青山繁晴氏のファンサイト・淡交 ブログさんで見つけました。
青山繁晴氏 「超人大陸」 死ぬ覚悟で政治をしているか! メタンハイドレート研究の実際と誹謗中傷 (映像)

YouTubeにもUPされていましたのでそれを貼ります。後半は泣きながらの起こしになりました(T_T)。
今回も時間がないので、帰ったらもう一度見直ししますので、誤字・脱字、意味不明な箇所があったらすいませんm(_ _)m。←一応校正済みました!


皆さんこんにちは。実はカメラ目線というのは苦手なんですが、今「カメラを見ろ!」と、皆さん、カメラの後ろにおじさん、いやお兄さんがいるんですよ。
言われましたのでなるべくカメラを、カメラというのは確かに後ろに皆さんがいるような気配はしますね。
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で、今日お話したいのは、というか今「超人大陸」の方から「こんなのどうですか?」と聞かれたのは「自民・民主両方にもの申す」と、それプラスアルファー、テレビで言えないことを例えば言ったらどうですかという話がありました。そのようにしたいと思います。
ただし、10分しかないそうです。もう1分半ぐらい過ぎました。

で、まず野党になった自民党と、政権とって半年の民主党、双方貫いている事というのは「死ぬ覚悟できてるんですか」ということに尽きると思います。

去年の8月30日に大きな民意が動いて政権交代が実現しまして、その半年の間に何かいいことあったかというと、総理大臣が脱税したことが明るみに出て、与党の幹事長が不正蓄財してるらしいという事が明るみに出た。
情けないと思っている人が多いと思うんですが、その中でじゃその二大政党制を作るというならば、自由民主党も余計にしっかりしなければいけないのが、はっきり言ってとんでもない体たらくですね。

その状況の中で、鳩山邦夫さんがいわば突然暴発するように、新党結成を呼びかけられました。
これ、もちろん僕は鳩山邦夫さんに同情するわけでもないし、それからフライングで暴発なんですけれども、まるで邦夫さんだけが突然その、ちょっとこんな言葉遣いで申し訳ないですが、とち狂って動いたかのように自由民主党の枡添さんや与謝野さん含めて皆さん振舞っていること自体、僕はみなさんがまだ私利私欲から全く離れてないんじゃないかという事を感じました。

まずフェアに言って、鳩山邦夫さんが飛び出すには本当は経緯がありましたね。
これ政治家の方もご覧になるかも知れませんが、3月の第1週に与謝野さん、枡添さん、そして邦夫さん、プラス堀内光雄さん、そして綿貫民輔元衆議院議長閣下こういう方々がお集まりになっているじゃないですか。

その時に例えば枡添さんと与謝野さんの経済政策の擦り合わせもできなかったし、それからどっちがじゃあ新党のトップになるかという折り合いも付けられなかったから、邦夫さんとしては自分が張り切ってくっつける役になりたいと思ったわけですし、「わけでしょう」じゃなく、あえて断定で申し上げましたが。

元共同通信政治部の記者として考えても、これは断定してもいい事だと思います。
ちなみにその席に例えば堀内さんがいらっしゃったって事は、自由民主党の総裁派閥の中から、堀内さんもちろんもう実質引退ですけれども、谷垣総裁の派閥の名誉会長でらっしゃいますね。

その総裁の足許から、まぁもちろんどんな人と会われても全くおかしくないですけど、一応その会合にいらっしゃった。

それからさらに綿貫民輔元衆議院議長閣下という事は、亀井静香さんと一緒に国民新党を作った人ですから、つまり与党ですね。
そこからもお見えになっていると、これは別に裏でつながってるというだけの話じゃなくて、やっぱり実は自民、民主という枠に留まらずに、日本の政界はまだまだこれから根本的に変わる途上にあるという事を示してるんで、それもあって余計邦夫さんは平成の坂本龍馬という事を言われたと思うんですよ。

実は僕が今10分の間にお話した本題というのは、そういう詳しい今の政界の動きよりもね。よりもですね、すいません、偉そうな言い方になっちゃいましたけど、よりもですね。
邦夫さんが暴発をやったときに、メディアは別にして、普通の国民の方々が一番反感を感じた。
あるいはある種の失望感を感じたのは、平成の坂本龍馬と言われた事についての、反感と言いますか、「いやそれは違うよ」という感覚だと思うんですよ。

