英語音声の不思議 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

2007年の9月11日の日経新聞に作家の柴田翔氏が円周率の不思議と言うコラムを書いています。



数年前に円周率を3.14でなく3として教える事を聞いて驚いたと書いています。そして柴田氏は学校で教えるべき事は円周率を簡単に3で済ます事でもないし、3.141592653589・・・と果たしなく教える事もでないと言っています。教えるべきは円周率が無限に続く数字であり、自然界にあると言う不思議さ、そしてその不思議さに驚く気持ちをエリート児童にも、学習低位の児童にも呼び起こす事だと言っています。



実は英語の音声に関しても私が音のストリームで教えたいのは英語の発音が簡単に割り切って発音することでも、ネイティブをそっくり真似する事ではなく、音声にはいろいろな要素が含まれており、それを探究する面白さです。その結果として英語の発音が良くなったり、英語を聞くのが楽になったり、覚えるのが楽になることです。



現在の英語の教育はどうも簡単に考える傾向にあり、教える方も教えてもらう方もその割り切った安易な解答を求めている傾向にあります。



その結果、ネイティブと話せば英語が話せるとか、聞くだけで英語が話せるとか、英語耳を獲得すれば話せるとか安易な解決策が生まれ、その都度それが正しくないことを学習者自身が証明しているような気がします。