にお書きになっているように、実は一般の広い意味では国民の中にはまだまだ問題というは知られていない。
この二つをどうやって調和させるのかという事はあるんですが、これもいわばこの番組ならでは、あるいはチャンネル桜ならではのお話をしたいなぁと僕として、いわば明るい希望を持っているのはやっぱり普通のテレビですと、もうとにかく時間が徹底的に限られてしまうわけですから、なかなか根っこの所に降りていけない事があります。
しかも普通の報道番組であれば、目の前で起きてることにどんどん合わせなきゃいけない。合わせるというのはそこらへんぶつかっていかなきゃいけないわけですから、なかなか根っこの所までいけないんですけど、この番組はあくまで皆さんのご質問にお答えしながら、ご質問拝見しますと、もちろん目の前の問題の事が多いんですけれども、何とか根っこを知ろうという熱意、志というのを非常に感じて、そういう意味で僕は最初から心強く思っているんですけれども。
外国人参政権にしろ、夫婦別姓にしろ、普段いえない根っこのところをなるべくお話したいと思ってるんですね。
この第一回では、残り時間あと十数分だと思うんですけど、この外国人地方参政権について考えたいと思います。
あのー外国人参政権については僕は明確に反対です。
これは冒頭言った事と関係ありますけど、地上波のテレビでもずっとそれを明確に言っております。
で、どうして反対なのか、ていうことなんですが、今日は特に二つの事についてお話したいんですね。
というのは、諸外国で例えば移民政策を取ってですよ、その移民として入ってきた外国人に政治に関わりを持たせようという試み、あるいはコンセプトというのはもちろんあります。
ありますが、その成功と失敗についてはまた改めて整理してお話しようと思うんですけどね。
まず今日述べなきゃいけないのは、これは他のどの国が、どのように、外国人を扱っていようとも、あるいは外国人と国内政治との関わりを扱っていようとも、それは基本的にそれに倣うわけにいかないという事です。
どうしてかというと、この日本国には日本国の特有の事情があります。
あるいは歴史がありますから、それが一番大事な事であって、基本的にこの外国人と国内政治の関わりについては、他のこともそうですけど、特に他の国の真似をするわけにはいかないんです。
そしてこの国の現状で一番大事なことは、実は領土紛争あるいは領土問題をたくさん抱えているという事なんです。
第二次世界大戦が終わって、今年2010年で65年目になったわけですけれども、その第二次世界大戦に起因する、第二次世界大戦が原因となって、抱え込んだ領土問題をこんなに抱えている国っていうのは日本以外にありません。
したがってこの領土問題が日本に複数存在するってことを本当は外国人地方参政権を考える時に一番考えなきゃいけないんです。
というのは、領土紛争、領土問題というのは必ず特定の地域の領土の問題なんですよね。
例えば北方領土でいいますと、当然本来は北海道という自治体に属している所の千島列島。
これは僕いつも講演などでは申してますが、これ北方4島だけではありませんよ。
北方4島というのは南千島であって、そうじゃなくて、中千島、北千島も入れた千島列島全部が本来は北海道という自治体に属してるはずのものであります。
ちなみに税制においてはですよ、この千島列島がいまだに北海道の首長の、首長というのは根室首長のですね、税の管轄に入ってわけですから。
そして例えば今ロシア語でサハリンと呼んでますけど、本当は樺太ですね。こういう南樺太。
それからさらに例えば竹島ですと、ご承知の通り、島根県ですよね。
それから尖角諸島も含めて全て地域、自治体に関わることなんですね。
したがってここの自治体の政治をどうするのか、自治体の首長、首長をどうやって選ぶのかというのは、当然この領土問題と絡んでいるんだという事を私たちは必ず考えないといけないんですね。
その事をもう一度残った時間で詳しくお話しますが、でも忘れないうちに二つめの事をお話しておきたいんですね。
というのは外国人地方参政権法案というのは、本当は民主党はこの今開いている通常国会に提出するはずでした。
