ホンモノ英語の習得方法 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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ホンモノ英語を習得するためには、その実体を知る事です。
まずホンモノ英語の実体は連続的に変化する音のストリームです。

http://ameblo.jp/sakuraikeizo/entry-11217356975.html


そしてその音のストリームは文法とか品詞とか文型とかに体系だっているのではなく、その音のストリームとその意味がアナログの情報として脳に記憶されております。

http://ameblo.jp/sakuraikeizo/entry-11218089145.html


ホンモノ英語を習得するには上記のデータを増やす事です。ここで大事な事は発音です。第二言語として英語習う場合には母語の干渉がありますから、なるべくこの干渉を最小にする必要があります。ほとんどの日本人が英語が話せないのはこの使える英語が少ない、覚えている英語が少ないからなのです。

増やすためには反復練習しかありません。脳のニューラルネットワークはコンピュータのようにプログラムを教えるのではなく、反復でしか覚える事ができないからです。
リスニングも同じ理屈です。英語が聞き取れないのはその音のストリームを覚えていないからです。覚える事によりリスニング力は向上します。


多くの英語学習難民がやっている、いろいろな方法を試したりするのは迷いながら一つのものに固執するよりはどんな形であれ前に進んで行けばよいと言う考えは大きな誤りです。方法を迷いながら試している間は最も大事な前進が確認できないのです。下手をすると後進する事もあり得ます。


離婚回数の多い男女は良い伴侶が見つかるかと言えば、残念な事に多くの場合は回数を繰り返しているだけです。換える事が以前より良い事になる保証も裏付けもありません。本人に問題があるなば、相手に関係なく何回繰り返しても結果は同じです。


言語学者のクラッシェンは母語も第二言語も習得方法は同じだと言っております。それなら日本語を習得した方法は英語にも適用できます。
我々の日本語は短い表現から始まり、どんどん多くの表現を覚えただけです。膨大な数を知っております。その量こそがネイティブである所以です。発音も大事ですが、日本人でも発音の良い人も悪い人もいます。


学習方法を迷いながらいろいろ試していては母語のような学習はままなりません。日本語習得には秘密のリスニングも、秘密の発音方法もありません。日本語は自然な発音でどんどん表現を覚えただけの事です。発音に関しては日本人全員が単に聞く話すを繰り返す、親もあまり関与しない独学に近いものです。


そうであれば、ホンモノ英語の習得方法は自然な発音でどんどん、反復して覚えるだけの事です。一つの方法に固守して継続的な学習が言語の習得のありかたです。
言語活動と言うものは表現を覚えていて、それを話せば理解してもらえる、これがベースとなっています。基本の音や文法がベースになっておりません。多くの人が使う事が言語の基本なのです。


言語の習得は壮大な慣れであり、いろいろな方法を試している間はその壮大な慣れの麓までも辿りつけません。壮大な慣れであるからこそ、科学的な脳の記憶とか、学習理論とか、音声認識とかニューラルネットワークの既知の情報を活用する事です。


言語活動は膨大な慣れでありますから、それを簡単に克服できる驚きの方法や秘密の方法などは存在しないのです。仮のその秘密の方法が見付かったとしても、その方法で壮大に慣れるまでやる必要があるのです。