猊鼻渓への旅は、前回の中山道の奈良井宿から国道19号で塩尻へ。
市内のGSでガソリン給油。360kmで22.5ℓ、平均燃費16㎞/ℓに納得。
塩尻から国道で岡谷、諏訪から霧ヶ峰を新綿トンネルで越えて小諸へ着いた。
小諸に来て千曲川を目にすると、藤村の「小諸なる古城のほとり」が口にでる。
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ・・・と諳んじてみるが、
おとよさんは寝ているのか、こんな古い詩には全く無関心
暮行けば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛・・・こんな情景だった
軽井沢へ上がると、紅葉見物の行楽客の車で渋滞。思わぬ時間を食った。
群馬県に入り、日本三奇勝に数えられる妙義山のシルエットを眺めながら、
ネギで知られる下仁田ICから関越自動車道に乗り沼田ICで降りて、目的地へ
『天然記念物及び名勝』の吹割(ふきわれ)の滝
着いたところは、東洋のナイアガラとも呼ばれる「吹割の滝」
吹割の滝の名は、川床の岩の上を流れる片品川の激流が
岩質の軟らかい部分を浸蝕して多数の割れ目を生じさせ、
あたかも巨大な岩が吹き割れたように見えるところから生まれたそうだ
夜明け前の渓谷に入ってすぐ「鱒飛の滝」が4回目のさくらを出迎えてくれた
おとよさんはもちろん初めて(^^)
6時近くなって、ようやく明るくなって来た
本当はこんな近くまでは行けないことになっているが、
誰も居ないことをいいことに…落ちたらもちろん自己責任
お二人さん、何処に居るか分かるかな?
夏だったらきっと裸足になって遊んでるね(笑)
おとよさんが何かを見付けた?
人面岩だって
ジイチャンは雄たけび上げてるこっちがいい(笑)
吹割渓谷のメインの滝、吹割滝は高さ7メートル、幅30メートル。
ごうごうと落下・飛散する瀑布から東洋のナイアガラとも呼ばれている
おとよさんにこの滝を見せたかった
吹割の滝の上流に来て
おとよさんが何かを見かけたみたい
橋の上を何かクマみたいな動物が歩いていた、って
見に行きたい、って言うから
川の中州まで遊びに行ったさくらを呼び戻し
橋を目指し
怖い物知らずのおとよさん、
橋の上に上がると、一人でズンズン歩いて行った
何も居なかったみたい。
橋の上から景色を眺める似た者同士の二人(笑)
豪快な吹割の滝と紅葉に満足して、次は日光東照宮へ
続く