それは実に正しいですよね。邦夫さんには申し訳ないけれども、坂本龍馬あるいは高杉晋作、久坂玄瑞、西郷隆盛などなど、名前のある方だけじゃなくて、あの150年前に、草莽の志士という方が次々おいでになって、この国を救ってくださった。
そういう事と比べると、今の政治家の方々は、民主党であれ、自民党であれ、そこは僕は基本的には残念ながら同じだと思ってますが、全く違う点が、すいません2点ありますよね。

一つは最初に申しました「死ぬ覚悟はあるんですか?」と。
それは単に命の問題だけを言っているんじゃなくて、もちろん命を軽んじろということじゃなくてですね。
例えば武士道の本の中に「葉隠」というもんがあります。
これは本当は江戸時代は禁書とされてましたし、僕は亡き父に「葉隠を読むな」と言われたものです。

しかしそこに有名な言葉がありますね。「葉隠」の中に「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」。
これは旧帝国陸海軍は、だからこれをもって若者に死んで来いとおっしゃったわけですけれども、それは違いますよね?

本当は「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という事は「生きよ」という事ですよ。
「あなたは生きなさい。ただし自分のため、てめえのためじゃなくて、誰かのために生きなさい。」と。


だから武士道というものは誰かのために死ぬことである。最後にはそういうものであるとわかったというのがこの有名な言葉であって。
したがって、新党を作る時に、あるいはこの国の政治に携わる時に、自分のため、あるいは自分の利害関係がある人のため、じゃなくて、自分にとって何の利益にもならない。
自分の利益のためには足しにならない。そういう人のためにいざとなったら死ねるという事を言うんであって、したがって、例えば政権交代があれば、その後の新政府で偉くなりたいというのであれば、幕末の草莽の志士とは全く違うんです。

それは坂本龍馬は31歳で亡くなりましたし、高杉晋作に至っては28歳で亡くなってます。
久坂玄瑞はもっと若かったですよね。20代半ばで亡くなってますけれども、どなたも一厘の、ひとかけらの後悔もないと僕は思っています。

というのは新政府で偉くなろうと思って、いわゆる奔走した、駈け廻った人は誰もいなかった。
しかも自分の命のために奔走した人もいない。

しかしその奔走のおかげで、日本だけがアジアで西欧の列強に犯されずに、明治国家を誕生させて、我が国の伝統を守り、少なくても日清、日露までは外的にも打ち勝ったという事をご覧になって、いささかの悔いもないと思うんですね。

で、国民のみんなが、国民のみなさんが、平成の坂本龍馬と自称した邦夫さんを見て嫌悪感を感じたというのは、まずそこがあると思うんですよね。

そして僕は政治家の悪口を言いたいからこの話をしているんじゃなくて、最終責任は僕たち有権者の側にあるんですよ。

選挙戦になって「私を助けてください」と、例えば土下座をする政治家に投票するという事は現に行われてきました。
「私を助けてほしい、自分を助かりたい、そういう人は政治家になるな!」というのが本当はまさしく民主主義の政治だったらそこが一番基本なんですよ。
「私は助からなくてもいい。他の人を助けたいんだという人だけを国会に送る」という有権者に僕たちは変わらないと、自民党や民主党そんなこと関係なく、この国の政治は変わらないと思うんですよ。


で、もう一点は平成の坂本龍馬というならば、じゃあ幕末から明治にかけて、僕はこの長い長い2000年を超える歴史をもつこの国の国家の青春だったと思ってるんですが、その国家の青春だった幕末には極めてはっきりした理念があったわけですよね。

それは江戸時代は決して野蛮な時代じゃない。
僕たちの学校は「遅れた時代」「野蛮な時代」と教わったけど、それは事実無根です。
本当は違います。本当は素晴らしい時代だったけれども、平和な文化を育んでいって素晴らしい時代だったけれども、しかしそこにやってきたペリー艦隊をはじめとする西欧列強の、例えば軍事力に比べると平和な時代が続いてきたんですから、そういう技術の発達が遅れていた。

