2つの種類の学習 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

学習の方法を大別すると次の2つに分類できるようです。


報酬系の学習
楽しいことやオモシロイことをやっているときに喜ぶ脳であり、継続して報酬をあたえることで喜びを感じる学習です。


罰系の学習
ツラくても苦しくても構わないので、目標に向かって邁進し、達成したときに喜ぶ脳。継続して罰を与えて、成し遂げたときに一気に喜びを感じる学習です。


次は私が教えている方のブログです。


”桜井さんの下で最初は、はちゃめちゃな発音で「夫婦」という単語も忘れてるわたしが・・・なんでこんな人がかる~く英語を学ぶのか??・・・
な~んて思われたかもしれないわたしが11カ月も英語を学び英会話の広場にも登録させていただきかんふぁれんすにおいてもボチボチ形になっているではありませんか。”


ある英語学習者の方のブログです。


”英語を学ぶときにやっぱり日本人にとっては意識して乗り越えないといけない大きな壁がある。うまく言えないけどやっぱり言語が大きく違うのとそれから思考が違うというのが大きな原因だと思う。
だからやっぱり楽チンには無理なのだと思う。楽チンに習得できてたらそれはかなり日本語よりの自己満足なものになっている恐れがあると思う。それで通用しちゃっているならそれでいいけど(;・∀・)頭でっかちになってるみたいでイヤだけど自分は今まだ大きな壁を乗り越えてない。でも大きな壁がどんなものか実態はわかるところまで来てる。ただ今まで足りなかったのは乗り越えられるまでの辛抱強さだ。”


この二人の方の学習方法の違いは学習を報酬系にとらえるか、罰系として捉えるかの違いです。一方の方はどんどん上達しているのを喜び、他方の方は楽をしてはいけない、辛抱する事だと頑張っております。


どちらを選ぶかは好き好きですが、どちらが効果的でしょうか。それは疑いなく報酬系の学習の方が効果が上がります。それは脳の学習では学ぶ事により、その報酬(結果)が最適化されるように働いているからです。


報酬系では自由な意思による選択が常時働いておりますから、最適化がし易いのです。学習によりどんどん加算されます。そして目的意識が働き最適化を促進します。しかし、罰系の学習はある目標に向かってひたすらに辛抱するだけですが、報酬(効果)を最適化する作用がありません。そして学習意欲が低下すると言う最悪な結果を招きかねません。そして英語学習難民となるような人もでてきます。