ブログを訪れてくださり、ありがとうございます!
このブログでは、
◆障害がある子が生まれても誰も絶望しない世の中にする
◆親には親の人生、子どもには子どもの人生があることが当たり前の世の中にする
ために、私が動いているいろいろなプロジェクトについて紹介していきます!
また、"障害児"と呼ばれる娘マコの日常を発信することで、
『なーんだ、普通の子ども(人間)じゃん!』
とブログをみてくださる方の心がバリアフリーになったら最高です。
13年前、長女の子育てに不安を抱いていた私に一言伝えたい。
12/26で長女が15歳になりました。
感慨深い…❤️
生まれて2年くらいは、初めての育児でアタフタしてたと思うけど、『心配』とか『不安』は感じず。
とにかく可愛くて、今まで自分の命よりも大切な命を実感することがなかったけれど、長女はまさに『自分の命よりも大切な命』と思える存在。
たくさんたくさん愛情を注いだ、私なりに。
しっかりと愛情が伝わる方法を知りたくて、生後6ヶ月頃から『親業』というコミュニケーションプログラムも学んだ。
パパや、双方の両親、私の姉妹、保育園など、いろんな人たちの愛も受けてスクスク育った長女。
そんな恵まれた長女の子育ての環境にも関わらず『不安』を覚えるようになったのは、
マコにばかり目も頭も身体もとられて、私は長女に愛情をちゃんと注ぐことができるのだろうか…
長女がグレることなく卑屈になることなく、育つためにはどうしたらいいのだろうか…
次女が難病&障害という事実だけでも相当なショック、パニックなのに、
それと比例するように長女の子育てに対する不安も大きくなっていった。
その不安を少しでも軽減させたくて、障害がある子がきょうだいにいる子の気持ちを知るためにネットで情報を探ってみたり(当時はほとんどヒットせず)、
『よい子じゃなくていいんだよ』
という本を読んでみたり…。
少し冷静になった頃、学んでいた『親業』のコミュニケーションプログラムを思い出して実践してみたり。
▼どんなことを実践していたかはこちらをご覧ください
結局のところ、私は長女のことを信頼することにした。
彼女の人生、彼女がちゃんと向き合って創造していくのだから、私にできることはそのままの彼女を肯定し続けることと、SOSがでたときに手を差し伸べること、くらいだな。
目を見て『愛してる』と伝え、
長女がスキンシップを求めるときはギューっと抱きしめ、
表情が曇ってるときは『話を聴くよ』と伝え、
表情が明るいときは一緒に喜び。
基本、長女は長女の人生の時間、私は私の人生の時間をそれぞれ楽しんだ。
そんなこんなで、あれから13年が経ち、長女は15歳。
家族でご飯を食べている中で、長女が、
ずっとそばにいてくれたのはママだった。世界で一番愛されていると思う❤️
と伝えてくれて、なんだかグッときて込み上げてくる感情があった。
突如わたしの中に出てきたのは、13年前の長女の子育てに不安を感じていた頃の私の像。
その私が「よかった…❤️」とホッと胸を撫で下ろして癒されていくのを感じた。
愛が愛として伝わっていて、本当によかった❤️
ずっとそばにいた
この感覚、たぶん心の距離のことを言っているのだと思う。
実際はベタベタ一緒にいた訳ではなく、むしろマコの入院で離れた期間もあったし、私が仕事や遊びで一緒に過ごさない時間もあった。
だけど、心はいつも一緒だった。
私はお腹の中に宿った日から、長女のことをずっとずっと信頼して、愛してる。
それが伝わっていて、よかった❤️
あと、もう一つ長女から聞けてよかったことがある。
それは…
まこちゃんのこと嫌いだった。だってパパとママをとるから。
この気持ちをちゃんと言葉にして消化できるってすごく大切だと思う。
よく伝えてくれたね、って長女に言ったら、ホッとした表情をしてたなぁ。
パパも長女をたくさん愛していて、思春期の長女との距離感をとるのが苦手でウザがられたりもするけれど、なんだかんだいい関係を築いていると思う。
来年は高校生か!
オシャレにも目覚めて、バイトもしたいみたいだから、彼女が選択していく人生をこれからもそっと見守りサポートしていこう❤️