その隙間を埋めながら、犯されない国にする。それにはどうしたらいいのか。
江戸時代は素晴らしい時代だったけれども、日本の力を分散していた。


幕藩体制というのは将軍家の安定のために、長州藩とか薩摩藩とか、力を分散させたんですよね。

それを変えて、私たちの伝統に従って「無私」、つまりわたくしがない存在であるところの天皇陛下を中心にした統一国家を作る。極めてはっきりした理念があったわけです。

今の新党づくり、それから今政権を握っている民主党に、本当にそれに肩を比べるような新しい理念があるのか、って事を国民は不安にも思い、心配もし、そしてそういう理念を作らない政治家なのに、勝手に自分を龍馬よばわりするな、という事だと思うんですね。

僕たちの理念というのは、僕は実ははっきりした道筋があると思っています。

というのは、今例えば「人のために死ねるか」という事を言った。
そういう言い方をすると非常に極端なあるいは限られた人の話になるように見えて、本当はこの中に含まれている事は「命を投げ出せ」というんじゃなくて、自分のため、少なくても自分のためだけではなくて、「公のために生きる」、そういう人が集まっている国になりましょうという事は、実ははっきりしていると思うんです。

というのは戦争に負けるまで、良くも悪くも日本にはとにかく理念があって、しかしそれが戦争によって打ち砕かれた後、この国は二度と理念を持ってはいけないという思い込みのもとに、敗戦後65年間過ごしてきました。

そして例えば、僕は今、近畿大学という学校で教えてますが、寝ている学生がいるんですよね。
それが上手に寝るわけです。決して他人の迷惑にならないように。先生にもあんまり目障りにならないように。上手に静かに寝ているわけです。

僕必ずその学生の横に行って起こして「君は寝るなら、廊下で寝ろ」と、「ここにいるなら、俺の話を聞くか、どっちかにしろ」と、というのは僕は命懸けで話しているわけですから。
そしてさらに言うのは、「君はたぶん人に迷惑をかけなければ何をしてもいいんだという教育を受けたんでしょう? だからこのように人に迷惑をかけずに寝ているんだ。しかしそれは本当は間違いなんだ。人に迷惑をかけなければいいんじゃなくて、公のため、人のために何が出来ていますか? というのが問われるのが人間の人生なんだ」と。

どうしてかというと、例えば僕は学生諸君に言うんですけど、僕の着てる物、例えばこのこうやって服見えるけど、この繊維の一本作っている、あるいはウールだったら最初にヤギさんをご飯食べさせて、ウンチの世話もして育て、そのヤギの毛を刈る人からはじまって、ものすごい人間が集まってようやくこの一着のスーツになっている。
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全部それ実は自分の生活のためでもあると同時に、人のために尽くすという事が、例えばこの背広を作っているわけだから、人の迷惑にならなければいいというのは、実は私たちは戦争に一回負けただけで、捨ててはいけないもの、あるいは捨てる必要が全くなかったものを一旦捨てたことがこの国をおかしくしてきたのであるから、そこに立ち戻ろうと、そういう意味では私たちは少なくてもこれからどういう階段を、考え方や意見が違っても上がっていくかというのははっきりしてるんじゃないかと。

そしてちょっと話がアチコチ行きますけど、みんなとにかく現場歩いてくださいね。と学生諸君にも、一般講演会の僕よりもっとベテラン、年上の方にも申すんですけど。
現場、例えば、世界を普通に歩くと、何がわかるかというと、どこの国でも、保守もリベラルもある。場合によっては革命、反革命、それぞれの革命派、反革命派にも分かれてるところもあるけれども。

しかし、土台があるんですよ必ず。
例えばみなさん机見えますか? こういうような土台があって、その土台は何かというと、
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「郷土と、祖国を愛する」

ということですよ。
で、「祖国」という言葉だけでも、右翼といわれることがあり、「祖国を愛する」まで言うと、もう本当に右翼と言われるんですが。

しかしですよ。ちょっとこれは最近アチコチで言ってるんですけど、メキシコに例えばね、旅行に行ってくださいと。飛鳥文明とか楽しいことあるからメキシコにね、言われなくても行かれるでしょ?きっと。

