くどやま芸術祭の九度山町歩き(前編) | 柴犬さくらの旅日記

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yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

 

紀州の大河紀の川を前に霊峰高野山を背にした真田幸村の歴史ロマン漂う九度山町で
開催中の「くどやま芸術祭」をブラッと覗いてきました

 

 

先ずは「くどやま芸術祭」のメイン会場の一つ平成16年7月世界遺産に登録された慈尊院です

 

 

高野山の弘法大師を母親が四国から訪ねてきたが、高野山は女人禁制だったので麓の慈尊院に居住。
その母親を弘法大使が月に九度(9回)会いに来たことから、この地は九度山と名付けられたそうな

 

 

元の慈尊院はこの場所より北に在って天文9年(1540年)紀の川の大洪水で流失してしまったが
弥勒堂だけはそれ以前に現在地に移してあったので流失を免れたそうです



慈尊院は女人高野の謂われから、子授け、安産、育児、授乳、良縁などを願う女性が多く訪れ
拝堂(祈願所)には大きな乳房の絵馬が掛けられていておっぱい寺とも呼ばれています

 


おっぱい祈願が多くおっぱい寺と呼ばれており、乳房型絵馬がたくさん奉納されています

 

 

なお、慈尊院など女人高野の四寺は日本遺産に認定されています

 

 

拝堂の外壁の絵画は芸術祭の作品かな

 

 

西側には金剛杵の代わりに機関銃を手にした金剛力士の壁画

 

 

南側には花と鳥の壁画

 

 

東側は絵の中に実物の小枝を配した作品

 

 

 

 

 

 

池の周りにはイノシシやシカの頭骸骨の作品が展示してありギョッとするかも

 

 

弘法大師に寄り添うゴンの碑は芸術作品では無く実際に居た高野山案内犬ゴンの顕彰碑です

 

さくらが生まれる少し前に老衰で死んだゴンにさくらは見た目も似ていたらしく
参拝の人たちからゴンの生まれ変わりみたいと云われて可愛がられました

 

 

そんなことも有ってさくらもよく参拝に訪れ、高野山迄歩いたりしました

くどやま芸術祭続きます