天気があまり良くなくて、富良野の町のラベンダー園でグズグズしていたため 出発が遅れ、十勝岳温泉登山口を８時少し前にスタートしました。
まぁ、木陰の少ない十勝岳連峰をさくらと歩くときは、曇りの方が良いのですが♪
でも、山頂の眺望はゼロを覚悟して行きます
最初の沢で、もちろん朝シャン♪
でも、安政火口からの沢水だから、火山の成分が溶け込んでいるのか、さくらは水を口にせず、浸かるだけです
ここまで先に来ていた外人さんのカップルがそんなさくらを見て、
ワンダフルって言ってくれました(笑)
外人さんたちに見送られて、岩場に突入します
手術後のリハビリ登山の筈だったのですが ・・・
げんきですね(^^)
この後出会った残雪に喜び勇んで飛び込んだところ、緩んだ雪庇を踏み抜いて、下の沢に墜ちてしまいました。
皆さんにご心配いただきましたが、なんとかよじ登って来ました(^^)
全然懲りてないようです♪
足取りも軽やかに、手術の後遺症はもう感じられません♪
おおきな雪渓に出会うと、また落ちたら困るので、リードで確保・・・
は、建前でホントはさくらに引っ張ってもらい楽をしてます（笑）
でも、階段を飛び跳ねて登るさくらにはとても付いて行けません 。
ここはひとりで登ってもらいます(~_~;
また、少し大きな残雪が有りました
後から来るように云います
下界は晴れているようです。北海道も晴れると暑いので、山に来て正解でした
最後の岩場も飛び越えて
上ホロカメットク山への分岐点。ここは何年か前にトシさんに出会った思い出の場所です。
たった一度の出会いなのに、トシさんは今でもさくらのブログを訪問してくれています 。としさ～ん、またどこかの山で会いたいですね(^^)
去年は上ホロの方へ縦走し、お花畑を堪能しましたが、今日は天気も良くないし、さくらの体調も考えて、元来た道を引き返しました
最後の階段です。私たちは階段は特に嫌いではありませんが、雨に濡れた下りの階段は嫌いです。近ごろよく滑って転ぶので(~_~;
お花畑が現れました♪
富良野岳はお花畑で知られています。途中にもたくさんの花が咲いていて、写真撮影していますので、この続きに花の特集をしますね
頂上が近付きました
頂上直下まで登って、念願のエゾルリソウに出会えました
もうひと踏ん張りで頂上です
三角点タッチ、と云いたいところですが、高すぎて手が(足が)届かないので、
誰も居ないことをいいことに、上に乗りました
展望は予想通り全く何も見えません
せめて、龍門組の遠征部長さくらとして、ミッションだけはやらせてもらいますが
強風に顔も強張っています。
相棒は防寒着が無くて寒いので、早々に退散します
帰り道もすこぶる元気なさくら。
これなら、上ホロへも余裕で廻れたなぁ、とちょっと残念です
沢の水は不味いのか、きれいな残雪に出会うたびに渇きを癒しています
ついでにお腹も冷やしましょう。これだから、北海道が大好きなんだよね～♪
真夏にこんなことができるなんて、動物園のシロクマさんに申し訳ないね～
さくらの特技、って犬ならみんな出来ると思うけど、ちゃんと誘導してくれます。
雪の上でも匂いを嗅ぎ分けるのか、それとも矢印の表示を理解しているのか、どっちだろう？
安政火口が見えて来て
陽射しも出てきたので、最後の水浴は念入りに
前回、雨合羽に使ったフキの葉っぱを今日は日除けにして
１４時少し前に下山、ヤドカリ号のもとへ戻りました
花もたくさん撮ってきたので、次回もまだ富良野岳ですよ(^_^;