そしたら月曜日に公立の小学校、中学校どこでもいいから行って下さいと、月曜日に。
そうすると週間当番の交替式をやってて、日本と同じように週間当番を子どもたちやるんですけど、その交替式みんなで国旗を持ってですね、国歌を歌いながら、構内をパレードして回るんですよ。

というのは子どもたちに、まずこれからいろんな考え方を持つだろうと、いろんな仕事もするだろうと、でもまず「祖国を愛する」という事をまず教えようというのが週間当番の交替式なんですよ。

そしてこのメキシコが右翼ですか? メキシコは国家全体が右翼なんですか? 言ってても聞いてても笑えるでしょ? メキシコはいろんな問題がありますよ。しかしそれでも選挙で大統領を選んでいる国なんですよ。

だからどこの国でも、この「祖国を愛する」という土台の上に立って、左右に分かれ、革命派、反革命派に分かれ、革命派でも「祖国を愛するから革命する」というわけです。

そういう意味で私たちのやることは非常にはっきりしていると思うわけです。

そしてもう時間がとっくに過ぎてるんで、カメラの後ろでいろいろ心配されているようですが、ちょっと一個だけ、あの、今大丈夫とサインが出ましたが、テレビで言えないことを一個申しますとね。
テレビで何が一番言えないかと言うと、この独立総合研究所の仕事について言えないんですよ。

テレビ局からそれでプレッシャーかかったことはコレ一回もありません。
一回もありませんが、残念ながらテレビで独立総合研究所の話をすると必ず、宣伝だと思われるわけですよ。

しかし宣伝なんて「ゆめ致しません」本当は。

僕たちは利益のためにこのシンクタンクやっているんじゃないから、宣伝する必要なんかまったくない。
本来なら正直言ってこれ、もしアメリカに生きてたらアメリカのテレビで平気で言うと思いますけど、日本だと必ず宣伝だと思われるから言わないんですが、今日はインターネットテレビですから、一つ言わせていただくと、まずね申したいのは、僕は実は独立総合研究所の社長として、つい最近もうやめようかと思ったんです。

社長をやめるだけじゃなくて、この独立総研、独研というね、苦しい苦しいトライアル、試みをもう辞めようかと、バカバカしくてやってられるかと、正直最近思ったんですよ。

それは何かといいますとね。ま、いろんな事あるんですけど一点だけ言いますとね。

いろんな腹立たしいことありますが、一点だけあえて申しますと、この独研のお仕事の一つが、メタンハイドレートという、日本が建国以来初めて、手にする可能性のある自主資源のことなんです。

これ日本は既得権益のずぶずぶの国ですから。
特に自民党一党支配の半世紀以上の歴史って既得権益の枠内だけで国家を運営しようとする間違った時代でしたから、政権交代は当然本来は意味があるわけです。
それが別の既得権益に今移ろうとしているだけだから、政権交代の意味が失われようとしているんですが。

このメタンハイドレートについても実は日本の周り全部にあるんですけど、日本海と太平洋側に実は大きな違いがあって、太平洋側もちゃんとメタンハイドレートありますが、海底の下に潜ってて今の技術ではなかなか取り出しにくいんですよ。

ところが日本海の方は海底の上に、露出しているものまであって極めて取り出しやすい。

ところが皆さんびっくりしたことに今まではこの取り出しにくいものの方だけわざわざやって、取り出しやすい日本海の方、今までやってこなかったという現実があるんですよ。

どうしてか?

日本が自主資源もっちゃいけない。
日本が自主資源を持ったら戦争に負けた国なのに、勝ったアメリカのメジャー石油資本の提供するところの石油とか天然ガスを買わなくてもいいことがありえるから、それは困るんだという事で、むしろ日本海のメタンハイドレートを無視する。という現実が今まで続いてきたんですよ。これからようやく僕は変わるんじゃないかと期待してますけれども。

そしてこの日本海からですね。日本海ですからね、北海道奥尻島から、新潟そしてその竹島、竹島周辺もメタンハイドレートの宝庫なんです。
そしてこれがこのままメタンハイドレートの大きな大きな不遜地域というのが東シナ海に降りていくわけです。尖閣諸島の周りを含めて。

