英語学習者1000人が選定した教材 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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時間もお金もかけないで確実に英語力をあげる方法がGetNavi webで公開されています。

「今年こそ英語力をつけたい!」こうした目標を年始に掲げた人は少なくないはず。これを書いている私も、昨年グアムのホテルの売店で「何時まで営業していますか?」という英語が出てこず自分に失望して帰国し、なんとか使える英語を身につけたいと思っている。

しかし、いざ英語を勉強しようと思ったところで何から手をつけたら良いのか分からない。時間とお金があれば留学したり、英会話スクールに迷わず申し込んだりするところだが現実的に難しい。時間もお金もかけずに英語力をあげる良い方法はないのだろうか。

そんな時に見つけた『英語教材ランキング&やり直し学習術』(デイビッド・セイン・監修/学研プラス・刊)といった一冊の本。現在英語を学習している1000人が選んだ「確実に英語力が上がる」教材と学習方法が人気順に紹介されている。書店に足を運んでみたが、膨大な英語教材の前でどれが良いのかと呆然と立ち尽くしてしまった者にはありがたい一冊だ。

まずは人気の教材を紹介する前に、そもそも英語教材を選ぶ時にはどんなことに注意したらよいか、そのポイントを見ていこう。

正しい英語教材の選び方
本著が教材選びの指針として挙げているポイントは3つだ。

まずは「簡単すぎるくらいの教材」からはじめること。「わかる」の積み重ねが、習慣化につながるからだ。次に「英語に数多く触れられる教材」を使うこと。「多く」は教材の内容量ではなく、学習頻度を指す。繰り返しの学習に耐える、充実した内容のものを選ぼう。
そして最後に「声に出す教材」であること。特に日本人は「読む」に集中し「話す」をおろそかにしがちだ。意識的にアウトプットできる教材を選びたい。
(『英語教材ランキング&やり直し学習術』から引用)

確かに英語に限らず、勉強の習慣化を阻むものは「このテキスト難しい。分からない」という苦手意識からかもしれない。簡単なレベルでひたすら声に出して繰り返せるものが、確実に英語力をつけてくれる教材なのだろう。

それでは次に、上記のポイントを踏まえた具体的な人気教材をみていきたい。特に個人的に自信がない「会話・発音」ジャンルのNo.1教材はどんなものが選ばれたのだろうか。早速みていこう。

「会話・発音」ジャンルの人気英語教材とは
会話・発音部門で1位にランクインした教材はズバリ「NHKテレビ英語講座」だ。374もの票を集め圧倒的な支持を得ている。短いものだと10 分という気軽に見られる放送時間とポイントが凝縮された内容が人気の理由のようだ。

「NHKテレビ英語講座」と一言で言っても、初心者から上級者向けまで番組数は豊富。旅で役立つフレーズを身に付けたいなら「おとなの基礎英語」、ビジネス現場で使える英語を学びたいなら「しごとの基礎英語」など目的別に選ぶことができるのも魅力的だ。

そして、500円~1000円ほどで購入できる番組それぞれのオリジナルテキストも見逃せない。併用すれば、番組を見ながら聞き取れなかった部分はテキストで確認することもできる。まずは放送を見て学習し、再放送ではテキストと併用しながら復習するなど、再放送やテキストを上手に利用しながら学習している人も多いようだ。

「NHKテレビ講座」ならEテレを見ることができれば今日にでも始められる。ちなみに「リスニング」部門のNO.1教材は「NHKラジオ英語講座」だった。コストをかけずに英語力を身につけたい人にはNHKはオススメなのかもしれない。

この他にも「会話・発音」「リスニング」「単語」「文法」「英作文」の各ジャンルのベスト5の教材や、TOEICの目標スコア別教材なども掲載されているので英語の勉強法に迷っている人にとって、かなり頼もしい一冊だ。

英語は文法のような用法を学ぶ用例基盤ではなく、事例をを覚える事例基盤です。するとなるべく自然な事例を、自然な音で聞いて真似て覚えるのが最善の方法と言えます。