- ̗̀⚠︎ ̖́-BL表現を含みますので
苦手な方は御遠慮くださいませ。
※注意→💙❤️💚💜×💛です❗
今回のお話は🔻コレの続編です。
💜×💛
ピピピピ・ピピピピ
枕元で目覚ましが鳴る。
眠い目をこすりながら
ふわぁと欠伸をひとつ。
・・・am6:00
「よし。起きよう」
僕の『1日』の始まりだ。
僕はシェアハウスの管理人。
住人のサポートをするのが
僕のお仕事のうちのひとつ。
まずは朝ごはんの用意をする。
「あれ・・・早いね」
リビングに行くと住人の1人が
すでにソファーに座っていた。
「ああ、カズ。おはよ」
「うん。おはよう、潤」
ハーフみたいな彫りの深い顔。
スラッとした細い体に長い足。
・・・彼の名前は松本潤。
モデルの『JUN』として
雑誌なんかにも出てるんだ。
さすが、座ってるだけで絵になる。
「今朝はメシ食えないや。
もうすぐ迎えが来るんだ」
「そっか。残念。撮影?」
「ファッション誌の。ね。
今回、ロケ地が遠いんだ」
「発売されたら買うね?」
「プレゼントしたいけど
断るんだよなぁ、どうせ」
「自分で買いたいんだよ」
「はぁ。頑固なんだよな。
そういうとこも好きだけど」
「ふふ・・・ありがとう///」
そんな他愛ないやり取りをして。
そこで玄関のチャイムが鳴った。
「あーあ。もう来た・・・」
「お仕事ガンバって来てね」
「頑張れるようにいつもの。
しっかり充電させて。カズで」
両手を広げ、そう言って笑う潤。
僕はその胸にスポッと収まった。
温かい体にふわりと香るムスク。
細身なんだけどしっかり筋肉質。
頭ひとつ分くらい高い彼の身長。
くいっとアゴを持ち上げられて
僕はその顔を見上げることになる。
「カズ・・・好きだよ・・・」
「潤・・・ん・・・っ・・・」
重なる唇も直ぐに挿入される舌も
とても温かくて優しくて心地いい。
リンゴーン・リンゴーン
再び急かすように鳴るチャイム。
「・・・もう、うるさいな」
「あまり待たせちゃダメだよ
ほら、行ってらっしゃい?」
「・・・はぁ。分かったよ」
潤は、大きく溜め息を吐いてから
僕の唇にチュッとキスを落として
『じゃあな。行ってくる』って
笑顔で手を振りながら去っていった。