編物製図講座2024
◎講座の概要
(公財)日本手芸普及協会の製図科に準拠した、1年間(全20回)の講座です。
この講座を学ぶことによって、編物の製図の基本を身に着けることができます。
ウェア物(トップス、ボトムス)をはじめとして靴下、手袋、帽子などの小物まで、さまざまな製図を学びます。
実際に製図を書くだけでなく、関連した話をできるだけ交え、製図の考え方を深め応用力を鍛えることにつなげます。
なお、製図に集中する講座のため、実際に毛糸を用いて編むことは基本的にありません。
授業は基本的に対面の講義形式ですが、質問にはできるだけすぐにお答えします(休憩時間にも受け付けます)。
全課程を修了し、課題をすべて提出すると、希望者には修了証を授与します(申請料別途)。
修了証がある資格(師範)会員は、独自に編物製図科の講座を開くことができます。
○こんな方におすすめ
・自分サイズの作品を制作したい
・衣服(特にニット)の製図の成り立ち・書き方に興味がある
・オリジナルデザインでニットを制作したい
・日本手芸普及協会の手編みカリキュラムを受講中の方(授業内容を補います)
・日本手芸普及協会手編み師範の取得を検討中の方(製図科を修了しておくとラクです)
※)受講に際し、何かの資格が必要ということは特にありません。
※)編物初心者の方でも受講可能です。最初は少し大変かもしれませんが、精一杯サポートします。
◎学習内容(テキスト目次より)
前期
①採寸(婦人)
②製図の基本
③ボディ原型(婦人)
④袖(1)(セットインスリーブをベースとしたもの)
⑤ノースリーブ・ベスト・ネックライン
⑥カーディガン
⑦衿(1)(カラー)
⑧男子もの
⑨子どももの
⑩身頃と袖の接続原型
⑪袖(2)(セットインスリーブをベースとしたもの)
⑫デザインのバリエーション
⑬スカート
⑭小もの作品の製図
後期
⑮ダーツ
⑯衿(2)(カラー)
⑰スカート(円形製図法)
⑱ヨーク
⑲肩線補正の入った身頃と袖の接続原型と袖の変化
⑳ズボン・パンツ
㉑フード
㉒帽子
㉓ケープ
㉔基本シルエット
㉕ドレープ
㉖色々な体型の製図
◎日程(すべて土曜日)
前期(10回):2024年4月13日、4月27日、5月18日、6月1日、6月29日、7月13日、7月27日、8月31日、9月14日、9月28日(予備日:8月17日)
後期(10回)は後日決定
※)事情により変更する場合があります。ただし開講日は土曜日固定です。
◎時間
10:00~16:00(途中昼休憩1時間、10分程度の小休憩数回あり)
◎場所
東京都墨田区両国1丁目の会議室
最寄り駅:JR総武線・都営大江戸線両国駅
※)会議室までは階段があります。また、玄関で靴を脱いでスリッパで入室していただきます。
◎受講料
前期(10回)66,000円、後期(10回)66,000円
※)価格据え置き! 業界最安水準!
※)別途教材費がかかります(以下の「教材」の項を参照)。
※)分割払い(前期、後期それぞれ3回程度まで)のご相談もお受けします。
※)希望者は、別途申請料19,800円で修了証を申請できます。
◎定員
12名(最少催行人数6名)
◎講師
伊藤直孝(佐倉編物研究所 所長、日本手芸普及協会手あみ師範、製図応用科修了)
◎教材
必要なものをお申し込み後に確認させていただきます。
すでにお持ちのものがある場合はそれをお使いいただいて構いません。
①改訂新版製図科テキスト《前期》(オレンジ色の表紙)4,620円
※)旧版の製図科テキスト《前期》(赤の表紙)は使えません。また、レポートカードがない中古品は使えません。
②改訂新版製図科テキスト《後期》(水色の表紙)4,620円
※)旧版の製図科テキスト《後期》(緑の表紙)は使えません。また、修了証申請書がない中古品は使えません。
③1/4製図用紙 660円
※)デザインノート改訂版(日本ヴォーグ社)で代用可
④NVデザイン製図定規 550円
⑤製図用紙(折)(日本ヴォーグ社)(実物大製図用紙) 110円
⑥ゲージメジャー改訂版(日本ヴォーグ社) 1,408円
※)旧版のゲージメジャーでも可
⑦トレーシングペーパー(A4白) 561円
※)文具店で入手できるものでも可
⑧ブルートレーシングペーパー 55円
⑨洋裁用コンパス 4,290円
⑩メンディングテープ 189円
※)文具店で入手できるものでも可
①~⑩をすべてお申し込みの際の金額は17,063円です。
ただし、値上げが行われる(行われている)場合があります。その際は値上げ後の価格が適用されます。
申し込み後のやり取りの際に、必要なものの番号をお知らせください。
講師が準備をし、初回の講習時にお渡しします。
なお、消耗品など講座の途中で不足したものは追加で申し込みすることができます。
◎持ち物
・筆記用具(シャープペンシル(可能なら0.5mm芯に加えて太めの芯のものも)、消しゴム、3色ボールペン、蛍光マーカー)
・30cm程度の定規
・工作用はさみ
・電卓(そろばん、スマホの電卓アプリでも可)
・(お持ちの方は)眼鏡、老眼鏡(後ろの席だと板書が見えにくい場合があります)
・(必要な方は)飲み物、お菓子(脳の糖分が結構消費されます)、昼食(会場で昼食を取ることができますし、外食することもできます)
※)会場の近くにスーパー、コンビニ、飲食店あり
◎その他注意事項
・初回から1年間参加できることが受講条件です。ただし、事情により欠席する回があっても、おおむね8割以上の出席率であれば、欠席した内容についての宿題をこなすことで修了条件を満たすものとします。
・原則として途中回からの受講、部分的な受講はできません。
・製図を書くことに集中する特別授業です。毛糸を用いた編み方指導は基本的にはありません。ただし、実際の編み方などについての解説は必要に応じて行います。
・第2回目に採寸をします。講師が男性であることを考慮し、受講者がすべて女性の場合は講師が退室している間に会場内で受講者同士でしていただくなど、できるだけ配慮をします。
・参加希望の方は、以下の2024年2月12日の記事をよく読んでメールでお申し込みください↓
・申し込みは先着順で受け付けます。定員を超えた場合はキャンセル待ちを承ります。
・最少催行人数を設けてあります。申込者数がこれに満たない場合は開講しません。
・参加人数などによっては、会場を変更する場合があります(ただし東京23区内です)。
・受講料は2024年3月31日までに指定の口座にお振込みください(振込手数料はご負担ください)。なお、お支払い後のキャンセルはできません。お支払いいただいた受講料は、当研究所都合で開講できなくなった場合以外は返金いたしかねます。
・受講の際は、一般的な常識をわきまえてご受講ください。他者に不快感・危害・損害を与える行為は禁止します。
・板書の撮影は、個人の復習などに使用する目的の範囲内で許可します。無断でネットなどにアップすることは禁止します。また、録音・録画はご遠慮ください。
・欠席の際は必ず講師にご連絡ください。なお、欠席の分の返金・補講はしません(質問対応などにより部分的にフォローはします)。
・その他、有事の際には講師の指示に従ってください。