熊野古道から鬼ヶ城へ(前篇)

梅雨の晴れ間の１１日、最近ブロ友さんになってもらった熊野古道の語り部などでも活躍中の「まつさん」の住む熊野を訪ねました||
まつさんのブログで紹介されていた熊野古道(伊勢路)の松本峠とお綱茶屋が目的です||
熊野までは紀伊半島を縦断する国道169号線で130ｋｍ余り、大阪南東部の河内の我が家から３時間ほどで太平洋に出ることができます♪||

午前９時、熊野の観光名所の鬼ヶ城に到着。久しぶりの熊野灘を眺め、ここから鬼ヶ城城跡に登り熊野古道の松本峠へ回ることにしました||

これは松本峠に立っている案内板です。松本峠はまだ先ですが、これから歩く道を先に案内することにします||

まずは鬼ヶ城城跡へ向かいます。この道は初めてなので、どんな景色が現れるか楽しみです||

急な上り坂や階段を登り詰めると||

七里御浜が見える場所に出ました♪||

「鬼の見晴らし台」と書かれた展望台||

黒潮踊る太平洋を眺めて休憩・・・この格好ではさくらは休憩できませんね(笑)||

直ぐ近くの城跡へ||

鬼ヶ城城跡に到着||

故郷の長崎によく似た入り江の眺め||

苔生した山道を松本峠へ||

途中の展望所の四阿に展示されている写真を写してみました。クリックすると拡大します||

同じ眺めが見える位置にさくらを置いてみました||

`松本峠はもうすぐです||

熊野古道に出会って、松本峠に到着。三枚目の写真の案内板はここに立てられていたものですよ||

ここから趣のある石畳の古道歩きを楽しみながら、花の窟（いわや）へ||

人家のある集落へ下りて来ると、犬好きのおばちゃんたちに話しかけられ、しばらく休憩させてもらいました||

道なりに熊野市街地を入ると、道沿いに熊野古道案内の看板を出したお店が何軒か目に留まりました||

やがて、市街地を外れて七里御浜の海岸に出ると獅子岩が出現。さくらが競ってみましたよ（^-^）||

七里御浜を眺めながら国道４２号線沿いに花の窟へテクテクと歩いていくと||

向かう先に花の窟の大岩が見えてきました||

花窟神社（花の窟神社）は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれています。花の窟では年２回、約１７０メートルの大綱を岩窟上４５メートル程の高さの御神体から境内南隅の松の御神木にわたす「御綱掛け神事」が行われており、その大綱が見えています||

神社に到着||

花の窟は、神々の母である伊弉冊尊（イザナミノミコト）が火神・軻遇突智尊（カグツチノミコト）を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されています||

ひんやりした冷気か霊気を感じるような参道を歩いて||

ご神体の大岩が垂直にそそり立っています||

心静かにイザナミノミコトの御陵に参拝||

花の窟の直ぐ向かいに最近できたばかりの「お綱茶屋」に立ち寄りました||
「まつさん」のブログで知って、昼食を兼ねての訪問です||

まつさんお奨めの古代米のうどんをいただきました。日差しの中を歩いて来たので冷たいうどんが欲しかったのですが・・・||
まだ少し早かったようで、熱いうどんにしましたが、モチモチシコシコの麺で美味しかったです||

熊野の名所「七里御浜」を歩いて、ヤドカリ号を待たせた「鬼ヶ城」まで戻ります（続きます）||