梅雨空のすかっとしない日々が続いて、山歩きが滞っているため、
このところさくらの活動的な姿をブログに掲載できません。
近ごろ公園散歩でのトボトボ歩きしか目にしないご近所の皆さんは
「もう、さくらちゃんにきつい登山はムリなんちゃう」と心配しきり。
それで、春の旅で撮影したものの時間が無くてお蔵入りしていた写真を
引っ張り出して記事にすることにしました。
4月に一部登頂写真をupした九州の由布岳です。
なお、写真は制限枚数の50点、中に数枚既に掲載した写真も有るので
興味の無い方はスルーしてください。
由布岳は山頂が特徴のある双耳形で豊後富士とも呼ばれる美しい山。
因みに標高は西峰、東峰ともに1584m。
湯布院の町からやまなみハイウェイで登山口へ

正面登山口の駐車場は空っぽ、この日はさくらが一番乗り



前々日の久住山登山の疲れなど微塵も見せず、元気なさくら


由布岳やくじゅう連山は韓国人の団体登山者とよく出会う




今春から始めたももちゃん座りの練習かな(笑)

樹林帯が途切れた場所から歩いて来た道を振り返ると、
別府と阿蘇を結ぶやまなみハイウェイのヘアピンカーブが見えた

樹林帯を抜けて石と岩の道が始まると、
さくらの主人を気遣ういつもの振り返り登山が始まる





どうです、春のさくら、元気でしょ


やがて西峰と東峰の分岐のマタエに到着



もう、とてもさくらのスピードには追い付けない

鎖場も自分の登りやすいルートをあっという間に駆け上がって行き
早く登っておいでとばかり、笑顔で見下ろして

遅いと途中まで迎えに下りて来る

「ありがとう」と頭を撫でてもらうのが何より嬉しいさくら

由布岳一番の難所の岩山が現れた

岩山アタックの前に下界を一望

ここは万一の転落防止のためリードで繋ぐ

細く切り立った急坂も臆せずガンガン登って行く


いよいよカニの横這い、ここから落ちたら大けが間違いない。
以前リードが切れたことが有ったので、用心のためリードを2本繋ぐ

チェーンがほぼ水平に渡してあるが、足場がほとんどないし
有っても間隔が広いので、さすがのさくらもここを渡るのはムリ

それでも、う回路を探すさくら

腕に跨らせて抱き上げるが、さくらもご覧の通り慣れたもの。
セルフタイマー撮影は露出が合ってなかった

カニの横這いを過ぎると、
登山者の居ないことを確認して再びノーリードに

こんな道では、絶対四足には敵わない

ほとんど垂直の岩場も力を振り絞って登って行く

そこまでして、君は何のため登るのだろう

山頂間近と気付いたのか、駆け足になった

そして、ちゃんと待っていた

お決まりの三角点タッチ

山頂からは360度の眺望



向かいは東峰

誰も居ないと思っていた東峰山頂に登山者の姿が見えた。
カニの横這いで出会わないように、早く下りよう

これから東峰に登ってお昼(続く)