お気に入りの絵本 その95 | さーやの庭

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私の庭にはたくさんの話の花が咲いてまーす!

 

 

ヨシタケシンスケさんの本、子供たちは大好きでよく図書館で借りて読むのだが、
この本は買って手元に置いておきたくなった本だ。
 
主人公のおじいちゃんが亡くなったところからこの話ははじまる。
おじいちゃんが残した1冊のノート。
「このあとどうしちゃおうノート」
そこにはおじいちゃんが死んだあとの世界を想像して書いたもの。
 
クスっと笑えるものやちょっと泣けること
そうだよね、って思うこと、マネしたくなることが書いてある。
 
人間が必ずむきあう「死」とむきあうこと。
もし「死」について悩んでいる人がいるなら、大人も子供も関係なく、
最後まで読んでもらいたい一冊だ。
 
 
こちらは「いじめ」という問題にむきあった1冊。
長女が小学校で借りてきたそうだ。
人間関係、これも人生にはつきない問題。
この本も誰が読んでも胸がぎゅっとあつくなるとおもう。
 
まさに主人公「レッツ」が3歳の時の話。
「キュウリ」といったつもりが親には「キウイ」に伝わっちゃう。
もうそこがおかしくって子供たちはゲラゲラ笑うのだが
まさに長男(もうすぐ3歳)がそのとおりで、
朝食に「キュウリ」と「キウイ」があったので発音してもらったらどっちも「キウイ」みたいだった!
 
またまたヨシタケシンスケさん。
そう、ヨシタケシンスケさんの絵本の魅力は
「哲学」があるからかな。
普遍的なメッセージもあるし、絵本だけど大人も納得するし、子供のころの純粋な気持ちも思い出される。
この絵本も目の前にあるものはほんとうにそれなのか?ということを
おもしろくわかりやすく描かれているのだ。
 
 
トイレをこわがることが増えた子供たち。「なんかいるかも?!」とかいって
お手洗いをすませて走ってでてきてしまうほど。
そんなわけで「トイレは楽しいぞ」というこの絵本。
親がどうのこうの説明するよりも、絵本の力はすごい。
 
「原ゆたかさん&京子さん」ご夫妻の作品もおもしろい。
江戸時代のようなこの物語から、むかしことば、みたいなものも学べるからいいかも。
今って水戸黄門はやってないのかな?
子供のころは、水戸黄門がテレビでやってたりして、自然とむかしことばを覚えていったような気がするのだが。
子供たちは「せっしゃ」とか「ござる」みたいな言葉を楽しんでいた。
 
長男が気にいってる絵本。自分の車が作れたら楽しいだろうなー。
 
前回同じシリーズを借りておもしろかったので。
この話もなかなかシュール!!でも絵がかわいい。
五味太郎さんの絵本は絵画集をみているようでもあって、、
この色使い。誰にも真似できないような色の置き方。
たくさんの説明がいらないし、子供は子供で想像の翼をいくらでも広げて飛んでいける。
 
なつかしい・・・・こまったさん。
私も小学生のときよく読んでたなあ、、、!!
途中のムノくんマークや、歌になっているところなど、楽しめる工夫がたくさんあるのもいい!
とにかく伝記で女性のものがあると気になる長女。
ジャンヌダルクの最後に衝撃を受けていたが、、!
「えええ!オードリーヘップバーンが伝記なの!?」と私の母もびっくりしていたが
私だってびっくり。
でも、オードリーはその妖精のような美しさや映画主演などはもちろんだが、どちらかというとその期間は意外と短くて
その後の子育てしている期間や慈善活動のほうも注目されるべきところだともおもう。
 
「ノーベル賞は12月だよねえ。」
とポロっとこぼした長女。
賞そのものにも興味がわいて、ノーベルの伝記も借りてきた。
 
「最後の晩餐」つながりで2冊ならべて。
 
「差別と区別は違うね。」と長女が最近とても関心のある人種差別問題。
「なぜこういうことになったか?」だけでなく「これからどうするのか?どうしたらいいのか?」
結論をだすというより、話し合うことでみえてくることもあるね。と。
ツツ大司教の本は少し難しいところもあるので私も一緒に読んだのだけど、
なぜ南アフリカでのんびりくらしていた先住民の生活が一変したのか、
私自身「そういうことだったのか!」と驚き、もっと学ぶ必要があると思った。