これなら糸端を取り出しやすいんだけど | 佐倉編物研究所 公式ブログ

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編物をあらゆる角度から研究し、広く普及することを目指します。
所長は手あみ師範のアラフォー男性です。

所長の伊藤です。

 

 

先日の記事で、毛糸玉の中側から糸端を取り出そうとして失敗し、糸がものすごく絡まってひどい目に遭ったということを書きました。

 

糸端を中側から取り出すときに、すんなりと取り出せるときとえらく難儀するときとありますよね?

これはあくまで私見なのですが、どうも日本製の毛糸は割と取り出しやすく、外国製の毛糸は簡単には取り出せない確率が高いような気がします。

さらに日本製では、糸端を中側から取り出しやすいような工夫を糸玉に施している場合があります。

たとえば、これ。

これは紙芯に巻かれたタイプの夏糸なのですが、このように紙芯に紙片がついていて、これを芯ごと抜き取るようにもぎれば、自然と糸端が中からチョロンと出てくるようになっています。

 

こんな例もあります。

これはもう、紙片に入った切り込みに糸端が挟まっています。

 

こんな工夫をしているのは、「糸端を取り出そうとしたらひどく絡まってて時間を無駄にしちゃったじゃないのよ!どうしてくれるのよ!!」といったようなクレームがあって、それに応えるためにこういった工夫を施すに至ったのではないでしょうか。

または、日本人ならではの仕事の細やかさ、丁寧さ。

まぁ、できるだけ多くの毛糸がこんなふうに糸端を取り出しやすくしてくれれば申し分ないのですが、手間とコストを考えると、ある程度は我慢しなくちゃいけないところもあるのかもしれませんねぇ。

 

どなたかコツをご存知ですか?

 

 

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