ヨシタケシンスケさんの本、子供たちは大好きでよく図書館で借りて読むのだが、
この本は買って手元に置いておきたくなった本だ。
主人公のおじいちゃんが亡くなったところからこの話ははじまる。
おじいちゃんが残した1冊のノート。
「このあとどうしちゃおうノート」
そこにはおじいちゃんが死んだあとの世界を想像して書いたもの。
クスっと笑えるものやちょっと泣けること
そうだよね、って思うこと、マネしたくなることが書いてある。
人間が必ずむきあう「死」とむきあうこと。
もし「死」について悩んでいる人がいるなら、大人も子供も関係なく、
最後まで読んでもらいたい一冊だ。
こちらは「いじめ」という問題にむきあった1冊。
長女が小学校で借りてきたそうだ。
人間関係、これも人生にはつきない問題。
この本も誰が読んでも胸がぎゅっとあつくなるとおもう。
まさに主人公「レッツ」が3歳の時の話。
「キュウリ」といったつもりが親には「キウイ」に伝わっちゃう。
もうそこがおかしくって子供たちはゲラゲラ笑うのだが
まさに長男(もうすぐ3歳)がそのとおりで、
朝食に「キュウリ」と「キウイ」があったので発音してもらったらどっちも「キウイ」みたいだった!
江戸時代のようなこの物語から、むかしことば、みたいなものも学べるからいいかも。
今って水戸黄門はやってないのかな?
子供のころは、水戸黄門がテレビでやってたりして、自然とむかしことばを覚えていったような気がするのだが。
子供たちは「せっしゃ」とか「ござる」みたいな言葉を楽しんでいた。
「なぜこういうことになったか?」だけでなく「これからどうするのか?どうしたらいいのか?」
結論をだすというより、話し合うことでみえてくることもあるね。と。
ツツ大司教の本は少し難しいところもあるので私も一緒に読んだのだけど、
なぜ南アフリカでのんびりくらしていた先住民の生活が一変したのか、
私自身「そういうことだったのか!」と驚き、もっと学ぶ必要があると思った。