2人の取扱説明書ceremony END | 嵐-大宮妄想小説-大宮に恋して。

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2人の取扱説明書 最終章


注)BL要素含みます(♡ˊ艸ˋ)♬*





ちゃぽん………………。


和也「随分とぬるい温度だね」

智「だって、のぼせるじゃん」

和也「ふふっ、あなた熱いの苦手だもんね」


あの後、軽く意識を失った和也が目を覚ますのを待って

二人、仲良く身体を洗いっこして

大きな湯船に浸かって、微笑む二人。


和也「ねぇ、智?」

智「ん?」


和也「………………どうして中に出さなかったの?」

智「ふえ?」


和也「俺、男だよ?……デキたりなんてしないよ?」

智「んーーなんでだろ………………出して欲しかった?んふふ」

和也「ち、ちげえし!」


ばしゃっ 水しぶきが智に飛んでいく。


智「………………次は出しちゃうかも」

和也「………………うん、出して」

智「んふふ」


ちゅっ。


和也の唇に優しい口づけが落ちてくる。


智「俺さ………………」

和也「ん?」

智「隠すのあんまり得意じゃないからさ………………」

和也「………………から?」


智「だから、きちんとメンバーに言うよ。俺と和也の事。あと………………事務所のお偉いさんにも」

和也「えっ………………」


智「きちんと俺から説明する。だけど、それは俺一人で決める事じゃないから………………和也は嫌?」

和也「………………嫌な訳、ないでしょ」

智「ありがと、和也」


智の覚悟は和也の覚悟。

二人の道のりは決して楽なものではないだろうけど。



貴方となら………………きっと乗り越えられる。



あの日、貴方が言った言葉………………




今、目の前にあることを頑張れないやつが、何を頑張れるんだ




貴方となら………………そう、智となら俺はどこまでも前に進めるよ。


だから二度と俺を離さないでね、智。





和也「それより………………あなた」

智「ふえ?」


和也「そろそろ風呂から出ないと、のぼせますよ?」

智「あ、やばっ!!のぼせたら………………次が」


和也「はぁ?次!?」

智「んふふっ、先にあがって待ってるね、か、ず、な、り♡」






和也「………………馬鹿っ」




終。