夏の魚 鮎ご膳 | さくらの里山科公式ブログ ご入居者様とワンちゃん、猫ちゃん

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全国初!全国唯一!ペットと一緒に入居できる特別養護老人ホーム
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住所 横須賀市太田和5-86-1
電話 046-857-6333

8月の「今月の旬魚ご膳」は、特別版です。

 

今月の旬魚シリーズは、いつも、その季節ならではの特別なお魚をお出ししているんですが、8月の魚は特別度が違います。

 

その特別の中でも特別なお魚とは…

 

鮎です。

 

 

これが、さくらの里山科自慢の鮎ご膳です。

 

そのメインはもちろんこれです!

 

 

鮎の塩焼きです。

 

ここで久しぶりに、決め台詞を言わせて下さい。

 

鮎が食べられる特別養護老人ホームは全国でも稀だと思います。

 

少なくとも首都圏では(横須賀もかろうじて首都圏なんです)、ほとんどないと思います。

 

鮎をお出ししているのは、うちのホームの自慢なんです。

 

もちろん、ご入居者様も大喜びして下さいますよ。

 

 

でも、鮎ご膳と言っても、実は本物の鮎をお出しするのは、鮎の塩焼きだけなんです。

 

鮎はあまりにも高価なうえに、手に入れにくいので。

 

例えば「うるか」という鮎のしおからならば保存がきくし、ご提供しやすいと考えたのですが、うるかは目の飛び出るような値段だったんです。

 

そこで、本物の鮎は塩焼きだけでも、せめて鮎の雰囲気は増やそうと工夫したのが、この写真。

 

鮎麩とジュンサイのお吸い物です。

 

鮎麩とはその名の通り、鮎の形をしたお麩です。

 

形だけです。

 

本物の鮎はひとかけらも入っていません。

 

でも、気分だけは鮎料理ですよね。

 

それにジュンサイが入っているので、優雅で美味しい味なんです。しかもちょっと高級です。

 

 

そしてもう一つ。

 

こちらのデザートは、一口鮎流しという、寒天で作ったお菓子(既製品)です。

 

もちろんこちらも、鮎はひとかけらも使っていません。

 

見かけだけです。

 

見かけだけでも、清流の鮎の爽やかさが感じられますよね。

 

なんだか、代用品尽くしみたいな話になってしまいましたが…

 

本物の鮎の塩焼きを出すだけでもすごいんですよ。

 

皆さん喜んでくださるんですよ。

 

 

付け合わせの茄子の冷菜も好評でした。

 

 

箸休めの、自家製キュウリの糠漬けも好評でした。

 

全体として、バランスがとれ、華やかさもあり、何といっても珍しい鮎の塩焼きのインパクトがある、大好評のご膳でした。