実は北の千島列島もそうなんですよ。だから日本が戦争に負けたという理由だけで、本当はこんなの理由にならないんですけど。見失ってきたもの、北方領土も含めて、メタンハイドレートの宝庫なんです。

これ僕は神さまが私たちに何をすべきか教えてるという事だと思いますが、その中でですね、水産庁という、いわば弱小の役所がですよ、資源はエネルギー庁で海底資源は資源エネルギー庁で、水産庁はお魚とかエビさんとかカニさんだけやってればいいという枠をわざわざ超えてですよ、この独立総合研究所の青山千春博士、日本女性ではじめて船長になった人ですが、今は船長じゃなくて魚群探知機、漁船の積んでいるなんでもない魚群探知機の超音波を使って、お魚じゃなくて海底資源の探査をするという研究をやってまして、魚群探知機ですから、全く儲からない。つまり既得権益からみたら魅力がない。

でも安価に安く海底資源を探れるんですから、国民益、国益には必ずなるわけです。

で、ここに水産庁が、この技術に水産庁が着目をして、東シナ海の所でメタンハイドレートの資源調査をしてくださいと依頼がきたわけですよ。

僕はびっくりしたわけですよ。こんな役所の垣根を越えて大丈夫なのかなぁと。


そしたら水産庁の志として、例えば東シナ海で中国が日本の資源なのに自由に探索している事をですね。これ水産庁の公式見解じゃないですよ。僕が非公式に接触した水産庁の若い人たちに聞いた話として理解してくださいね。

東シナ海にあるのは漁業資源だけじゃなくて、海底資源、それも天然ガスとか、原油だけじゃなく、石油だけじゃなくてですよ、メタンハイドレートもたくさんあると、それを中国の船が自由に調査しているのに、日本は何も手出しができないと、イージス艦をあげても何もできないというのが日本の現実だとわかってるから、あえて役所の垣根を越えて、水産庁のわずかな予算だけども、青山千春博士の技術だと魚群探知機だそうだから、魚群探知機は金かからないという事は水産庁わかっているわけで、それで行ってきたわけですよ。
行ってこられて予算があるのかと思ったら、なんと年間250万。

それで実は船を出すのに、一日に300万かかるんです。
それは何かというと政府の船を借りるんですが、僕たち日本国民なのに、政府の船を借りるレンタル料が高い。それから油代もかかる。そして人件費もかかるから、一日出すのに300万かかるんですよ。

250万ですでに足が出るわけでしょ? さらに戦艦大和じゃないんですから行ったきり帰ってこないというわけに行かないんですよ。
したがってこんなの出来ないと思って、僕はもうこういう話には応じられないと思いながら、青山千春博士に「どうしますか?」って聞いたら、この人は全くの科学者で、ちなみに社長の僕の書いた文章を一行一字も今まで読んだことがない。誇張じゃないんですよ。本当に一字も読んだことがない。

国際社会に、国際学会にたくさんの論文発表してますが、もちろん英文で、そして数式がたくさん占めてるやつ。その全くの自然科学者が僕に何を言ったかというと、「社長、これはやるべきです。やりましょう」。僕は「えっどうして?」と聞いたら、

「祖国のためですから。」

彼女は言ったんですよ。僕はおもわず「おまえ祖国なんて言葉よく知ってるなぁ」と言ったんですよ。「君の普段の生活からしたら考えられないね」と言ったら、まぁそういう事には答えず、とにかく「祖国のためですから、やりましょう」
そしたら予算もないし、船の手当だけは何とか水産庁につけてくれるかと思ったら、つけてくれたんですよ。

つけてくれたんですが、皆さん、水産高校の実習船ですよ。ね、水産高校の実習船ってね、そもそも船が小さいから大変な目に遭いますよ。

さっき言った通りこの青山千春博士は日本で初めて女性で船長になった人だけど、それでも耐えられないぐらいの揺れ方をするわけです。
そして若い高校生たちは要するに一日に限られた時間だけ実習してあとは寝ているわけですよ。厳しい環境だから。

