私も英語を教える者として先輩達がどのような事をしてきたのかは関心があり、私も学ぶ事が多いかも知れません。
英語教育では以前は東の松本亨、そして西の松本道弘と言われた人です。ネットには多くの情報があります。それぞれが勝手な意見を言っておりますが、多くの彼の評を読むとだんだんその真実が見えてきます。
松本道弘の以前の肩書の中にはホノルル大学の教授があります。ホノルル大学はハワイに所在せず、金で買える資格商法的大学で、その大学出身者には以下の人物がいます。
村田久聴(元ワールドメイト幹部) - ホノルル大学心理学・東洋思想講師
松本道弘 - ホノルル大学教授 (たちばな出版の「古神道」の著者)
深見青山(深見東州、半田晴久)-ホノルル大学神学博士
福永法源 - ホノルル大学地球環境哲学博士
上記の方は社会の問題児みたいな方が多いのです。次のようなコメントがあります。
”松本氏はホノルル大学なるインチキ大学の教授を名乗って、一気に信用を落としてしまいました。 なんでまた、あんな馬鹿なことをと惜しまれます。名誉欲ですか。”
教育者や政治家が学歴や経歴を偽るのは、教育者としても基本的必須条件に欠けております。
次のようなコメントが大方の意見を代表しております。
”役に立った本 は「英語道場」「考える英語」「日米口語辞典」「私はこうして英語を学んだ」「give と get」 だけ。あと100冊以上書いているが英語関係は上記の本の焼き直し。 ディベートや古神道の本は門外漢の気がする。 発音をどうとらえるかは別として、確かに英語運用力はすごいと思うけど、 結局それだけ、という感じ。かつてのNHKインタビュー番組も本人がいうほど内容的に「斬れる」と思わせるものではなかった。
幅広い分野に興味があるようで、いろいろ言ったり書いたりしているが、 どれも何だかピントがずれているようで、結局この人の専門は何なんだろう、 と思わされる。 だったら最初から英語の専門家に徹してそれで売り続ければ良かったのに、 本人はそれでは満足できなかったようで、それがアダになっているように 思う。”
やはり書かれている多くの本において、不信を得ているのは事実です。
彼の英語に関しても、基本的な松本道弘は英語を英語道にしてしまいました。しかし、英語は剣道や柔道や合気道や華道とは本質的に違います。
日本語で言えば分かり易いでしょう。”道”の好きな日本人さえも日本語道と言う言葉を使いません。言葉は”道”ではないからです。
次の言葉はそれを表していると思っています。
”国弘やW松本の本も然りただ、英語「道」とか、対決とか、何段とか、には違和感を感じる。 ディベートで自分を磨くのはありだと思うけど、根っこの部分では 言葉はまず「コミュニケーション」の道具。 ”