阿蘇山から久住山、岡城跡へ | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

高千穂を後にして高森峠を越えて阿蘇へ行くつもりでしたが、高森峠の桜や有名な一心行の桜は残念なが

らまだ早かったので国道218号線を直進して熊本県に入り、山都町の゛空を渡る水路゛の異名を持つ日本

一のアーチ式水道橋「通潤橋」の豪快な放水シーンを見物しました。

阿蘇では、雄大な草千里ヶ浜や仙酔峡、大観峰などを歩きまわって阿蘇の大自然を満喫したあと、やまな

みハイウェイを走って大分県に入り、九州最高峰の九重連山など早春の高原を歩きました。

それから竹田市へ行き「荒城の月」のモチーフになった岡城跡で満開の桜を見物したあと、四国へ行くた

め佐賀関の港へ急ぎました。


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通潤橋の放水は毎週土・日と祝日に観光客用に時間を決めて放水されています。また、頼めば有料で放水してもらえます。(しぶきがここまで飛んできて実は少し怖かったんです)


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通潤橋は高さ20メートル、長さ75メートルもあり、江戸時代に造られた石橋としては国内最大で、熊本城を造った加藤清正公以来の肥後石工集団の技術の高さを示すものです。
ご覧のようにあくまで水路のための橋なので手すりはありませんが、ワンコも人も渡れますよ。今まで落ちた人は(勿論ワンコも)いないそうです。


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通潤橋は1854年(嘉永7年)、水源の乏しい白糸台地(画像左側)へ水を送るため谷を跨いで架けられた水路橋です。アーチ式石橋という特異な構造とサイフォンの原理応用の高度な技術によって国の重文に指定されています。また、この一帯は「通潤用水と白糸台地の棚田景観」として国の重要文化的景観にも選定されています。



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阿蘇の草千里ヶ浜を駆け回りました。(でも、実はワンコ立ち入り禁止っていう看板が立っていて、写真だけ撮ってすぐ引き上げました。禁止の理由は観光客の皆さんを乗せるウマさんにワンコの病気がうつるからなんだって。牧場で働いているワンコが聞いたらきっと気分悪くするだろーね。それにそんなひ弱なウマさんだったら風邪などのお客さんとか免疫が無いかもしれない外国からの人なんかも乗せて大丈夫なんかなー。)


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噴煙を上げる中岳をバックに記念撮影しました。



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5月になればミヤマキリシマで一面ピンクに染まる仙酔峡です。



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阿蘇外輪山の最高地点の大観峰(936m)からは阿蘇五岳や九重の山々も展望できて、阿蘇随一の眺望を誇ります。



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やまなみハイウェイの長者原駐車場で久住山を背景に記念撮影しました。



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牧ノ戸峠の登山口からくじゅう連山の黒岩山を目指しました。久しぶりの山歩き、うれしいなぁって顔してます。



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こちらは日は違いますがくじゅう連山の主峰久住山が背景です。



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久住山直下の思わぬ美しい雪原に大喜び、転げまわりました。
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ここでパパさんデジカメを雪の中に落として故障してしまい、頂上の写真は撮れませんでした。折角のいいお天気だったので勿体無かったです。(一晩乾かしたら元に戻ったそうです)



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少年時代を竹田で過ごした滝廉太郎は、荒れ果てた岡城跡に登って遊んだ印象から「荒城の月」を作曲したといわれています。滝廉太郎さんと記念撮影しました。


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大野川の支流、稲葉川と白滝川が合流する海抜325mの台地に築かれた岡城は、難攻不落と言われていましたが、実際に川岸からそそり立つ姿を見ると天然の要塞に見えました。
満開の桜にたくさんのカメラマンが早朝から詰め掛けていました。



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岡城跡から近い豊後大野市の原尻の滝は幅120メートル、高さ20メートルで日本の滝100選です。




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ここも豊後大野市内ですが、稲積水中鍾乳洞のある美しい流れの中津無礼川で水遊びしました。こちらにも味わい深い石橋がありました。

このあと、隣町の佐伯市の旧宇目町にあるトトロのバス停を見て、四国へのフェリーに乗るため佐賀関の港へ急ぎました。(続きます)



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