寒い季節になると、さくらの里山科では毎週お刺身をお出ししているんですよ。
これって、実は結構自慢なんです。
何気に凄いことなんですよ。
その理由は2つあります。
1つはご高齢者様はお刺身が大好きな上に、お刺身をご馳走と思っているので、とっても大喜び下さるからです。
私達にとってのお刺身と、ご高齢者様にとってのお刺身は意味が全然違うんですよ。
もう1つの理由は、お刺身をこんなにお出しする介護施設は、それほど多くないからです。
経費の削減のため、食中毒の予防のため、お刺身を敬遠する介護施設は多いんです。
もちろん私達も食中毒は恐れています。
だからお刺身を出すときは、食中毒対策を徹底します。
鮮度にはこだわります。保管方法にもこだわります。
それは食中毒予防だけでなく、美味しさにもつながりますからね。
そして、そうして食中毒対策を徹底したうえで、私達は毎週お刺身を出しているんです。
この2つの理由から、私達は、毎週お刺身を出していることを、密かに自慢に思っています。
と言う訳で毎週のお刺身、先週はちょっと珍しいイサキのお刺身でした。
毎週お刺身を出しているので、私達はヴァリエーションにもこだわっています。
やっぱり、毎回マグロ、というんじゃ芸がありませんからね。
同じお刺身は一カ月に間に2回はお出ししません。
だから、イサキなんていう、ちょっとだけ珍しいお刺身も出しているんですよ。
もちろん、新鮮な近海物のお魚がお安く手に入る三浦半島にいるおかげでもあります。
新鮮なイサキのお刺身、大好評でしたよ。