喉を開くとは | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

私は喉を開いても竹村和弘氏のいうように鎖骨間では音が響かないといいました。それでは喉を開くとはどのような意味でしょうか。



喉を開くっていうのは実際に喉ちんこの上のあたりを意識的に開ける(あくびするときみたいに)事を指す人もいるようです。



声楽などで、喉を開くっていう表現はよくしまがどうもこれは素直に声を出すということのようです。男性なら大体、上のミかファあたりくらいから力を加えてしまうそうです。鍵盤があれば試してみると面白いのですが、下のドからはじめて上がっていくとミかファくらいから喉が緊張してくるとそうです。このあたりから発声をかえなければなりません。ミドルボイスと言うそうです。



「喉を開く」というのをネットで調べると次の説明が納得がいく感じです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1、喉仏が(下に)下がる。
2、軟口蓋(自分で調べてね)が(上に)上がる。



上の二点を両方とも満たした状態を言います。
(あくびをした時は自然にこの状態になっているそうです。上川氏はあくびエリアと呼んでいます。)



ボイストレーナーなどは「喉を開きましょう!」などと平気で言っていますが、喉を開いて歌うことが必ずしも正しい歌い方ではありません。



最大限に喉を開いた歌い方は「ベルカント唱法」です。つまりオペラの歌い方です。やってみれば分かると思いますが、上の二点を満たした状態で歌うと「オペラ」の声になります。たしかに「オペラの声」は最も生理的に無理の無い歌い方ではありますが、いろいろと弱点があるのも事実です。(音質が制限される、母音がはっきりしない、等。)



あなたがどんなジャンルの歌を歌いたいかにもよりますが、例えばポップスを「喉を最大限に開いた声」(オペラの声)で歌ったら変ですよね。(もちろん表現としてあえてそうする分には良いと思います。)



「喉を開いて歌う」というのは西洋古典声楽の学習者にとってのある種の理想であって、全ての歌い手が満たすべき条件ではありません。



そもそも正しい歌い方など存在しません。「正しい」というは何か一つの特定の価値観が働いたときに生じるものなのです。「喉を開ける」を正しいとする価値観は主にヨーロッパの古典声楽に由来しています。



西洋古典声楽はそもそも貴族が作った音楽ですから、他の発声法を排斥する傾向があるのです。
その発声法を学んできた今のボイストレーナー達は、「ノド声はいけない声です!そんな歌い方してたら喉を壊しますよ!」などと平気で言ってきますが、そんなことはありません!



しっかりと注意しながらすこしずつ鍛えていけば強くなっていきますし、喉を壊すこともありません。
また、いくらベルカント唱法だろうが、喉を開けて歌おうが、生理的に無理をすれば喉を壊すことになるでしょう。)



P・S 、本当はあまり「喉を開こう」だの「喉仏を下げよう」などの意識を持たないで発声するのが良いんですね。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すると喉を開くと言うのは声楽でも英語でもあまり意識をしない発生方が良い発音になるようです。



英会話上達のための例文と教材のネットショップ



http://www.eikaiwanopl.jp/shop/