高たんぱく・低カロリー・鉄分豊富と三拍子揃ってたヘルシーさが人気の

『鹿肉』

は、血抜きと下処理次第では、血生臭くて固いだけの肉塊になってしまいます(>_<)

 

僕自身、初めて口にした『鹿肉』は、生臭くて硬い二度と食べたくないと思いました!

 

実は

それって大きな誤解で、血抜きと食前の下処理に問題があったということに、

後々気づくことになり、今では豚・牛・鶏肉以上に大好きです!

 

血抜き

こちらについては、猟師さんと解体業者さん選びがポイントになります。

仕留めた鹿の血が全身に回らないうちにしめてしまえる猟師さんの腕前、

そして、的確に解体できる販売業者さんが肝になります。

 

そして

食前の下処理・・・・こちらは、私たち消費者の出番です!

まずは、鹿肉の表面に薄く張ったスジをこそいでゆきます。

このとき、できるだけ赤身の肉を削がないように気をつけましたが、

慣れない包丁捌きでは、なかなか思うようにはまいりませんね(*^-^*)

 

 

続いて、表面全体にスジが張り付いた面をこそいでゆきます。

スジに対して、出来るだけ包丁を寝かしながらこそぐのが、

上手く下処理するコツだそうです(^_-)-☆

 

 

そして、いよいよ臭み取りの下処理です。

お好みのサイズ(動画ではカレー用に一口サイズにカットしました)に、

適量の塩をまぶして練りこんでゆきます。

まんべんなく塩が回ったら、軽く水洗いした後、日本酒に漬け込みます。

(血抜きが不味いものだと、結構な量の血が滲んできます)

 

今回届いたのは、一昨日解体したばかりの超新鮮な商品でしたので、

全く臭みはなく、とても綺麗な赤褐色の鹿肉でした。

 

このあと、超新鮮な鹿肉はカレーとして煮込まれてゆくのでした。

 

《後編の”鹿肉カレー作り”に続く》