教える事は手段を減らす事 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

英語を教える先生で、発音教材も、音読も、リスニング教材も、洋画も、留学も
何でも良いからいい方法を選べという人が多くいます。

つまりどれもこれも肯定して、自分の教材も肯定します。
批判や反発を受けない方法でありますが、教育の本質でありません。

私が多くの方を教えていえる事は、どんな方法であれ、同じ時間を費やすなら、
一つの方法に集中してやる方が効果がでてきます。

それは脳の仕組みを見れば明快です。
脳のニューラル・ネットワークは繰り返し、反復練習をして覚える
パターンの学習やパターンの認識を得意とするからです。

集中した方が反復学習が必然的に増える事は間違いありません。

繰り返すなら、同じ方法でやる方が良いに決まっているのです。
つまり他の方法を捨てると言うことになります。

問題は、ある程度はどんな方法でも伸びますが、理に適っていないと、
どうしても、ある限界を迎えてしまいます。

人間の学習は脳のニューラル・ネットワークの脳細胞のシナップス間の
情報のやりとりで決まります。

実はこのシナップス間の情報のやりとりも、学習することは
減数させることなのです。

学習して習得すると言う事はシナップス間の接続数を減らし、
選択されたシナップス間の情報を強化する事なのだそうです。

人間は生後8ヵ月くらいがもっともシナップス間の接続が多く、
成長するに従い、シナップス間の接続数を減らし、選択する過程になります。

英語が話せるようになると言う事は、シナップス間の接続が増えたのでなく
特定のシナップス間が選択され、強化され、英語を話せるようになります。

英語でもいろいろな事をやることが、いかに言語の習得の助けにならないかが
お分かりの事と思います。

私は英語を話すのであれば、最初から最後まで、どんどん英語を覚えないと
アドバイスをしており、大変に効果を上げています。