民主党幹事長の小沢一郎さんは韓国のイ・ミョンバク大統領や、そのイ・ミョンバク大統領の実弟の国会議員の方、つまり外国の方、それも当事者である韓国の方々に、これを約束してしまってるわけですから、今国会に出そうとしました。
それが例えば鳩山総理の脱税であったり、あるいは小沢幹事長の不正蓄財疑惑、さらにそれを巡る実は脱税疑惑もあって、そういう問題で、政治情勢あるいは国民の方々の目が厳しくなって、この外国人地方参政権法案というのは今国会にはもう提出される見通しはほぼありません。
しかしやがて例えば参議院選挙を経て、この方の質問の危機意識もそこにあるんでしょうが、参議院選挙で民主党が勝てば、いわば政治と金の問題を乗り越えて、勝てば、勝ってしまえばこの外国人地方参政権というのがやがてまた例えば秋の臨時国会に出てくるかもしれない。
あるいは来年の通常国会には出てくるかもしれない。これはいわばなかなか終わらない問題なんですね。
それに加えて、この二つ目として僕は、皆さんと一緒にちゃんと考えたいのはですね。
この外国人地方参政権という事が最終的にできなくなった場合も、じゃあそれならば代わりに日本国籍を取りやすくしましょうという話がこれ間違いなく出てきます。
この事を事前に考えておく必要があると思っているんです。
というのはですね、今現在、日本国籍を取った外国の方が例えば日本国民になった時にですね、何かその時に必要なことがあるかというと、これ実は、いやもちろん法的にはですよ、日本国民になったんですから、日本の法律ちゃんと守りなさいという事はありますし、それから私たち日本国民が背負ってる憲法で定められている義務を全て負うわけです。もちろん権利も全て手にするわけですけど。
でもそういう当然ついてくる事以外に、あー日本国民になった以上はこうでなきゃいけないという実は基準が存在してないんです。
僕が今言った国民としての義務などはいわば当たり前の事であって、例えばどこの国民になってもそれは必ずついてくるわけですよね。
ところが日本国民になった以上はこれだっていうのが存在してない。
例えばアメリカ合衆国に移民した外国の方がアメリカ国籍を取った場合に何をしなきゃいけないか、これ僕実際にアメリカに行きまして、その儀式といいますか、セレモニーに立ち会ったこと2回ほどあるんですけれどもそこで何をするかというと、これは単純明快であって、アメリカ合衆国憲法に対して、誓いをたてます。
我々は合衆国憲法を
The Constitution of the United States of America
それに対して忠誠を誓うわけです。
ところが私たちの国ではその日本国憲法に忠誠を誓うという儀式がありません。
もちろんさっき言った通り、当然憲法であれ、その下のいろんな法律であれ、それを守る義務は生じるわけですけれども、日本国憲法にあらわれた根本精神に忠誠を誓うという、いわば祖国の根幹にたいしての忠誠を誓うという儀式はないんです。
いわばすぅーっと日本国民になってしまうわけですね。
で、これいろんな理由はあるんでしょうが、逆にその私たち元々生まれながらに日本国民であるものも、もちろん日本国民として生まれた以上は憲法に対して遵守義務を持ってますから、同時に現在の日本国憲法に対して疑いをもたざるをえない。
それはどうしてかというと、第二次世界大戦に敗れた後、本当は国際法によれば、勝った国が負けた国の法律を作ってはいけません。
しかしこの国際法を犯して、アメリカを中心とした占領軍、実質にはアメリカ軍が英文で日本国憲法の原案を書いてしまった。
で、これは右とか左とか、あるいは護憲とか改憲とか分かれていう話ではなくて、実はこれは全く客観的などうにも誰も否定できない事実でありますから、したがってその国際法に違反して外国人、占領軍が、外国の占領軍が原案を作った憲法に対して、私たちはこうやって胸に手を当てて、誓いをたてるというのはなかなか難しいわけです。
そうすると、例えばその外国人地方参政権が実現しないから、その代わりに日本国籍を取りやすくしなさいという時に、日本国民になった以上は、どういう祖国への忠誠を誓わなきゃいけないのか、そこが抜け落ちたまま、私たちは国籍を取りやすくする事はこれはしてはいけません。
