ブルネロ・クチネリ社への企業訪問記
前回Part 1からの続きです。
さすが食の国イタリア🇮🇹な社食
敷地内の工場に隣接した
社員食堂でお昼を
ごちそうになりました。
今回はその話から。
お昼頃ちょうどIR担当ピエトロさんの
案内も終わって私たちは工場の
出口に向かっておりました。
その時です。
12時のチャイムと同時に
工場内の電気が一斉に消えました。
するとみなさんおもむろに席を立ち
一斉に出口に向かいはじめ
食堂の建物に向かって行きました。
このライト消すシステムから察するに
”残業”という言葉はイタリア
の辞書にないかもです（笑
上の写真が建物内、
いわゆる社員食堂です。
室内も素敵ですし
出してくださる食事も最高でした。
左下 前菜の生ハムが最高で忘れられない。
右上 クチネロ社のオリーブオイルも常備！
CEO(ブルネロ クチネリ最高経営責任者)
のリカルド・ステファネッリさん
(Riccardo Stefanelli Managing Director and CEO)
もいらしてくださり楽しいひと時となりました。
CEOが同席してくださるなんて
（しかもイケメンさん
）感激です。
こうして気さくに
一緒に食事をしてくださったのも
インベスター（投資家）である
さわかみファンドに対する
お気持ちの現れでしょう。
この恩恵に預かれた
ただの参加者の私、
心から感謝するばかりです。
参加者の一人としてご一緒した
から奨学金を得て
ボローニャで学んでおられるのですが
食後に突然、
澤上社長の「歌って🎵」という
ムチャなリクエストに応えて
それはそれはすばらしい歌声を
披露してくださったのです
彼女、有名な声楽コンクールで
一位を獲った、世界一のソプラノ歌手。
そんな方の歌声を目の前で
聴かせていただき心が震えました。
最後の60秒分だけですが
動画にしました。ぜひ
美声をお聴きください♪
地域を整備しつつ芸術・文化を育てる
敷地内には劇場まで(?!)あるのです。
「クチネロ劇場」は木の温もりが
感じられる天井の造りも美しい
落ち着ける素敵な場所。
こうして芸術活動にも支援をし
さらには隣接した築100年の
元貴族の館を現在修復中で
そこは昔の建築や哲学に関する本を
40〜50万冊を所蔵する
図書館となる予定だそう。
所蔵数50万冊規模は
”日本なら鎌倉市程度ほどの
人口17万都市クラスならあり得るが
人口500人の村では考えられないこと”
という解説を目にしました。
さて、クチネリ劇場では
説明を受けていた間に
30人ほどの子供達が入ってきました。
引率の先生が
「劇場を見学させてもらえますか」
とピエトロさんに話しかけ
快くどうぞどうぞと
招き入れたのです。
そのような場面に遭遇し
この企業が地域に溶け込んでいる
証拠でもある大変好もしい
エピソードでした。
子供達がすっごくかわいかったのに
写真撮り忘れました
魅惑のワイナリー
この敷地内には昔ながらの手法で
ぶどうを栽培する葡萄畑と
収穫してワインを作る
醸造所（ワイナリー）も(?!)あります。
こちらのワインは年間5000本限定。
１本のお値段7万5千円……
試飲できるかしら、なーんていうのは
甘い考えでした！（すみません笑）
この一角にある革張りのソファで
くつろがせていただきました。
このコーナー素敵でしょう？
魅惑的な場所でした。
理想を追い求める徹底ぶりに心打たれる
ソロメオ村に到着してからというもの
この企業の志や考え方の壮大さや奥深さ、
そしてこのような企業が存在できる
イタリアという国のすごさに
ついていくだけで
いっぱいいっぱいの私。
人と環境を第一に考え
地域との共存していくことを大切にする
その徹底ぶりがこの短い時間でも
感じられます。
近隣の400の工房とも
契約をしているそうで
自分たちだけでなく地域全体の利益をも
生み出しているわけですね。
地域への愛と
人間資本主義という経営哲学
とにかく徹底しています。
Part 3に続きます。☟
前回Part 1はこちらです
＼猫だより 今日は番外編／
見てださいニャ〜！
ご紹介したオペラ歌手の実和子さんとにゃんこ。
先日Zoomでお会いしたら
愛猫のちーこさんも登場してくだったの。かわいいいいい
こちらの愛猫ちーこさんはなんと
うちのチャーちゃんと同じキジトラ白。
猫種も一緒なら名前も似てるなんて❤️
ではまた！
さわかみファンドの創始者が社長のお父様
独立系ファンドの草分け澤上篤人氏です
現社長の澤上龍さんのご著書はこちら
