さくらの里山科の紙の広報誌「さくらの里山科新聞」との連動企画、レシピ紹介。
今月のさくらの里山科新聞に写真掲載したお料理は、新玉ねぎのシラス和風サラダでした。
では、栄養士のストーンさんが作成したレシピをアップします。
新玉ねぎのしらす和風サラダ
〈材料 4人分〉
・新玉ねぎ 1個
・きゅうり 1/2本
・しらす干し 20g
ドレッシング
・レモン汁 大さじ2
・塩 小さじ1
・白コショウ 少々
・砂糖 小さじ2
・オリーブオイル 小さじ1
〈作り方〉
1、 新玉ねぎの皮をむき、繊維を断つように薄切りにする。胡瓜は縦半分に切り、斜めに薄切り
2、 鍋に水を入れ火にかけ、沸騰したら新玉ねぎ、胡瓜、しらす干しを入れ30秒ほど茹でざるにあけ冷水にさらす。
3、 汁気を切りボウルに入れ、ドレッシングで味付けする。
4、 器に盛り完成。
<栄養解説>
一年中購入することのできる普通の玉ねぎは
「黄玉ねぎ」という品種で
収穫後乾燥させて保存性を高めて出荷されています。茶色く乾燥した薄皮が特徴で、
新玉ねぎに比べ水分が少なく、辛みが強いです。
一方、新玉ねぎは3~4月頃に収穫される早取り玉ねぎのことで、
収穫してからすぐに出荷されるので、
皮は薄くて水分量が多く、辛みが少ないのが特徴です。
新玉ねぎを切った時のツンとした香りや、
辛みの素になる硫化アリルという成分は、
血液の凝固を防ぎ、
血液をサラサラにする効果があるとされています。
また、血中コレステロール値を下げ、
動脈硬化や心臓病の予防にも効果があるといわれています。
オリーブオイルに含まれるビタミンEにも
血流をよくする作用があり、
毛細血管に栄養を運ぶのに役立ちます。
加熱調理するとビタミンEは、
ビタミンB1と協力して糖質をエネルギーに変え、
疲労回復を助ける効果も期待できます。
レモンやカボスなどの柑橘果汁を使ったドレッシングを使うと、
抗酸化作用のあるビタミンCが追加し、
さらなる相乗効果に期待ができます。
(栄養士:ストーン)