したがって、これは僕なりの問題提起、僕の意見ではありますが、私たち自らがこの国の主人公として、この国の最終責任者として、私たちの憲法を作り、そこに日本国という国家は、何が国家の理念なのか、基本哲学なのかって、そこを打ち出した上で、国籍要件を考えるというならまだわかりますけれども、現状で国籍を取る要件を緩める事は僕は決してあってはならないと思います。
その上で一つめの私たちは領土問題を抱えてるってことについて言いますと、これはもう時間が実は2分ぐらいしかないんですけど、2分間で十分分かる話なのは、もうその典型例として、例えば沖縄に中国人の方が増えていて、もちろん沖縄だけじゃないんですけれども、このまま進んでいきますとですね、これは実際に沖縄県庁の現役の幹部の方から僕は危機感を聞いているわけですけれども、この沖縄県知事を例えば中国の方が長く住んだからといって、選べる権利を手にしたらですよ、中国は元々沖縄を沖縄県と呼ばずに、琉球と呼んでいるわけです。
そして実際に僕は北京に行きまして、中国人民解放軍の大佐と話し合った時に、議論した時に、彼は「青山さん、青山さんは姫路藩のおうちですね。とそういう事も調べているわけです。その姫路藩の石垣はこうやって直角ですね、天皇陛下がいらっしゃる江戸城も石垣直角ですね。
しかし沖縄の首里城はこのように緩やかなカーブですね、それは日本の文化じゃありません。あれは中国、明の文化なんですよ。だから沖縄県は、沖縄県と称しているのは沖縄じゃなくて、本当は琉球群島です。」つまり中国の勢力の一部であるという事をおっしゃっているわけですから。
したがって実は外国人地方参政権を実現すれば、在日朝鮮人や在日韓国人、このように数が減って行っていっている方々の問題じゃなくて、実は在日中国人の問題であり、そしてそれが進んでいけば沖縄は中国のもの、そして北方領土は永遠にロシアのもの、そして竹島は韓国のもの、このようになってしまうという、現実の問題を抱えているんですから、諸外国がどうであれ、この日本国においては外国人の方々にどうであっても、あるいは地方であるからこそ、参政権を与えるわけにはいかないと僕は考えています。
えー今日のお答えであり、今日の問題提起でありました。
まず第一回は皆さん、ここまでです。ありがとうございました。
<<応募先>>
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-1-16 若草ビル1階
日本文化チャンネル桜「青山繁晴・質問」係
メール info@ch-sakura.jp
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みおさんの一日も早い病気回復をお祈りします。
皆様からも暖かい応援&祈りをどうぞよろしくお願い致します。
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志は高く、熱く燃える女性「みおさん☆」(出逢い)
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皆さん、こんにちは、青山繁晴です。
このたび日本文化チャンネル桜で、新しい番組を始めることになりました。
もうチャンネル桜から皆さんにお知らせあったと思うんですけれども、普通のテレビと違うところがいくつかあります。
一つは全て皆さまからの直接の質問にお答えしているということです。
したがってタイトルも『青山繁晴が答えて、答えて、答える!』というふうになっております。
もうとことん答えるという番組にしたいと思っています。
理由はいくつかありまして、一つは僭越ながら、はばかりながらこの僕の頭蓋骨の中の脳味噌に引き出しがそれなりに実はいやという程あってですね、それは20年あった記者生活も含めてそうなんですけれども、僕なりに世界を歩いてきまして、たくさんこう引き出しが作られました。
いろんな出来事にぶつかったり、僕なりの判断下さなきゃいけない時に、その引き出しが開くんですけど、何よりも一番開くのは、誰かに質問された時なんですね。
それもやはりこの祖国をあるいは世界をどうにか良いものにしたいと。よい国や、よい世界にしたいという方から質問を受けた時は本当に引き出しが開きます。
