9月19日から決算特別委員会で毎日質疑をしています。毎日「総務費」「土木費」といった、テーマ別に質疑をしていきます。会派の大きさによって質問時間が決まっていて、私は一人会派で一番小さいので6分間です。

とても短い時間ではありますが、限られた時間で言うべきことをきちんと言えるように、毎日一生懸命準備して臨んでいます。

 

前回のブログでようやく、一般質問のご報告が終わりましたので、今回からは決算の質疑をご紹介します。

 

まず、19日に行なった、「総務費」の質疑から。一般質問で納得がいかなかった部分について補足の質問をしました。

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(2017年9月19日 決算特別委員会にて)

(かとうぎ桜子)

男女共同参画センター維持運営費に関連して伺います。

まず一般質問で質問しました、男女共同参画センターでの相談窓口の周知のことを補足的に質問したいと思います。

「今年度新しく始めた性的マイノリティ相談のほかにも、一般相談や専門相談について、どんなことが相談できるのか例示をしたほうが、初めて相談するときのハードルが下がるのでは」と一般質問で提案したところ、「個人情報の観点からも具体例を示すことは考えていない」という答弁がありました。相談例を示すことがなぜ個人情報に関わるのか、答弁の趣旨が私にはよく分からなかったので、どんな思いでそういう答弁をされたのかをお聞かせいただけますか。

 

(人権・男女共同参画課長)

一般質問の件ですけれども、いただいた質問のみならず、お答えする場合には区のお答えとして様々なものがそれを見て理解をして答弁をさせていただいている、その答弁の内容です。この趣旨と申しますのが、例示を挙げるということになりますと、相談をした内容をある程度ご紹介することになりますので、そこから類推がされること。その先には、例えば自分が相談をした内容が推測されるのではないかと考えたところでございまして、そうした答弁をさせていただいた状況です。

 

(かとうぎ桜子)

具体例を挙げたら、その例となっているものが、「私が相談したから書かれたのか」と思う方がいることをご心配されたということかと思いますけれども、私はそういうつもりで言ったのではなかったのです。

今回、性的マイノリティ相談について2千か所ほどにチラシ等を配布したと、別な場面で答弁されていたと思うのですけれども、どんなチラシをお配りになったのかということで見せていただいたのですが、そこには「こんなことで悩んでませんか?」ということで、例えば「自分の性別に違和感がある」「親にどう話していいかわからない」など、いくつかの例示がされています。

私が先ほど話した、「他の相談に関しても例示をしては」と言ったのは、性的マイノリティ相談だけではなく、こういう形の例示がほかのことにもあった方が良いのではないですか、という意味で質問をしました。

特に今は、ホームページで情報を得られて相談窓口を探す方も多いと思いますので、ぜひ書き方の工夫していただきたいと思いますけれども、改めてその点についてのお考えをお聞きします。

 

(人権・男女共同参画課長)

一般質問後のお話の中で、議員のご質問の趣旨がその点であると理解したところでして、ホームページにつきましては工夫をして修正を行なっているところです。

 

(かとうぎ桜子)

ホームページなどの情報提供のしかたは様々工夫を継続していただければと思います。