ところがですよ。科学者として乗った青山千春博士は何をするかというと、その海の中にその超音波をだして、そこでメタンハイドレートの柱が立ち上がっていて、そこに水中の中を見えるものを降ろしていて、上で見るわけです。甲板で。

こんなに揺れてるじゃないですか、そしてこんな小さな画面でですよ。そのデータを取らなきゃいけない。
そしてですよ。まぁ概ね三日間ぐらいは全く眠れないです。これは誇張じゃなくて一睡もしないでやるわけですよ。
そうすると何が起きるかというと、当然血反吐を吐くわけですよ。
そしてこの青山千春博士は身体が丈夫じゃなくてですね、元船乗りでも、その過酷な生活がまぁ影響して、今、本当に僕が横で見てても山のような薬を飲んでいるわけです。

だから僕はもう途中で「辞めましょう。これは死んでしまうから」と言ったら、

「社長、何をおっしゃってるんですか。祖国のためですから」

ともう一度言われて、四年間それ続けてきたんですよ。
東シナ海のメタンハイドレートのわが国の豊富な資源、それに関するデータはこの青山千春博士の取ったデータのみなんですよ。

それを血反吐を吐いて四年間続けてきてですよ。250×4ですから、その一千万になるわけです。

インターネットに今何が書かれているかというと、

「青山繁晴のところ、独立総合研究所。自由民主党から巨額の一千万ものお金をもらってるんだ。だから民主党に対して厳しいんだ」

という事をインターネットに書き込んでいるやつが、輩がいっぱいいるわけですよ。
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「君たち! もしあなたがそうだったら、俺のところに来い! 今ここに来てみろ。そして来たら、あなたを殴るんじゃなくて、僕は君を海に連れて行くよ。そしてその水産高校の実習船で、血反吐を吐いている青山千春博士の横に、君はボートを出して、その船を守れ! それをやるんだったら、何か言ってこい!」

僕のこの怒りは、青山千春博士一人じゃなくて、ウチの研究員たち一生懸命この既得権益と戦ってきた。自由民主党が撒き散らしてきた既得権益に戦い、それから今の民主党政権の不正とも戦っているところに対して、このような誹謗中傷、ましてやものに対しての実は怒りなんです。

すいません、あのー、カメラの向こうの方々にいろんな失礼を致したと思いますけれども、しかし僕の一つの本音でもあって、実はですね、そうやって苦労して中国の妨害、これ誇張じゃないですよ。

実際に中国は研究船と言いながら、本当は軍の船でそこからもっと強力な超音波を出して、青山千春博士の魚群探知機から出ているその超音波を無にしたりしているわけですよ。

そういう時に例えば、海上自衛隊や海上水産庁はこのことを知らないかって知ってるんですよ。
しかし一切守ることができない。海上保安官や海上自衛官がおかしいんじゃない。
彼らは本当にモラルも高く頑張っているんですが、この国の憲法と法の定めによって、何の手出しもできない。

例えば海上自衛隊はご承知の通り、古いタイプの、もう起きないような、古いタイプの戦争が起きたとわかった時にだけ、防衛出動や、治安出動が閣議決定されたら初めて動くことができるんで、それまでの日常においては、just watching見ているだけなんですよ。

したがって、この現状を変えるためにはですよ。その水産高校の実習船で木の葉のように揺れながらメタンハイドレートの、この国の初めての自主資源のデータを取っている人に対して、例えば国民がボートを漕ぎ出して、それを守ってくれたら、例えば、憲法を右とか左で見るんじゃなくて、真っすぐ真ん中から見たら、こういう時に、日本の海なんですから、海上自衛隊が守れないのはおかしいんじゃないかという事を、右、左関係なく、みんなが気づくことが出来る。ボートを出してそういう事があれば変わるんですよ。

そして、ある意味純粋にいわば騙されて、ネット上のおかしな書き込みに騙されて、疑問を思っている人は実際に水産高校の実習船の近くに行って、見てみればいいですよ。現場を見てみればわかります。

この日本国の中にも、利害得失じゃなくて、命をかけてやっているやつがいるんだと、女性なのにですよ、血反吐を吐きながら、海の上でこの国の資源を何とか自分のためじゃなくて、子々孫々に渡そうとしてやっている人がいるというのを、出来たら現場で見てほしいと思います。