これは格好つけて言っているわけじゃなくて、なんか適当に好奇心だけで聞かれると意外に引き出しも開かないんですけれども、そういう志のある質問をお受けすると本当に自分でももう潜在意識の彼方ぐらいに入ってたような記憶まで、パンパンパンパンと開いていく時があるんですね。
それからもちろん難しい質問に対しても引き出しが開く時があるし。
したがって地上波の普通のテレビではなかなかできないこの質問に答えると、全編質問に答えていくという番組にしたいという事をチャンネル桜に出ることになった時にディレクターの方々などとご相談を致して、そのように決めました。
今日第一回なんですけど、もうちょっと格好よく出たかったんですけど、実は今日も全くの徹夜明けでありまして、今はじめて中学・高校生も読者の対象に含めた「ぼくらの祖国」という本を書いてまして、書くこと自体は実は調子悪くないんですけど、今の僕は本当に書く時間を作れなくてですね、もうとにかく夜中の、そうですね、2時ぐらいから明け方にかけての時間だけが書く時間になってるんで。
今日はですね、このチャンネル桜の記念すべき第一回という事で、もうちょっとスカッとした顔で出ようと思って寝ようと思ったんですけど、とうとう寝ないまま、この今僕は独立総合研究所の社長室にいるんですけれども、ここに来ちゃいました。
ついでにいうとちょっと散髪も伸びててですね、散髪屋さんに行く時間も最近ないんで、なんか地上波のテレビの視聴者からも、例えば髪の毛もっとちゃんと切って下さいとか、散髪屋にいけとか、あるいは爪が伸びてるぞとかですね、あるいは爪の白いとこを出すにはもっとどうしたらいいのかなとかいうお手紙とかメールとか頂くんで、それもあわせて今日はちょっとかっこよくしたかったんですが、大変むさ苦しい感じで今日出てます。まずそれお詫びします。
で、第一回なんですけれども、第一回からもうこの既に頂いている、実際もっと来てるそうですけれども、この中から質問にお答えしながらですね、この番組のコンセプトをもう少し掘り下げていくことから始めたいと思います。
まず最初のご質問なんですけれどもね、これはファクシミリでチャンネル桜の方に届いたやつです。
こういうファクシミリなんですけども、この方お名前は書いてないんですけれども、関西テレビの毎週水曜アンカーという番組を地元で見て頂いているようです。
それから大学にお勤めの方なんですね。どこの大学かわかるように書いてあるんですけど、これ言っていいかどうかわからないんでそれは省きますけど、この大学にお勤めの方から、いきなり強烈なパンチの質問が来てまして、3つあるんですけどね。
第一問はこう書いてあります。
「この夏の参院戦で民主党に過半数をとらせないために、我々は何をなすべきか」という質問なんです。
で、この質問を最初に取り上げたのは、「すいません、こういう質問に対しては僕は答えません」という「もうしわけない」とそういうお話からしないといけないと思います。
答えないと言っても、もちろん無視するんじゃありません。
そうじゃなくてですね、地上波のテレビと、このCS放送の日本文化チャンネル桜を、僕は区別するつもり一切ありません。
したがって、例えば地上波のテレビで僕は不偏不党と言うことを申しておりますし、自民党であれ、民主党であれ、共産党だろうが、自民党だろうが、中国共産党だろうが、アメリカ民主党だろうが、全部同じであって、悪いことは悪い、いい事はいい、というようにお話しています。
それをこのチャンネル桜になったら急にですよ、どっちかに偏って、例えばこのご質問にあるように、特定の政党に過半数とらせないためにはどうしたらいいんだという事をペラペラしゃべるような人間だったら皆さん、もうはっきり言って信用しない方がいいです。
で、ついでに申しますとね、他の質問の中に、関東と関西の地上波のテレビは基準が違う。
青山さんどうやって乗り切ってるかってご質問もあるんですけれども、そういうのひょっとしたらあるのかもしれませんが、僕は全く感じた事あません。
あのプレッシャーは、実は「こんなこと言うな」というプレッシャーは関西であれ、関東であれ、もちろんいろいろかかってきます。
