遥かな尾瀬・・・
新潟へは荒川沿いに、途中飯豊山にも少し立ち寄って新潟へ出る予定でしたが、暑さが堪えたので標高の
高いところの方が涼しいかも、と考えて、走りなれた白布峠を越え裏磐梯へ出て、いつもの磐梯山、五色
沼を駆け足で回ったあと安達太良山へ登山。そこから猪苗代湖沿いに下り、会津高原をダタッと歩いて最
後に会津駒ケ岳に登って福島県の山歩きをしめました。
あとは尾瀬沼近くをかすめて日本最大の人造湖の奥只見湖の湖畔沿いの曲がりくねったR352を走り、
米どころ新潟県の魚沼に出て、あまり人の来ない守門岳を目指しました。
磐梯山への最短コース、磐梯山ゴールドラインの八方台登山口から登った磐梯山です。余裕たっぷりのさ
くらはもう2、3回は往復できるでしょう。もちろん私、さくらパパも!
ハイ、スミマセン
その下山途中に出会った女性の方です。最初さくらをジッと見て、それから私を見て「あなた、春に九州
の韓国岳に登っていたでしょ!」と話しかけられました。「はぁ、4月に霧島連峰歩いてましたが・・、
どこかでお目にかかりましたか?」と訊ねますと「話はしなかったけど、犬連れのあなたたちが珍しかっ
たので覚えていたのよ、間違いないでしょ!」と言われて、思わず「はい、すみません」と口走ってしま
いました。
実はそのとき山中でオシッコしたのを思い出して、ひょっとしてあれも見られていたのかも、と思ってし
まったのでした。犬連れ登山の皆さん、注意しましょう。気付かなくても誰かに見られてますよー!
そんな訳でさくらもその方とは初対面の筈なのに、珍しく馴れ馴れしくしていました。
安達太良山登山口の烏川でまず身を清めるさくら。きれいな水なら冬でも飛び込むさくらです。
高村光太郎の知恵子抄の碑の前で記念撮影。山頂はまだ少し上です。
安達太良山頂から鉄山への尾根道です。眺望がとても素晴らしいです。
安達太良山を下りて福島県内をずっと南下し、江戸時代の面影を残す宿場町大内宿の近くにある凝灰岩が
侵食されてできた断崖「塔のへつり」に立ち寄りました。
会津高原一帯の七ヶ岳や田代山を歩いて、県最南端の平家の落人伝説に彩られた桧枝岐村から登った会津
駒ケ岳山頂(2132m)です。
天気がよかったので尾瀬の燧ケ岳や平が岳などの百名山もきれいに見えました。
会津駒から尾根続きの中門岳を目指す途中、雪だるまが作れそうな残雪もあってワクワクです。さくらは
夏山の雪遊びが大好きなんです。
中門岳の湿原です。一度も行ったことないけど天国に遊ぶみたいな気分になりました。
尾瀬ヶ原から流れる只見川の清流で水遊び、ここも極楽でした。
新潟県に入り、越後の山もどこか一つ登ることにして、有名な割りに人が少なそうな山、そうだ守門岳に
しょう!と決めました。
すると大正解、誰にも出会いませんでした・・が、その分、熊出没注意の看板には少し怖かったかなー。
誤解を招くかも知れませんので一応ご説明いたしますが 決して人間が嫌いなわけではありません。むし
ろ女性が好きな部類のオジサンです。
ただ、人間さんの方で極端にワンコ嫌いな人もいて、時として大声で悲鳴を上げる女の人にも何人か出会
いました。それで、できることなら遭遇しない方が無難だろう、お互い気持ちいいだろうと思って、人の
少ない山、平日の山歩きを選んでいるのです。
このブログご覧になっておられる方は100パーセントワンコ好きな方ばかりなので、とても安心です。
さて、日本海沿いにひたすら下って富山県との県境、糸魚川市のヒスイ峡にやってきました。
ヒスイの原石の山、明星山を背景に記念撮影です。
若い頃、女房に金では買えないプレゼントをしようと姫川河口やヒスイ海岸を真っ黒になって探し回った
ころが懐かしいですねー。
ヒスイ峡にほど近い白馬山麓国民休養地で「高浪の池」を見下ろしています。ヒスイに未練があってなか
なか腰が上がりませんでした。
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