施福寺から槇尾山最高峰(捨身ヶ岳)とその先の蔵岩へ向かいます。
滝畑へのダイトレルートから西国巡礼の古道桧原越へ
桧原越えの途中から蔵岩への分岐点に以前は有った案内板が何故か無い。
記憶をたどって探して行くと、分岐を示す物が置かれていた
蔵岩分岐から30分、槇尾山最高峰の捨身ヶ岳にかつては立派な標柱が立っていたが
今はこれも何故か無くなっていて
代りにこんな板が木に掛けられていた。
この記事を書くまで知らなかったが、施福寺の新しい住職が捨身ケ岳を聖域として
ハイカー立ち入りを禁止し、設置されていた案内板やベンチなどを撤去したらしい。
槇尾山はいろんな道が交差しているのでこれでは戸惑い迷う人も出るだろう
山頂の展望は良くないが、樹々の合間から関西国際空港が見えた(ズーム)
山頂から少し下ると目の前に懐かしい蔵岩が現れた
今日は羊毛さくらが挑戦
蔵岩のてっぺんから槇尾山頂を振り返る
東は岩湧山から金剛山・葛城山の山並みが続く南河内方面
槇尾山系の北の砕石場の傷跡は暫く来ないうちにずい分大きくなったような気がする
西の海側、泉州地方の景色は霞んでいた
ロッククライミングのハーケン跡も懐かしい
当時は蔵岩西側の垂直の崖を攀じ登るクライマーたちの姿をよく見た
これは2009年の冬、七歳の元気盛りのさくらは恐れ知らずだったが
さすがに崖を下りるようなそぶりは見せず、クライマーの動きを観察したり
木切れ代わりに手袋で遊び、時には崖下まで落ちた手袋を拾って来たりした
そんなさくらを顔なじみのクライマーたちも驚きの目で見ていたものだった