男性編み物愛好家 | 佐倉編物研究所 公式ブログ

佐倉編物研究所 公式ブログ

編物をあらゆる角度から研究し、広く普及することを目指します。
所長は手あみ師範のアラフォー男性です。

所長の伊藤直孝です。

 

 

◎お知らせ

・記事末尾の講習案内に残席数を表示するようにしました。特に狙い目の枠をピンク色で示してありますので、ぜひご受講ください。

・編物講習受講(予定)の皆さまは、以下の3つの記事を一度お目通しください。

「講習シートについて」「ご協力ください」「スケジュールについて」

 

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3月11日。

13年前でした。

あのとき東に住んでいた者としては、やはり今日は東日本大震災のことに思いを馳せます。

 

あのときは、東北被災地支援ということで、編み物の世界でもいろいろな動きがありました。

その一つに、被災して仮設住宅に身を寄せていたご婦人たちを中心に集まってもらって、編み会を催すというのがありました。

その世話人をしていた方々の一例が、かつてあったニット男子部(スマイルニット倶楽部ニット男子部)の部長と顧問でした。

当初は、ニット男子部の芽も何もなかったそうなのですが、たまたまその場に居合わせた被災者の男性が、どうも編み物をしてみたいような様子だったのが、あまりに女性の比率が高すぎたので、逃げるように帰ってしまったんだそうで。

それを見た部長と顧問が、男性でも気軽に編み物を楽しめる場が必要だ!ということで、ニット男子部が発足したというふうに聞いています。

 

つまり、ニット男子部の誕生は、もともとは東北支援に由来するというわけです。

 

その後、定期的に東北へ赴きながら、部員を募ったりしていたそうですが、当初はなかなか人が集まらなかったそうです。

それが、だんだんニット男子部が認知されるようになって、部員も増えていき、最終的には60人ほどにもなりました(幽霊部員含む)。

 

ですが、コロナ禍で部員同士が集まれないなど、活動が下火にならざるをえなくなり、また東北支援も一段落したということもあり、ニット男子部は2020年末に活動を終了し、解散しました。

 

私は部員番号20で、比較的古いほうのメンバーでした。

定例会と称して集まった編み会や、ギャラリーを借りて作品を持ち寄った作品展など、いろいろな活動をしました。

メンバーは、オープンにして編み物の活動をしていた人は少数派で、ほとんどは本業が別にあって趣味として一人で編んでいたような感じだったかと思います。

それが、こうして同好の志が、しかも男性が集まるようなところに参加して、他愛もないおしゃべりをしたり、編んでいるもの・編んだものを見せ合ったり、滅多にない機会だったんじゃないかな。

気の合う仲間で飲みに行くような気分、あるいは少年が集まって目をキラキラさせて楽しんでいるような気分。

 

今でこそ、ジェンダーレスとか多様性とか叫ばれていますが、大っぴらに編み物をする男性はまだかなりの少数派。

どこか公衆の面前で編み物をすると、まず珍しがられます。

珍しがられるだけならいいのですが、いろいろ話を聞くと偏見から心無い言葉をかけられたことがある人も多いようです。

その結果、人に隠れて編み物を楽しむようになり、まるで隠れキリシタンのような男性編み物愛好家はかなりいるとかいないとか。

 

そうだなぁ、ぼんやり思い描いているのですが、ニット男子部のような男性編み物愛好家のコミュニティのようなものって、今でも需要があるのかどうなのか。

あまり表に出たくないのであれば、秘密結社的なものでもいいのかどうか。

どうなのかね、この指とまれと言ったら止まってくれる男性ニッターはいるのかね。

私はもういろいろだいぶ慣れっこになっちゃったので全然気にならないのですが、隠れキリシタンのような男性ニッターの助けになれるとしたら?

 

まぁ、ちょっと何かの集団となると、まとめるのが大変だから、もし隠れキリシタン的男性ニッターのかたがいらっしゃったら、個別にお気軽に当方までご連絡ください。

お話聞きますよ。

 

 

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info@sakuraknittinglab.com

 

〈おことわり〉

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 編み物ワークショップのご案内

 

※)日程等は変更になる場合がありますので、常に最新の情報をご確認ください。

※)ご予約についてのお問合せ・キャンセル・変更は、必ず当研究所へ直接ご連絡ください。会場の貸し出し元へのご連絡はご遠慮ください。

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また、ご受講の際は、こちらにご協力ください。

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自由なスタイルでレッスンをします。

フリーレッスンのほか、(公財)日本手芸普及協会の手編みカリキュラムに沿った資格取得のためのレッスンにも対応します。

毛糸・編み図(本)の持ち込みは自由です。

受講料は、1コマ2時間半で3,000円です。

ご予約はメール(workshop@sakuraknittinglab.com 迷惑メール対策のため@は全角で書いてありますので、半角で入力し直してください(そのままコピペしただけでは送れません)。メールが不調の場合は各種SNSのDM(Instagram, X(旧Twitter), Facebook, Ameblo))で受け付けます。

原則として2営業日以内に返信しますが(制作に没頭しているときや体調不良時、休業日などはさらにお時間をいただく場合があります)、返信がない場合はアドレスに間違いがないか今一度お確かめください。アドレスがGmailから独自ドメインに変わりました。

※)前日、当日など急ぎの連絡の場合は、従来通り iton13579@gmail.com (@は半角で)にお願いします。

 

1) 銀座の編物教室(金曜日月2回、日曜日月2回)

銀座の会議室を借りて講習をします(最寄り駅:銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅、銀座駅など)。

この記事をアップした時点での残席状況

3月10日(日)(午前1、午後1)

3月24日(日)(午前満席、午後2

3月29日(金)(午前満席、午後満席)

※)3月の金曜銀座教室は、変則で第1・第5です。

4月7日(日)(午前1、午後満席)

4月12日(金)(午前2午後2

4月21日(日)(午前満席、午後満席)

4月26日(金)(午前1、午後3

 

金曜日は午前の部10:15~12:45、午後の部14:00~16:30

日曜日は午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

詳しくはこちら


2) 東京都区内の編物教室(月2回程度)

この記事をアップした時点での残席状況↓

3月16日(土)東新宿会場(午前3、午後1)

4月6日(土)東新宿会場(午前2午後3

4月20日(土)東新宿会場(午前3午後4

午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

基本事項は銀座教室と同様です。

※)東新宿会場は靴を脱いでスリッパで入室していただきます。

※)16時完全退室厳守のため、午後は可能ならば少し早めにお越しください。

※)東新宿会場へは必ず東新宿駅A3出口のエレベーターからアクセスしてください。ここからなら横断歩道も交差点も渡らずに済みます。これ以外の出口から出ると道に迷いやすいです。

 

3) 佐倉の編物教室(月2回程度)

地元・佐倉の貸しラウンジで編物教室を開講します。

「さくら住建」のSAKULOUNGEまたは別館リビングで行います(最寄り駅:京成本線志津駅)。

この記事をアップした時点での残席状況↓

3月27日(水)ラウンジ(午前満席、午後満席)

※)2024年3月の佐倉教室は変則で第1・第4です。

4月10日(水)別館2Fリビング(午前満席、午後満席)

4月24日(水)ラウンジ(午前満席、午後満席)

午前の部10:30~13:00、午後の部14:00~16:30

※)別館2階リビングは靴を脱いでスリッパで入室していただきます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。