あおによし奈良の春に行きおうて 小鹿らの不思議な挨拶を受けた
いにしえの貴人(あてびと)が私について歩いているかのよう
緑まばゆい春日路を行きながら 方々の伽藍から祈願の鐘が鳴っていた
今から思えば大した詩文には思えず作者も覚えていないが、中学1年の国語の教科書に載っていた詩で、長崎から大阪に引っ越してきたばかりの私は、まだ見ぬ古い歴史を持つ奈良の都に憧れたものだった。
雪の熊野から戻った翌日、22日に行われる古都奈良の新年を飾る炎の祭礼「若草山の山焼き」を前に若草山を訪れると、前を行く観光客が誰も居なくて、一斉に鹿たちの視線を浴びる
さくらも鹿軍団の無言の圧力にたじろぎ、居心地悪そう
若草山のすぐ近く、関西に春を呼ぶ「お水取り」で知られる東大寺の修二会が行われる二月堂の舞台に上がり
欄干にしがみついて、奈良の都を眺めるさくら
修二会は三月一日からだが、もとは旧暦の二月に行われていたので、二月に修する法会ということから「修二会」と云われており、二月堂も同様。
帰りにブログ友「癒し草」さんを久しぶりに訪ね、手作りの紫蘇ジュースをいただき、大感謝。
今年はスギ花粉が昨年の10倍も多いと云われており、私の花粉症を案じてくれて、早く取りに来るよう云われていた。
さくらも大好物のささみジャーキーをたくさんいただき、ハッピー
さっそくジャーキーにガッツクさくら。ありがとうございました。