AERA(English)8月号の矛盾 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

私もAERA(English)8月号を購入して”ここだけは直せ日本人発音”の特集を読んでみました。矛盾だらけで驚きました。



この記事の中には竹村氏も含め、5人が取材を受けています。



勝間和代氏
「同じ時間をかけるなら、(発音より)中身にかけた方が良い」
つまり日本人の発音は心配するなと言う事です。何の足しにもなりません。



安川内哲也氏
「最短距離を目指すなら、発音記号の勉強から始めるのが絶対に得策ですよ」
つまり、音素(発音記号)肯定発言です。



池田真氏
「発音というと日本人は個々の音を思い出しますよね。ですが、通じる通じないで
言えと、リズム、ストレス、イントネーションの方が重要なのです。」



「リズムやイントネーションを学ぶ際には、発話する文の意味を考える事が重要だ。リズムやイントネーションなどは文脈によって変わるからだ。そのためダイアローグなど文脈のあるもので練習する方が望ましい。」
ここでは音素否定の発言をしています。



原賀真紀子氏
「個々の発音より、英語を話す時はメリハリの方が大事。」
つまり音素否定の発言です。



竹村和浩氏
もちろん正しい音は音素と言っており、最大のページ数を割いています。



驚くのは、この記事の”ここだけは直せ日本人発音”の答えが音素を肯定しているのか、音素を否定しているのかまったく分かりません。



ページ数的には音素肯定の方が多いので、音素を肯定しているなら間違いです。でも一つの記事に相反する答えを書くのは大変大きな矛盾だと思われます。



英会話上達のための例文と教材のネットショップ



http://www.eikaiwanopl.jp/shop/