憧れの大雪山へ | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

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富良野、美瑛の美しい緑の丘を後にして、久しぶりに山に向かいました。

目指すはやはり大雪山。 去年の夏に歩いて、とても気に入った愛山渓から入ります。

山の宿そのものみたいな素朴な一軒宿の愛山渓温泉を訪ね、去年再会を約した親切な支配人さんにお会いしたかったのですが、お辞めになったみたいでした。


一年前はここから旭岳へ直行、ところが間宮岳分岐で旭岳を目前にして、白雲岳方面の稜線歩きの方が何とも魅力的です。

それでそのまま白雲岳の方を選び、北海岳の先まで歩いたところで帰りの時間が気になり、旭岳を横目で見ながら下山しました。
この時は愛山渓から10時間余りで往復しています。


今回は旭岳往復の歩行タイムが分かっているので、少し遠回りして永山岳から北鎮岳を回り、知らないルートも楽しんでみることにしました。

まず、手近な永山岳を目指しました。

沼の平との分岐を過ぎて暫く白樺の林のしっかりした山道を歩くと沢に出て、小さな滝がありました。

間もなくこの沢も残雪の下に見えなくなり、ルートも消えてしまいましたが、ウロウロしているとさくらが捜し出してくれました。
本当に助かります。

チシマザサを掻き分けながら歩くと、このルートで最後となった、ちゃんとした案内板が立っていました。
矢印左手の北鎮岳を目指します。ただ、このあと案内板も文字が完全に消えたもの以外なく、
永山岳の頂上までは道も明らかでしたが、そこから先は何も無しで、ハイマツの藪漕ぎなどかなり試行錯誤を繰り返しました。

また、ヒグマの注意書きも添えられていて、熊の好物のタケノコが頭を出しているのが一瞬気になりました。


永山岳への稜線に出ると沼の平の幾つもの湖沼群が朝陽に輝く景色が下の方に見え出し、高度感を味わうことができます。

そこで早速出迎えてくれる高山植物たち、
エゾノツガザクラ、エゾコザクラ、エゾノリュウキンカなどご当地の名前の付いた花、イワウメやイワハゼなどの可憐な花、キバナシャクナゲの大群落が山の斜面を埋め尽くしています。
(携帯電話の悲しさ、枚数に制約があり載せられません)


写真撮影で予定時間をオーバーして3時間で到達した永山岳から大雪の雄大な眺望を楽しみ、次の北鎮岳に向かいました。

(続く)