予定表のない九州の旅に出て、まずは故郷長崎へ。
土曜日の未明に大阪を出て、国道2号線で兵庫、岡山と走り抜け、広島でひと休み。
新手のドッグランではありません
市街地の中の潜水艦を見て、3年前の被災地を思い出したかな
長崎への途中、ちょっと寄り道して「大和ミュージアム」の愛称で知られている
呉市海自歴史科学館に立ち寄りました。
宇宙戦艦ヤマトではありません
大和ミュージアムの前の展示物
これは、戦時中の昭和18年、瀬戸内海で謎の爆発を起こして沈んだ戦艦「陸奥」(むつ)の主砲
同じくスクリュー
同じくイカリ。
亡くなった母は娘時代、佐世保港に寄港した陸奥を見に出かけたそうだ
戦時中のことをあまり話したがらなかった父も海軍だった
館内に入ると、いきなり戦艦「大和」がお出迎え。
その威容は10分の1サイズながら迫力満点!
戦艦「大和」は、昭和16(1941)年12月、呉海軍工廠で、当時の最先端技術の集大成して建造された世界最大の戦艦。昭和20(1945)年4月7日、沖縄特攻作戦に向かう途上、米艦載機の攻撃を受け沈没、乗員3,332名のうち3,056名が大和と運命を共にした。
しかし、戦艦「大和」建造の技術は生き続け、世界一の大型タンカー建造だけにとどまらず、自動車や家電品の生産など幅広い分野で応用され、戦後の日本の復興を支えてきた
オープン以来、去年春までの8年間で延べ800万人の入館者を記録、という超人気ぶり。
映画や小説の「永遠のゼロ」でゼロ戦を知った若い女性が、展示中の本ものを見に来ていた。
こういう施設は普通年配者が多いが、ここはむしろ若い人の方が多くて、しかも熱心に見学していた。
尖閣列島や竹島問題で、国防意識が若い人にも芽生えてきたのかも知れない
こんな船が今日本に有ったら、隣の国々からやりたい放題のことをされなくて済むのに、
そんな声も聞かれた
さて、パパが館内見学中、
さくらは強そうで吠えないワンコが気に入ったみたい(笑)