そういう区別しません。で、あのもう一回言いますが、地上波だからCS放送だから、あるいはチャンネル桜だから、関東だから、関西だから、そういう事でいちいち言うことを変え、顔を変えるような人、そういう人を、すいません、ちょっとキツい言い方ですけど、なるべくこの国から減らしていく、なんとなれば私たちのこの国には、本当にすごいなぁ~と心から思う伝統がいくつかありますね。
例えば天皇陛下におかれては、陛下は相手がどなたであっても、態度をお変えになりませんね。
それが私たちのモラルの根本にあるわけだし、ましてや、武士道に関していえば、武士道は本来は武器ももっているわけで、その武器を使うときに相手によって基準が変わることになれば、それは単なる恣意的な人殺しにすぎません。
武器を持っていたからこそ武士道は万人に対して公平であろうと、その戦国時代にいろんな無惨な間違いを犯してきたからこそ、それがだんだん苦しみを経て完成されていって、いわば江戸時代に例えば葉隠れという書物が出て、一応の完成をみたというのが武士道です。
天皇陛下におかれてのお気持ち、御心やそれから私たちの大切な文化の一つである武士道、いずれも相手によって態度を変えないという事が基本でありますから、この民主党に過半数をとらせないためにはこういう事をしましょうという事を突然この番組で言ったりはしません。
で、この方のご質問にですね、もう一つあるのは、日本の将来はあと4ヶ月間にかかっている。
だからチャンネル桜は最大限活用して、我々に教示してください。教え示してくださいというふうにお書きになっています。
で、まず日本の将来はあと4ヶ月間にかかっている。これは僕は同意します。
今までの参議院選挙ですと、どっちかというと、なんていいますか、衆議院選挙が本番で参議院選挙はちょっとその間の少し気合いが入らない選挙というイメージがありましたね。
これはむしろ国民よりも、例えば小泉純一郎総理が「参院選は政権を問わない選挙だから」というような発言をされまして、僕当時大変怒っていろんな発言を致しました。
そうじゃなくて、私たちはあくまで二院制を取っている以上は参議院選挙の大きな意味があります。
それだけじゃなくて、今回の参議院選挙、戦後政治が初めて本格的な政権交代をして、その政権ができて、10ヶ月ぐらいで行われる参議院選挙になるわけですから、そこで私たち有権者、国民が示す判断というのは、もちろんこの国を左右します。
その意味でこのあと4ヶ月間というのは参議院選挙までの事をさしておられるんだと思います。
もう実際には3ヶ月ちょっとぐらいしかないんですけれども、その件はもう一度申しますが同意します。
その後、チャンネル桜を最大限活用して、活用してとお書きになっているのは、この民主党に過半数を取らせないためという事に関わってお書きになってるんだと思いますが、活用という言葉は本来いい言葉ですけど、まぁ「活用」という言葉と「利用」という言葉は紙一重のところがあって、僕は基本的に人であれ、組織であれ、こういうメディアであれ、利用するということを私はしませんので、ここはまた少し違うというか、このお書きになった方のお考えが間違っているというのでは全くありませんよ、そうじゃなくて、この番組のコンセプトとしては何か僕がこのチャンネル桜という番組を利用して、ま活用してでもいいですけど、何かをしようというんじゃありません。
僕は常に申してますのは、私と皆さんは全く同じ立場ですと、この国の唯一の主人公であり、それだけなら主権在民という言葉で僕たちは学校で教わったけれども、本当は本当の意味は、この国の最後の責任を取る人間は誰なのか、最終責任者は誰なのか、それは僕であり、皆さんであり、全くその意味では同じだという事ですから、この例えばメディアを利用して皆さまを何か動かすとか、動かしたいというのではなくて、同じこの国の最後の責任者として僕たちが自分自身の頭で考えられる。自分の頭で決断が出きる。
そして例えば参議院選であれ、衆議院選であれ、普段の生活であれ、決然とした生き方をするという事のいわば問題提起、訴えかけをしているだけですから、この番組においてもそのコンセプトは変わりません。
