今回は同じような滝とさくらの水浴ばかりで紅葉は有りません。
興味の無い方はスルーしてください
橋を渡ると、さくらのお気に入りの水場。
それが分かってるのだろう、早足になる
年によってはもう凍り付いているときもあるが、
今年の沢は未だ勢いよく流れている。
好みの場所を物色して
いつもの場所にするようだ
凍ってはいないものの、上流は雪も有ってかなり冷たい筈だが、
水に入るのが当然のようにしゃがみ込む
しばらくすると向きを変え
乾いた喉も潤す
再び向きを変えてベストポジションに
冷たさを感じている様子は全く無く
むしろ快適さを味わっているように見える♫
さくらの毛は非常に水切りが良くて、ブルブル身震いだけでOK。
四季が有り湿度の高い日本の気候風土に順応している
次の沢でも
また、浸かる。
真冬でも水浴し、臭いも無いのでシャンプーは正月前だけ。
全く面倒が無い
ありのままの自然の中で寛ぐさくらを見ていると
つくづく動物の逞しさを実感する
これは5年前、2009年11月初旬の同じ場所。
水浴の後、滑る氷の上に上手く上れずもがいていた(笑)
この時は滝も少し氷結していた
さて、 満足したようだ
滝への道は頭に入っている
二つの滝のうち、先に不動滝へ
不動滝は落差85mの直瀑。
近付くとレンズに水飛沫が掛かる
ビューポイントのさくらは滝の飛沫を浴びながら、暫く目を閉じていたが
やがて滝壺へ向かった
もっと進んでもいいか、確認してくる
OKと云うと、一旦下へ下り
向きを変えて
立ち止まり、 滝壺へ向かうようだ
でも、岩に姿が隠れて、
やがて見えなくなった
しばらく待つが姿を見せないので、少し心配になる
待つこと3分、姿を見せた
こちらの心配をよそに、普段の表情
続いて権現滝へ向かう
権現滝は75mの直瀑。紅葉に飾られたら絵になったろう
この滝にはこれ以上近づけない。
写真だけ撮ってヤドカリ号へ戻ろう
帰り道は棒切れで遊びながら
何処まで咥えて行くつもり?
細い板橋を渡る
途中でなぜか左の方へ踏み変えた。
こんな時は迷わずさくらに従うことにしている
時おり、後ろを窺いながら歩む姿を見ると
何かを告げているようで、注意しながら付いて行く
駐車場はもうすぐ、今日は誰にも会わなかった。
聞こえるのはカサカサと落ち葉を踏む音だけ
咥えて来た棒切れを最後の水浴でようやく放した
駐車場に車はヤドカリ号だけ。
紅葉シーズンはシャトルバス運行になるほど混雑するのに、
今日は貸し切りだった
お土産の棒切れ、ご苦労さん
里へ下りて、オバチャンのお土産にリンゴを買おう