今日のおやつは季節のお茶会でした。
毎月1回、特別なスイーツやお飲み物をお出しする季節のお茶会。
今月は、緑茶と鶯餅です。
きれいでしょー
美味しそーでしょー
この緑茶は新茶なんですよ。
そして今の季節に出回る新茶は、八十八夜に積んだお茶なんです。
実は、昨年の5月の八十八夜の日に、新茶と鶯餅をお出ししたのが、この季節のお茶会シリーズの始まりです。
八十八夜には、静岡などで、新茶をふるまうイベントをやっていて、ニュースにもなりますので、「これだっ!」と思いついたのですが…
実は、八十八夜は、「茶摘み」の歌で有名なように、茶摘みを始める日なんです。
新茶を飲む日ではないんですね。
考えてみたら、八十八夜の日に飲む新茶の葉は、その半月ほど前に積んでいるに決まっていますよね~
まだシーズンではない時期に積むお茶なので、あまり美味しくない上に、非常に高価なんですよ。
それを昨年思い知ったので、今年の5月の季節のお茶会は、5月後半にずらしたんですよ。
そうすれば、八十八夜に積んだ、美味しい新茶が飲めるんですよ~
そして、この鶯餅も、まさに季節の和菓子ですよね。
季節のお茶会のお菓子だけは、業務用の冷凍商品ではなく、またスーパー等の大量生産品でもなく、本物のお菓子屋さんに頼んで手作り品を取り寄せます。
この和菓子も、地元の永治堂さんという老舗の和菓子屋さんにオーダーしたんですよ。
八十八夜に積んだ美味しくて縁起のよい新茶と、老舗の和菓子屋さんが作った手作り鶯餅。
ご入居者様も大喜びでした。