それからもう一つだけ余計な事を申せば、我々に教示して下さい。教え示して下さいと書いてあるんですが、これはあの本当はありがたいお言葉なんですが、今僕がお話した事とも関連して、僕は誰かに教えてやるとか、示してあげるという事は絶対に致しません。
僕がお示しするのはこうやって皆さんの前に、手のひらに乗っけてお見せするのはあくまで問題提起です。
したがって番組の最初にそのことはよく理解して頂きたいと思うんです。
チャンネル桜、元々有料で見る番組でしたね。その時は限られた人がご覧になってたのかもしれませんけれども、チャンネル桜の水島社長のご勇断などもあって、ご決断などもあってですね、今CS放送さえ見られればどなたでも見られる番組になっているわけですから、その意味でもできるだけ幅広い方に私なりの問題提起をしていきたいと思っています。
その上でですね、今みなさんにお見せしているこの方のご質問、真ん中にもう一つありましてね、こう書いてあります。
与党が法案として提出を狙っている外国人地方参政権、それから夫婦別姓などの法案、そういう危険な法案を、この方が書いてある通り読みますとね、「日本の国益、文化を破壊するであろう危険な法案を一般国民にわかりやすく解説し、その対策などを教授して頂きたい。」そして最後に「みな知らない」と、お書きになってます。
で、あのー、日本の国益、文化を破壊するであろう危険な法案と、それがそうなのかどうかという事は僕のこれからの答えの中で皆さんに問題提起していきたいと思います。
で、「みな知らない」とお書きになっててですね、その気持ちはもちろん僕にまっすぐに伝わります。なんと言ってもこの外国人地方参政権であれ、夫婦別姓であれ、関心を持っている方がまだ一部にすぎないというのはおっしゃる通りなんです。
で、ただこの番組をご覧になる方というのは結構意識の高い方が多いと思います。
同時にお書きになっているように、実は一般の広い意味では国民の中にはまだまだ問題というは知られていない。
この二つをどうやって調和させるのかという事はあるんですが、これもいわばこの番組ならでは、あるいはチャンネル桜ならではのお話をしたいなぁと僕として、いわば明るい希望を持っているのはやっぱり普通のテレビですと、もうとにかく時間が徹底的に限られてしまうわけですから、なかなか根っこの所に降りていけない事があります。
しかも普通の報道番組であれば、目の前で起きてることにどんどん合わせなきゃいけない。合わせるというのはそこらへんぶつかっていかなきゃいけないわけですから、なかなか根っこの所までいけないんですけど、この番組はあくまで皆さんのご質問にお答えしながら、ご質問拝見しますと、もちろん目の前の問題の事が多いんですけれども、何とか根っこを知ろうという熱意、志というのを非常に感じて、そういう意味で僕は最初から心強く思っているんですけれども。
外国人参政権にしろ、夫婦別姓にしろ、普段いえない根っこのところをなるべくお話したいと思ってるんですね。
この第一回では、残り時間あと十数分だと思うんですけど、この外国人地方参政権について考えたいと思います。
あのー外国人参政権については僕は明確に反対です。
これは冒頭言った事と関係ありますけど、地上波のテレビでもずっとそれを明確に言っております。
で、どうして反対なのか、ていうことなんですが、今日は特に二つの事についてお話したいんですね。
というのは、諸外国で例えば移民政策を取ってですよ、その移民として入ってきた外国人に政治に関わりを持たせようという試み、あるいはコンセプトというのはもちろんあります。
ありますが、その成功と失敗についてはまた改めて整理してお話しようと思うんですけどね。
まず今日述べなきゃいけないのは、これは他のどの国が、どのように、外国人を扱っていようとも、あるいは外国人と国内政治との関わりを扱っていようとも、それは基本的にそれに倣うわけにいかないという事です。
どうしてかというと、この日本国には日本国の特有の事情があります。
あるいは歴史がありますから、それが一番大事な事であって、基本的にこの外国人と国内政治の関わりについては、他のこともそうですけど、特に他の国の真似をするわけにはいかないんです。
そしてこの国の現状で一番大事なことは、実は領土紛争あるいは領土問題をたくさん抱えているという事なんです。
