今日の昼食は能登半島応援フェアでした。
能登半島地震の被災地から食材を購入することによって、経済的に応援しようという試みです。
これまでにも、私たちは、東北震災被災地応援フェアと熊本地震被災地応援フェアを毎年、震災・地震が起きた日に開催しています。
私たちができることは、ほんのわずかですが、それでもできる応援を続けたい。
それが同じ日本人同士が支えあうことにつながると信じています。
能登半島の被災地から食材を買うということが、現地の復興が進んでいない状況では迷惑になってしまいますし、そもそも不可能でしょう。
そこで、慎重に現地の業者さんの情報をネットで見ていたのですが、そろそろ多くの業者さんが営業を再開しているようです。
まだまだ元通りになるには程遠いでしょうが、それでも業者さんから食材を買うことが応援になる段階にはなったようだと判断し、今日の実施に決めました。
これが今日のお昼ご飯、能登半島地震被災地応援フェアのご膳です。
まずは、主食となった中島菜うどんからご紹介します。
中島菜は能登半島の地野菜です。
それを練りこんだ手延べうどんが、中島菜うどんです。
石川県七尾市の業者さんから取り寄せました。
独特の香りがある中島菜うどん。
ちょっと珍しい感じでしたが、とっても美味しかったですよ。
ご入居者様も感心していました。
続いて、赤巻きかまぼこです。
富山県の黒部町の特産品です。
黒部町は能登半島ではありませんが、地震で被災したことには変わりありません。
ちなみに、石川県にも赤麩という、よく似た特産品があります。
綺麗な外観に、ご入居者様が喜ばれていました。
こちらは五郎島金時という、石川県金沢市で栽培されている薩摩芋です。
もちろん金沢から直接取り寄せました。
シンプルに甘煮でお出ししました。
とても甘く、ほくほくした最高の薩摩芋でした。
薩摩芋はご高齢者様の大好物ですので、大喜びして下さいました。
ご入居者様に大喜びしてもらいながら、被災地を応援できることって素晴らしいです。
デザートには、石川県七尾市の名物、みそまんじゅうをご用意しました。
能登半島から取り寄せたお菓子です。
被災地を経済的に応援すると言っても、ごくささやかなことしかできませんが、それでも120人分の販売が、少しでも被災地の業者さんの力になり、それが被災地で暮らす人の助けになることを祈っています。
今回は、能登半島の業者さんでは、まだ復興しているところが少なく、被災地でも能登半島以外の地域も多かったので、また数か月したら、今度は能登半島の業者さんだけから取り寄せたフェアを開きたいと思っています。
能登半島とその周辺の皆さん、まだまだ生活は大変だろうと思いますが、頑張って下さい!