旅の序章 富山から青森まで | 柴犬さくらの旅日記

柴犬さくらの旅日記

yahooブログ終了によりこちらに引っ越しました。
九州から北海道まで全国を旅する柴犬のさくらです。
緑豊かな美しい日本の自然探訪と山歩きを中心に
旅で出会った皆さんとの触れあいを綴っています

秋、9月下旬から11月上旬まで日本海側の東北・信越地方をご主人様のパパさんと旅しました。
ボキャブラリーの少ない拙い記事になると思いますが、なにせ柴ワンコのことですのでご容赦ください。

最初に訪れたのは、毎年「風の盆」や「曳山祭り」でお世話になっている八尾のまち。「月見のおわら」を前に祭り気分が漂う日本の道百選の諏訪町通りを歩き、井田川の清流で遊びました。
イメージ 4




国道8号線を北上して、来年の大河ドラマ「天・地・人」に関わり深い上越市の春日山城址に立ち寄り
ました。ホテルハイマートのYさん、抱っこしてくれてありがとう。なるべく早くパパさんに写真送ってもらいますね。
イメージ 5




ジェロさんの演歌で一躍有名になった出雲崎にある良寛記念館に立ち寄りました。パパさんは良寛さんのファンのようで、像の横に座らされて記念撮影しました。
イメージ 14





見晴らしがよく四季折々の草花に恵まれ、草原歩きから岩登りまで変化があって大好きな鳥海山。鉾立からばかり4回目の登山です。晴れてたら佐渡も見えるのだけど・・・。
この数日後、初雪が降ったとニュースで云ってたそうです。
イメージ 1




それから旅の目的のひとつ、秋田県八峰町の「猿追い上げ隊」を覗きに行きましたが、特別の訓練をしていない犬はダメと言われて・・・、残念。経験あるからお手伝いしたかったんだけどね。       まぁ、仕方ないと藤崎町から世界遺産白神山地を越えて青森県に入りました。この区間はまだ紅葉も始まってなかったのでパパさんは写真は撮りませんでした。
今年の田舎館(いなかだて)村のたんぼアートは「恵比寿・大黒」、五種類の色の違う稲を作付けして見事なアートが完成していました。でもナスカの地上絵のように高所から見ないと図柄は全然分からないみたいで、チビのさくらにはもちろん分かりませんでした。
見学者は直ぐ隣に建つお城の形をした役場の天守閣に登らせてもらいます。パパさんは明日が刈入れという日に見学でき、大変ラッキーと喜んでいました。
イメージ 2
イメージ 15



絶景ビューポイントで聞こえる八甲田山城ヶ倉大橋の休憩所で愛嬌振りまく置物のタヌキ君と記念撮影しました。
イメージ 3





滞在中、八甲田山は三度登りました。最初は前日、道の駅田舎館で偶然出会った南相馬市の知人さんのグループとご一緒させてもらいとても楽しく賑やかでした。歩いたのは酸ヶ湯~毛無岱~大岳~仙人岱~酸ヶ湯の手ごろで一番メジャーなコースです。
日曜日でしたが早朝なので人も少なく、明るく陽気な皆さんは最盛期を迎えた八甲田の紅葉を満喫されていました。八甲田山も九月下旬の鳥海山が冠雪した日に雪が降ったそうです。湿原はかなり木道が整備されて歩きやすい道でしたが、仙人岱はぬかるみも多くさくらは足が短いので半分くらい泥で真っ黒にして下山、靴洗い場できれいにしてもらいました。可愛がってくれた南相馬市の皆さんありがとう、またどこかの山でお会いしたいですね。
イメージ 6
イメージ 13
イメージ 7




天気の回復を待って三日後に登った二度目の八甲田山はますます紅葉が進んでいました。このときは毛無岱から赤倉岳の方を歩き、三度目は南八甲田山を歩きました。
イメージ 8
イメージ 12




新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」や同名の映画で有名な雪中行軍遭難碑の前で記念撮影しました。
雨の二日間、地元の図書館に入り浸っていたパパさんが、全員生還した弘前連隊の隊長の手紙を基にした本を見つけたが新田次郎の小説とは幾つか違いがあって面白かったよ、と話してくれました。
イメージ 9




すっかりこの土地と気候、何より人情が気に入ったパパさんは町中にも出掛け、弘前大学の縄文土器特別展、三内丸山遺跡や県立郷土館など、かび臭いものばかり見に行き、さくらはその間ずっと留守番させられていました。
一週間後ようやく次の目的地の十和田湖に行き、奥入瀬渓流を歩きました。この夜、もの凄い強風と雷雨で湖岸に停めていた車に波しぶきがかかり、パパさんは慌てて車を高台に移動させました。
雷さんが一番怖いさくらはイスの下に潜り込み朝まで震えていました。
イメージ 10
イメージ 11