第二次世界大戦が終わって、今年2010年で65年目になったわけですけれども、その第二次世界大戦に起因する、第二次世界大戦が原因となって、抱え込んだ領土問題をこんなに抱えている国っていうのは日本以外にありません。
したがってこの領土問題が日本に複数存在するってことを本当は外国人地方参政権を考える時に一番考えなきゃいけないんです。
というのは、領土紛争、領土問題というのは必ず特定の地域の領土の問題なんですよね。
例えば北方領土でいいますと、当然本来は北海道という自治体に属している所の千島列島。
これは僕いつも講演などでは申してますが、これ北方4島だけではありませんよ。
北方4島というのは南千島であって、そうじゃなくて、中千島、北千島も入れた千島列島全部が本来は北海道という自治体に属してるはずのものであります。
ちなみに税制においてはですよ、この千島列島がいまだに北海道の首長の、首長というのは根室首長のですね、税の管轄に入ってわけですから。
そして例えば今ロシア語でサハリンと呼んでますけど、本当は樺太ですね。こういう南樺太。
それからさらに例えば竹島ですと、ご承知の通り、島根県ですよね。
それから尖角諸島も含めて全て地域、自治体に関わることなんですね。
したがってここの自治体の政治をどうするのか、自治体の首長、首長をどうやって選ぶのかというのは、当然この領土問題と絡んでいるんだという事を私たちは必ず考えないといけないんですね。
その事をもう一度残った時間で詳しくお話しますが、でも忘れないうちに二つめの事をお話しておきたいんですね。
というのは外国人地方参政権法案というのは、本当は民主党はこの今開いている通常国会に提出するはずでした。
民主党幹事長の小沢一郎さんは韓国のイ・ミョンバク大統領や、そのイ・ミョンバク大統領の実弟の国会議員の方、つまり外国の方、それも当事者である韓国の方々に、これを約束してしまってるわけですから、今国会に出そうとしました。
それが例えば鳩山総理の脱税であったり、あるいは小沢幹事長の不正蓄財疑惑、さらにそれを巡る実は脱税疑惑もあって、そういう問題で、政治情勢あるいは国民の方々の目が厳しくなって、この外国人地方参政権法案というのは今国会にはもう提出される見通しはほぼありません。
しかしやがて例えば参議院選挙を経て、この方の質問の危機意識もそこにあるんでしょうが、参議院選挙で民主党が勝てば、いわば政治と金の問題を乗り越えて、勝てば、勝ってしまえばこの外国人地方参政権というのがやがてまた例えば秋の臨時国会に出てくるかもしれない。
あるいは来年の通常国会には出てくるかもしれない。これはいわばなかなか終わらない問題なんですね。
それに加えて、この二つ目として僕は、皆さんと一緒にちゃんと考えたいのはですね。
この外国人地方参政権という事が最終的にできなくなった場合も、じゃあそれならば代わりに日本国籍を取りやすくしましょうという話がこれ間違いなく出てきます。
この事を事前に考えておく必要があると思っているんです。
というのはですね、今現在、日本国籍を取った外国の方が例えば日本国民になった時にですね、何かその時に必要なことがあるかというと、これ実は、いやもちろん法的にはですよ、日本国民になったんですから、日本の法律ちゃんと守りなさいという事はありますし、それから私たち日本国民が背負ってる憲法で定められている義務を全て負うわけです。もちろん権利も全て手にするわけですけど。
でもそういう当然ついてくる事以外に、あー日本国民になった以上はこうでなきゃいけないという実は基準が存在してないんです。
僕が今言った国民としての義務などはいわば当たり前の事であって、例えばどこの国民になってもそれは必ずついてくるわけですよね。
ところが日本国民になった以上はこれだっていうのが存在してない。
例えばアメリカ合衆国に移民した外国の方がアメリカ国籍を取った場合に何をしなきゃいけないか、これ僕実際にアメリカに行きまして、その儀式といいますか、セレモニーに立ち会ったこと2回ほどあるんですけれどもそこで何をするかというと、これは単純明快であって、アメリカ合衆国憲法に対して、誓いをたてます。
我々は合衆国憲法を
