さくらの友だち、はなちゃんのお父さんさんから電話が入りました。
山形県の酒田港からです。
ヨットの上から残雪の鳥海山が見えているそうです。
4月に母港の泉州の港を出て日本列島を海から旅しています。
江戸時代の北前船のルートです。
これから日本海側を北上して北海道に向かうそうです。
船旅は過酷です。時化たら命の危険にさらされます。
絶え間ない波しぶきとの闘いに一睡もできない夜もあります。
故障してもJAFは来てくれません。自分の腕だけが頼りです。
孤独に耐え得る精神力と嵐と闘う体力、もちろん航海技術が必要です。
なによりも海への憧れが無ければヨットマンにはなれないでしょう。
私たちも月末には北海道に渡り、小樽あたりで出会って
旅の話を肴に酒を飲みたいと思っています。
オット、肝心のはなちゃんの話を忘れていました。
はなちゃんは柴犬と紀州犬のミックスで、両方の特徴を備えています。
特に目に付くのはその身体能力で、
中でも脚力は素晴らしく軽く1メートル以上ジャンプできます。
ハシゴもよじ登れますし、自転車にも乗れます。
走らせればさくらなんかとても敵いません。
それにとても勇敢で大型犬にも怯まず、怖いものなしです。
でも、日ごろはおとなしく主人に忠実なワンコです。
年上のさくらにはちゃんと気を使ってくれます。
そんなはなちゃんに会うのが楽しみです。
関西国際空港近くの港に停泊中のはなちゃんのお父さんのヨットです。(再掲)
はなちゃんの転落防止のためにネットが張られています。(再掲)
さくらも一緒に大阪湾をクルージングしたときの画像です。初めてのヨットに緊張気味の
さくらを尻目に平気な顔で歩き回ります(再掲)
近所の公園でジャンプを披露すると散歩のオジサンたちも驚いています。
お父さんの自転車にも跨ります。
そんなはなちゃんをさくらはあきれて眺めています。
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