英語耳の松澤喜好氏も音のストリームを提唱 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

英語耳の松澤氏とは以前、音声認識で半年に渡る議論をして、音声が音素ベースでない事を100%認めていただきました。



その影響かどうかは分かりませんが現在の松澤喜好さんのサイトでは音声は音のストリームだと明言っしています。



”リスニングとは、連続する音から意味を切り出すことというふうに考えてください。英語の音は本来つながっています。文字で見ると、単語の間にスペースがあるので、音にも単語の間に区切りの無音部分があるように錯覚していますが、実際は連続しているのです。たとえば、音は以下のようにつながって流れていきます。



Thissongismorethanthirtyyearsold”



つまり、松澤喜好さんは現在は音声は音のストリームであり連続的に変化していると説明しているのです。



音素ベースとは音声は幾つかの基準となる音から形成されていると考えるものですが、音のストリームは音は切る事ができないと考えるものです。



しかし、松澤喜好氏は音声は音のストリームだといいながら、他のページでは43音が重要だ、そして”発音できれば聞き取れる”と相反する事を言っています。



音のストリームでは音を切る事ができません。そのために音の変化を感じ取って音声を認識していると考えるものです。



すると正しい音は存在しません。もちろん話している人が正しい発音ができたどうかの確認はできません。



英語の音声は43音とか発音できれば聞き取れるは、音のストリームの理論とは反対に位置する考えなのです。



サイトに相反する説明を書いているのは松澤喜好氏が知っているのでしょうか。それとも英語耳で書いた事は否定できないからでしょうか。



これから松澤喜好氏が音のストリームをもっと提唱するのかどうか興味があります。現在は43音でなく音節が重要だとも書いていますので、音のストリームを基本とするのかも知れません。