The Constitution of the United States of America
それに対して忠誠を誓うわけです。
ところが私たちの国ではその日本国憲法に忠誠を誓うという儀式がありません。
もちろんさっき言った通り、当然憲法であれ、その下のいろんな法律であれ、それを守る義務は生じるわけですけれども、日本国憲法にあらわれた根本精神に忠誠を誓うという、いわば祖国の根幹にたいしての忠誠を誓うという儀式はないんです。
いわばすぅーっと日本国民になってしまうわけですね。
で、これいろんな理由はあるんでしょうが、逆にその私たち元々生まれながらに日本国民であるものも、もちろん日本国民として生まれた以上は憲法に対して遵守義務を持ってますから、同時に現在の日本国憲法に対して疑いをもたざるをえない。
それはどうしてかというと、第二次世界大戦に敗れた後、本当は国際法によれば、勝った国が負けた国の法律を作ってはいけません。
しかしこの国際法を犯して、アメリカを中心とした占領軍、実質にはアメリカ軍が英文で日本国憲法の原案を書いてしまった。
で、これは右とか左とか、あるいは護憲とか改憲とか分かれていう話ではなくて、実はこれは全く客観的などうにも誰も否定できない事実でありますから、したがってその国際法に違反して外国人、占領軍が、外国の占領軍が原案を作った憲法に対して、私たちはこうやって胸に手を当てて、誓いをたてるというのはなかなか難しいわけです。
そうすると、例えばその外国人地方参政権が実現しないから、その代わりに日本国籍を取りやすくしなさいという時に、日本国民になった以上は、どういう祖国への忠誠を誓わなきゃいけないのか、そこが抜け落ちたまま、私たちは国籍を取りやすくする事はこれはしてはいけません。
したがって、これは僕なりの問題提起、僕の意見ではありますが、私たち自らがこの国の主人公として、この国の最終責任者として、私たちの憲法を作り、そこに日本国という国家は、何が国家の理念なのか、基本哲学なのかって、そこを打ち出した上で、国籍要件を考えるというならまだわかりますけれども、現状で国籍を取る要件を緩める事は僕は決してあってはならないと思います。
その上で一つめの私たちは領土問題を抱えてるってことについて言いますと、これはもう時間が実は2分ぐらいしかないんですけど、2分間で十分分かる話なのは、もうその典型例として、例えば沖縄に中国人の方が増えていて、もちろん沖縄だけじゃないんですけれども、このまま進んでいきますとですね、これは実際に沖縄県庁の現役の幹部の方から僕は危機感を聞いているわけですけれども、この沖縄県知事を例えば中国の方が長く住んだからといって、選べる権利を手にしたらですよ、中国は元々沖縄を沖縄県と呼ばずに、琉球と呼んでいるわけです。
そして実際に僕は北京に行きまして、中国人民解放軍の大佐と話し合った時に、議論した時に、彼は「青山さん、青山さんは姫路藩のおうちですね。とそういう事も調べているわけです。その姫路藩の石垣はこうやって直角ですね、天皇陛下がいらっしゃる江戸城も石垣直角ですね。
しかし沖縄の首里城はこのように緩やかなカーブですね、それは日本の文化じゃありません。あれは中国、明の文化なんですよ。だから沖縄県は、沖縄県と称しているのは沖縄じゃなくて、本当は琉球群島です。」つまり中国の勢力の一部であるという事をおっしゃっているわけですから。
したがって実は外国人地方参政権を実現すれば、在日朝鮮人や在日韓国人、このように数が減って行っていっている方々の問題じゃなくて、実は在日中国人の問題であり、そしてそれが進んでいけば沖縄は中国のもの、そして北方領土は永遠にロシアのもの、そして竹島は韓国のもの、このようになってしまうという、現実の問題を抱えているんですから、諸外国がどうであれ、この日本国においては外国人の方々にどうであっても、あるいは地方であるからこそ、参政権を与えるわけにはいかないと僕は考えています。
えー今日のお答えであり、今日の問題提起でありました。
まず第一回は皆さん、ここまでです。ありがとうございました。
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