さっき言いました通り、宣伝でこんなこと申しているんではありません。
宣伝なんかしている暇ぼくたちにはないんですよ。もう残った命を祖国に捧げるだけですから。

僕は本当にもうウチの社員のためにも、バカバカしくてこんなことやってられるかと、というのは、僕たちは、例えば僕たちに誹謗中傷する人たちを切り分けて、あいつらはどうせダメだと、右翼だとか、左翼だとか言って分けるんじゃなくて、いや考え違っても同じ日本国民として一緒にやりましょうと言ってきたから余計にものすごい虚しい気持ちに襲われたんです。

しかしそれを救ってくれたのは一つもちろんウチの社員たちで、さっき言った青山千春博士も、青山千春博士はちなみにこういうインターネットの書き込みなんて完全に無視です。全く何の気にもしてない。

ただしですよ。例えば水産庁の方々にも大きなプレッシャーになり、これは明らかに正当な仕事を妨害している事でもあります。したがって、詳しくは申せませんが、公正な捜査も行れてます。

つまり名誉毀損や、偽計業務妨害もありますから、捜査も行われてますけれども、それは別に僕たちがお願いすることではなくて、国家がフェアネスとしてやるべき事であって、僕らはどなたがどうというんじゃなくて、一緒にやろうとしたことが、このように貶められることについて、もう一回言いますが、僕がヤル気を失いかけたのは、社員や青山千春博士のヤル気によって、僕も残ったわずかな命を最後まで尽くさなきゃいけないなと思い、例えば、他にも青年会議所の諸君、例えば中標津、北方領土、目の前国後島まで16キロの中標津の青年会議所の諸君や、それから竹島の南の沖ノ島のたった9人の青年会議所の諸君。
こういう方々の志を見ているうちに、がっかりしちゃいけないんだと、もう一回やり直さないといけないと思って、かろうじて仕事を続けているというところです。

今日は超人大陸のおかげで、地上波のテレビでは絶対に言えないことをお話することができました。
カメラの向こうの皆さんに失礼を申したことを、本当に深くお詫びいたします。

それから僕たちによくわからずに中傷誹謗なさった方、決して僕はあなた方を非難しません。
問い詰めることもない。もう一回もう死ますが、同じ祖国の日本国民として一緒にやりましょう。

同時に外国の工作活動や、外国の工作活動に便乗している方、やがて許されざる時がやってくると僕は思ってます。

その上で皆さん一緒にやりましょうね。ちょっと今日はあまりにも話をしすぎたかなぁと思いますし、社員からみたら「社長しゃべりすぎですよ」ということになると思いますけど、皆さん、ありがとうございました。

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青山さんの怒ってらっしゃるインターネット書き込みは、青山さんブログのこのエントリーへのコメントだと思います。
今、1316件コメントがついてますが、「入札」で検索すると書き込みが見れます。
清涼の風 その1(2010年01月11日 22時38分55秒)

以前にも悪質な書き込みに青山さんが怒られたことがありました。
その時のエントリーです。メタンハイドレートのこと、青山千春博士のことなど詳しく書かれています。

怒り(2008年07月06日 06時59分18秒)
================
(前略)【全文はエントリーをお読みください。前半部分に青山千春博士のことも書かれています。】
▼さて、「素人」というハンドルネームのかたは、上記の事実がありながら、太平洋側と日本海側を逆にして、こう書き込まれています。

「青山様のTV解説で、日本海側のメタンハイドレードは、直ぐにも採掘可能な日本に数少ない有望な資源との事で、日本人として単純に嬉しかったです。
が、試掘関係者からの情報では、石油高騰した現時点でも経済的採算性は殆ど無く、埋蔵量も日本の消費量の10年分も見込めず、採掘可能な量になれば更に数分の一で民間業者が参入する事は経済的に不可能と言われてます。
この間の青山様の情報とは真逆な結果を聞いて、青山様の情報源が気になった次第です。」

 この試掘関係者とは、いったい誰でしょうか。
 前述したように、太平洋側の「試掘関係者」は山ほどいますが、日本海側の「試掘関係者」とは、まさしく、ぼくを含むわれわれ自身です。
 あなたは、われわれに何かをお聞きになりましたか。
 われわれに、その記憶はありません。

