この花は
次女からの長女へのエール
長女にぴったりの明るさいっぱいの花
そして長女が元気になるような花
テストで何点だった
何かの役になれた
かけっこで何位だった
〇〇係になった
○○賞をとった
長女が小学校に入って、そういう言葉、会話が増えた。
そう、小学校に入ったら
途端に誰かと比較する世界もはじまったのだ。
幼稚園でも少しはあったけれど
それがもっとわかりやすく、本人もわかるようになるほど。
長女はなんにでも挑戦したい、という気持ちが強く、幸いにもそれが結果としてでたり、本人が満足できるようなこともいくつも経験させてもらってきたと思う。
それは学校での係ぎめみたいな小さなものから、テストの点だったり、それ以上にちょっと難しいことにも。
でも、そんな長女にも
去年トライして、、思うようにならなかったことがあった。
その時、思うようになったであろう知らない子に、結果が明らかに分かっているのに、
「私はできたんだよ。あなたは?」
と目の前で言われた。
そのことが長女の心に確実に何かを残した。
そして今年同じトライをして、、
去年よりずっとがんばったけれど
やはり思うようにならなかった。
去年のような子はいなかったけれど
努力しても、がんばっても満足できる結果がでない。
あの知らない子の顔や言葉が浮かぶ、、
そんな思いに長女は直面した。
普段にはないほどの涙が溢れていた。
私は抱きしめ、慰め、励まして
私も泣いた。
挑戦したい気持ち
本人の満足する
結果がでなかった事実
こういうことが人生にはいろんな形で出てくる
我が家では基本は人と比較はしない
姉妹弟であってそれぞれの違いは話しても、それで優劣があるなんてことは言わない
前より自分がどう成長したかが大切だと話している
でも世に出れば、人と比較される経験は回避できないので
人より良い結果を出して喜んでいる日も
人より思わしくない結果を出して悲しむ日も
その中で感じたいろんな気持ちを人生の中で大切にしてほしいと思う。
少なくとも自分がいい結果を出せたときに、そうではない結果になった人の気持ちに石を投げるようなことはしないと願っている。
まさに受験シーズンにはいり、
直面している
お子さんたち、
親御さんたちは
今の私たち親子にはまだまだ想像できないような気持ちでいらっしゃるのだと思う。
未熟ながら私が今回のことで学んだことは
子供たちには
形に見える
勝ちとか負けはたくさん経験しても
本人の気持ちがそれにずっと振り回されすぎないことのほうが大事なんだよ、ということ。
その子の心の根っこが
どんな状況になっても
楽しみを感じられる心
他人に寄り添おうとする心
が育って
人生のおしまいに
「ああ、色々あったけど楽しい人生だったなぁ」と
頭によぎれたらいいんじゃないかな、って思ってくれたらと願うばかり。
おまけ
これは長男から長女へ、、、
と思ってたら、自分と次女にも買ってとせがまれた!(笑)
でもこれも長男なりのエール!?