梅雨明けを待つ6月下旬の静かな奥河内の滝畑ダム
今日のリハビリ登山は滝畑からダイトレで岩湧山頂のササユリ鑑賞
いつもの岩湧寺コースより距離は少し長いけど、階段が少ないから
腰痛持ちには幾分楽だろう
でも山歩きだから少しはこんな所もあった方が楽しい
湿度が高くて蒸し暑く、腰から背中をきつく締めたコルセットが熱を持って汗まみれ。
水場で早速の休憩、さくらが居たら水浴びを喜んだろう
ホタルブクロが目に涼やか
ニガイチゴかな
サルナシ
滑りやすい波型スレートが敷かれていたので、後続の人に道を譲る。
事故以来、何処でも誰でも道を譲るのが当たり前になった
山頂に期待が膨らむ
山頂に続く茅場に到着。ここまでいつもの倍近い2時間ほど掛かった
曇り空にアザミが似合う
ハチも忙しそうに飛び交う
オカトラノオ
ウツボグサ
岩湧山頂の展望は霞んでいて北に続く金剛山地の山並みもはっきりしない
ササユリは遅かったのか早かったのか、思ったより少なかった
腰痛が酷くなったので、山頂でいつもより長く横になって回復を待った
傍で蜜を求める虫たちを眺めているうちに、ついウトウト
目覚めると降り出しそうな空になっていて、痛みはあまり治まっていなかったが
下山を急いだ
歩き出して暫く、階段を下りている途中、右の靴に違和感を覚えたので目を遣ると
靴底とアッパーの接着が剥がれて開いていた。
長期間、山歩きから遠ざかり靴の手入れもしていなかったからだろう。
靴の前がカパッと開いて歩きづらく危険だし、途中ぬかるみもあるので取り合えず
身の周りから丈夫そうな紐を探し出して、緊く縛って応急措置
以前、蔓で縛ったことが有ったけど石や岩で擦れてあまり持たずすぐ切れた。
今回は細いけど丈夫そうな紐だったし、靴底の突起の間に沿わせたので長持ちしそう
痛む左脚を庇いつつ右足は出来るだけ石や岩角などを避けて慎重に歩いたため
時間は掛ったが一度も転倒することなくぬかるみなども無事通過
2時間歩いた登山口でもしっかりしていて有難かった
帰宅後、縛っていた紐を解いてみるとまだまだ使えそう
洗濯してジャケットの元の場所に戻した。
昭和生まれ育ちの爺さんはこんな物でも捨てられないのだ(笑)