 そして、あなたは、2度目の書き込みで、こうお書きになっています。
「私も、政治外交面で青山さんの情報を一番信頼してますが、日本のメタハイは業界では有名なトンでも教授が牽引して来た経緯があり、青山氏の姿勢に危うさを感じ心配なんです。」

 トンでも教授が、松本良教授とは、まさかあなたも言えないでしょう。
 松本良教授とは対極の評価を受けているらしい学者は、確かにいらっしゃいます。ぼくとはお付き合いがありませんが。
 しかし、あなたは「素人」と名乗りながら、どうして、業界内の噂話をこうやってご存じなのですか。
 またメタンハイドレートと記さずに、「メタハイ」という業界用語を、さらりと使っていますね。
 さらに、この2度目の書き込みでは「試掘関係者に聞いた」というスタイルをとらずに、みずからの話として、書き込まれています。

 あなたは、いったいどなたなのでしょうか。
 ごくふつうに考えれば、可能性は最大で5つです。
 ひとつめは、太平洋側のメタンハイドレート開発の関係者で、日本海側をアンフェアに貶めようと、素人を名乗って書き込まれた。
 ふたつめは、日本海側のメタンハイドレートに重大な関心を寄せている外国(中国、韓国、ロシアなど)の関係者で、日本国がこれから、太平洋側から日本海側にシフトする可能性を封じたいと、書き込まれた。
 ちなみに、あなたもおそらくご存じのように、こうした外国は太平洋側のメタンハイドレートには、全くと言っていいほど関心がなく、逆に、日本海側のメタンハイドレートには、それが日本の排他的経済水域(EEZ)はおろか日本の領海内に賦存するものであっても、重大な関心を寄せています。

 みっつめは、あくまでも善意の、ほんとうに素人のかたであり、その「試掘関係者」も実在して、素人だから太平洋側と日本海側を間違えて記憶された。
 よっつめは、あくまでも善意の、ほんとうに素人のかたであり、全体に混同や記憶違いがあった。
 いつつめは、あくまでも善意の、ほんとうに素人のかたであり、その「試掘関係者」に嘘を言われて騙された。

 せめて、後者の3つのどれかであることを祈ります。
 それであるなら、この場で、すべてを赦します。
 弁明も要りません。

 一方で、前者2つのどちらかであるなら、決して赦しません。日本の国益のために、草の根を分けても探し出します。
 この場合、わたしたちの大切なコミュニケーションであるインターネットを不当に利用した、情報工作ですから、捜査機関に、法に則った公正な告発も致します。

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人物写真家 蛭田有一オフィシャルサイトより
政界華肖像: 青山繁晴さん(ポートレート&インタビュー) ←青山さんの熱い想いを是非お読みください!

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異常な鼎談 青山繁晴 後編1/3 ← メタンハイドレートについて話されてます。
2009年10月08日 — 水道橋博士×宮崎哲弥×青山繁晴


異常な鼎談 青山繁晴 前編1/3
異常な鼎談 青山繁晴 前編2/3
異常な鼎談 青山繁晴 前編3/3 ← 千葉法相の事について話されてます!
異常な鼎談 青山繁晴 後編2/3
異常な鼎談 青山繁晴 後編3/3

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水曜夕方はみんなで青山繁晴さんのお話を聞きましょう!

【新番組】青山繁晴が答えて、答えて、答える![桜H22/4/2] 【文字起こし】

【青山繁晴】「スパイ防止法」に答える![桜H22/4/9] 【文字起こし】

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【追記2010.4.12】
まさか、右翼と呼ばないで!』さんより
ふつ~のノンポリだった私。何かおかしい...と思い始めて突然 すり込まれた日本史を猛勉強。ゆっっくり私と歩いてみませんか?苦手だった、何も知らない近代史。いつかは知らなきゃ...
メタンハイドレートに なぜ政府は手をつけないで遠慮しているのか(2010/04/09(Fri))




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みおさんとの出逢いはコチラを☆
志は高く、熱く燃える女性「みおさん☆」(出逢い)
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